年内営業最終日を狙って本店に向かうも、
こりゃま、案の定の駐車場待ち。
両店狙いではあったので、
支店にGOOOOOOOOOOOッ!
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【麺屋 さすけ 支店】
入れ違いでなんとか駐車場に滑り込ませ、
雨の中での外待ちをしばししばし。
順番が来ての入店で券売機を眺めると、
限定やセアニボも残ってたりはするものの、
リニューアル後に基本的な一杯がまだで、
そいつを食べてみたくあるじゃんね。
ポチリ。
【あら炊き塩そば】¥850
トッピングは別皿にされての提供。
ラーメンは白き丼に淡い茶系スープ、
そこに折り畳まれた自家製麺、
粗めにおろされた赤玉ねぎ、
そして三つ葉と、
色合い的には和の一品という感じで、
上品ささえ感じる。
丼からは鯛の香りが上がってきて、
この時点でワクワク度が高まっちゃうな。
まずはスープをひと口。
うん?
ひと口目は魚感が強めに感じられる。
豚清湯に真鯛を落とした出汁、
鯛魚醤、鯛煮干、天然塩による塩ダレ、
これらを合わせたものだそうで、
甘みのある鯛の風味が活きていて、
でもぼんやりしたものでなく、
塩によって輪郭が引き締められている感じ。
しょっぱくはない。
香りは強めで、
ふた口み口とレンゲを重ねても、
旨みは主張したままで、
口の中は鯛でじんわりと満たされていく。
合わせるは自家製の中細麺。
ぷつぷつと粒が見えるもので、
しなやかなる麺線。
柔らかめではあるけど、
スープとの馴染みは良く、
啜り上げも良く、
ひと口目から鯛の旨みを楽しめる。
これ、イイな。
鯛ッ!鯛ッ!鯛ッ!
赤玉ねぎをひと摘まみしてみると、
にげぇ〜
これ、苦いわ!
単体では苦いんだけど、
スープに散らすと気にならないし、
ある意味鯛を引き立たせる役目なんだろか?
別皿はチャーシュー2種、メンマ、白ネギ、
糸唐辛子、三つ葉が盛られていて、
白ネギを入れてみるも、
合うっちゃあ合うんだけど、
風味や食感的にも邪魔しがちではあるので、
無けにゃあ無いでもイケそうだなぁ〜
ブロック状に切られたのは鶏胸肉。
低温調理されたもので、
これがまた柔らかくて、
噛むとしっとり質感でジューシー。
バジルあたりのハーブがふっと香るけど、
香らせ過ぎちゃうとイヤミになる中、
微かに効かせるとこがニクイ。
これもまたイイなぁ〜
巻きバラチャーシューもあって、
これはそのまま口にすると、
ヌメリがあって舌触りが宜しくない。
スープに浸すとそれは落ち、
熱が加わり肉質が柔らかくなるので、
麺をある程度楽しんだ後半の投入が良さげ。
ま、欲を言えば、
鯛を前面に謳う一杯だし、
魚を前面に出した店だし、
肉チャーシューではなくて、
違うトッピングの方向性もアリかとは思う。
ま、ま、ま、
ともあれの食べ進みで、
最後まで鯛を感じさせたまま、
舌への蓄積は失速せずにキープ。
完スペにてのフィニッシュ。
その香りによっては、
魚嫌いの方によっては、
もしかしたら苦手と感じるやもだけど、
僕的には問題ないのだ。イイのだ。
たかしクンに伝えて帰ろう。
「おいしかつたです。(棒読み)」
(๑╹ω╹๑ )