国道1号に面する浜松卸商団地。
その中心位置にあるのが、
「浜松卸商センター(通称:アルラ)」
貸会議室、貸ホールなどの利用目的とされ、
駐車場も十分に確保されている。
コンクリート打ちっ放しで、
武骨な感じに惹かれるんだなぁ〜
カッチョええよなぁ〜
玄関ホールを覗くと、
ウエハースみたいな天井、
ビシャン斫りで仕上げられた柱など、
こちらもまた惹かれる。
ぐるりと回ってみると、
蔦が這っていたり、
お!
構造とは無関係な装飾があったりと、
なかなか面白い建物に感じる。
団地内は賑やかな印象は受けず、
実際シャッターが閉まっていたり、
空いているところも多く見られ、
寂しげな感じがする。
ハンバーガーショップがあり、
そちらは賑わっていたりするものの、
その近くにあるのが、
「ビジネスホテル ほんまち」
正確には “あった” 。
2020年末で閉館したらしく、
それはここに来るまで知らなかった。
利用することはなかったけど、
その存在自体は知っていたので、
寂しい気はするかな。
目的は別にあったんだけど、
うげ!
日曜日は休みのようで、
玄関ドアは鍵が掛けられている。
ぐむむむむ
よもやよもやだ!
後日。
1週間の活力源にすべく、
てか、
リベンジの意味合いもあっての再訪で、
恐る恐るドアを押してみると動く。
うん!
とりあえず第一関門は突破。
どうせならちょっと探検してみようかと、
1階廊下を覗いてみるも、
以前は飲食店だったんだろうなぁ〜
そう思わせる造りが見受けられる。
静かだなぁ〜
緩いカーブを描く階段で2階へ上ると、
こちらも1階同様に静かなる雰囲気。
あらあらあら
営業しているかは不明だったものの、
どうやら目的の店は営業しているみたい。
食品サンプルを置くショーケースがあり、
ランチも用意されているみたい。
中を覗くとお客さんも居る。
よし、イってみよう!
【喫茶レストラン ボルドー】
店内は左手にL型カウンターがあり、
その奥にクローズドキッチンがある。
テーブルは右手や前方にかけて設置され、
NHKテレビの音が静かな店内に響いている。
ご夫婦で営まれているのかな?
カウンターに落ち着き、
キョロキョロと見回していると、
メニューが提供される。
品数はたくさんあって、
ちょいと圧倒され、
その中でおそらくあるはずの文字を探すと、
あった!
あった!
あった!
お目当てとする文字があったぞ!
しかも店名を冠しているジャマイカ!
ギョーザも気にはなったものの、
ここは単品一発勝負だぜい!
イクぜ、ボルドー!
【ボルドーラーメン】¥640+税
ほよ?
あぁぁぁぁ、こんな感じなんだぁ〜
店名を冠するネーミングだったので、
どんな一杯かと思っていたんだけど、
餡掛け、五目のようなラーメンで、
具材には白菜、もやし、玉ねぎ、ニンジン、
豚肉、うずらの玉子なんかが使われていて、
とろ〜んとしたトロミがかっている。
スープはゴマ油が香ってのコク深さがあり、
ほんのりと甘みがあり醤油柔らか。
合わせるは加水高めの中細縮れ麺で、
ぷりっとした弾力、
もにっとした歯応えがあり、
甘みあるスープを持ち上げてきて、
ある程度で餡が絡みだしてくる。
うわ!
餡はアツアツ!
とろんとした餡が具材に絡んでるぅ〜
これを麺と一緒に口に運ぶ。
はふはふ、
もぐもぐ、
はむはむ。
意外にボリューミーで、
腹には溜まりそうだわね。
中盤に変化は欲しくなってきて、
一緒に提供された白コショウをパパパ。
香りと共にピリッと引き締まり、
入れた方がイイよな感じ。
はふはふ、
もぐもぐ、
はむはむ。
あぁ、ゴマ油が使われてはいるけど、
ちょいとラー油足しでも良かったかも。
気付くのが遅くて使わずじまいだったけど。
ま、とかなんとかで完食。
うん、楽しめたぞん。
席を離れてレジにて現金払いは、
¥640に消費税10%なんだけど、
端数は切ってくれての¥700。
ありがとうございました。
ラーメン専門店ではないので、
色々と感じるものもあるけれど、
食べ物からコーヒー、ソフトドリンク、
酒類まで揃っている豊富なメニュー群で、
何を食べようか迷うほど選択肢は多く、
この辺りでは重宝するやもしれない存在感。
頭の隅に置いておこう。
(・∀・)