食べる為には頑張らにゃ!
日曜はちょい早10時の開店だけど、
その前に整理券が販売されるので、
入手すべく頑張らにゃ!なのなの。
【ガチ麺道場(がちそばどうじょう)】
といっても朝一じゃなく、
程々の頑張りでの到着は9時半前。
駐車場は目の前の砂利敷きエリアで、
赤いコーンが置いてあるとこだけOK。
近所迷惑アカン!なのですよ。
整理券システムにしてからは、
一時のカオス状態とはうってかわって静か。
コンポジット制で1人2杯を上限として、
¥1,000/1杯を預けて整理券と引き換え。
番号順に呼ばれるので、
指定時間内に声が聞こえる玄関付近で待機。
声が聞こえなかったの言い訳はナシよ。
普通に聞こえる声で呼んでるからね。
入店時には返金されるけど、
整理券は失くしたら返金されないので、
大事に保管しなきゃなのなの。
恐る恐る戸を開けると店主が発券対応ちう。
「当店のシステムはご存知ですか?」
「・・・いや、初めてで分かんないス。」
「券は1、2・・・4枚で良かったです?」
「すみません、1杯だけで勘弁してください。」
お互いがニヤけつつのやり取り。
楽しい。(*^ω^*)
整理券を受け取って番号を確認。
この日は3人体制なので、
12時前に順番で呼ばれる見通し。
券を入手しなきゃ後予定立たずだったんで、
ここから先はノープラン。
さてさてさて、どうしっか?と思うも、
他へ行くより待って過ごそうかと考え、
ちょいと歩いてのコメダへ。
一旦はテーブル席に落ち着くも、
カウンターが空いたので、
移動を申し出て立ち上がる。
「引っ越しかい?」
見知らぬおばあちゃんの笑顔での声掛け。
嬉しい。(*^ω^*)
気になってたシロノワールをミニで、
たっぷりコーヒーと共に頼む。
食べ方分からずで格闘しつつの時を過ごし、
頃合いを見計らって戻る。
マナちゃんに順番を呼ばれての入店。
定番化しつつある一杯にしようかと思うも、
たまには違う一杯にし・・・、
てか、奇跡的に限定が残ってるじゃん!
こりゃ、食べずしてどうする?ってこんで、
迷わず行けよ行けば分かるさでポチリ。
【2019〈ざる中華 夏の陣〉】¥1,500
その名のとおり、
麺はざるに盛られての提供。
で、
つけ汁はマグカップに入れられ、
ミスマッチ感がある意味斬新だわ。
トッピングは別皿に幅統一で並べられ、
手前にはとろろとトマトの香油。
香油は赤じゃないのが不思議な感覚で、
つけ汁用に、
とろろと共にゴハン用にと使うんだとか。
で、麺はいつものキレイな折り畳みでなく、
ふんわりと盛られている。
これは水が切れやすいようにかしら?
て、よく見ると、
平打ちと細2種類の合い盛り!
これはなかなか楽しめそう。
まずは麺をそのまま口にしてみる。
ざるに乗せられてはいるけど、
艶やかで瑞々しさがあって、
そのままでもスルッと入ってきちゃう。
面白いな。
平打ちは滑らかな麺肌が舌をくすぐり、
細はグッと歯応え強めで、
食感的な違いが楽しく、
噛み締めると甘みが現れてくる。
小麦がなんちゃら、
もち大麦がなんちゃらって、
語りたくなるんだけど、
知ったかするほど深く分かんないからパス。
ま、ただ直感で旨いとは分かる。
そんなもんス。
ただのラーメン好きなだけなんで。
つけ汁、
ってか、
おつゆは醤油がキリッと効いたもので、
そのインパクト後、
甘みだったり旨みがじわりと膨らんでくる。
ざるうどん、ざるそば的な感覚でズズッ!
あっちかな?こっちかな?
好みを探りつつズズッ!ズズッ!
滑り込むように飛び込んできて、
喉奥をくすぐるように消えていく。
うんうんうん。
あおさを乗っけてみる。
ズズッ!ズズッ!
ほ!
磯の香りが加わって変化。
こりゃ、イイな!
こっちに乗っけて、
あっちに乗っけて、
これまた交互に楽しむ。
トマトの香油を舐めてみると、
想像してた酸味は無く、
言われなきゃトマトと分かんない。
や、言われても分かんない僕。(@_@)
とろろと一緒におつゆに投入し、
またまたズズッ!ズズッ!ズズッ!
とろろのトロミで円やかさが増し、
これまたの変化が面白いな。
ミニ飯も付いていて、
ひき肉、削り節、青ネギ、海苔を乗せる。
ひき肉はピリ辛で、
それだけで引っ張るかと思いきや、
削り節が旨みを加える効果を生んでいて、
これ、イイな。
おつゆを注いでのラストスパート。
モチのロンでこうなっちゃうよね。
楽しめたわ、うん。
「この前の会の運営は、
問題なかったでしょうか?」
ゔ!
当ブログを読んでくれる店主が発す、
意味深な言葉にすぐさま思いだすあの記事。
⇨ https://tadanoramenzukiblog.com/20190118miyahiro/
もちろん運営的問題はごさいませんでした。
いや、あろうはずがなかった。
ミシュラン東海版2019において、
ひとつ星を獲得したことでのお祝いの会が、
7月初めに行なわれたんだけど、
盛大な会となったんだな。
話を頂いた時おこがましさやなんちゃらで、
一旦は返事を留保したんだけど、
強い気持ちを頂いて参加を決意。
せっかくだから盛り上げたくはあったけど、
その必要性は無いほどに準備されてて、
そこに参加したメンバーにしても、
え?!と驚くべき面々で、
ラーメン店主は有名店ばかりで、
愛知は豊橋蒲郡の東三河地区、
名古屋春日井半田などからだったり、
静岡は浜松焼津牧之原などからだったり、
三重は桑名四日市津などからだったり、
遠方でも自店の営業を調整したりで参加。
他には業者関連やもちろんファンも居て、
そうそうたる顔ぶれが揃い、
ガチ麺道場・上野店主の人柄が伺えた。
挨拶から始まり、
乾杯後は呑んだり食べたり、
シールをもらったり、
終わらせたものを再利用するより、
迷わずカブく方が粋じゃないかと思ったり、
若き店主を温かく温かく囲み、
脅し・・・励ましたり、
話をしたことある店主さんを通じて、
初めて話をさせてもらう店主も居たり、
お祝いするのはもちろん、
交流会的なニュアンスもあったり、
お祝いのケーキが贈られたり、
それを女将さんと入刀したり、
お祝いの品が贈られたり、
花束を贈られたり、
ジェイソンに襲われたり、
ラーメンを目的とするのではなく、
交流する為の手段とするよな人だったりが、
おいそれと参加出来る会じゃなかったし、
イミフな余興も無かったし、
それはそれは盛大な会で、
2時間半ほどの時はあっちゅう間だった。
2次会は店主らとファンは一旦分かれ、
3次会で合流して・・・
あたしゃベロベロKO。(@_@)
とにかくスゴイ会だった。
そんな会にお誘いいただいて、
光栄であると共に、
改めて、
今まで通り、
真摯に作られたラーメンに対し、
ガチに向き合い、
上辺だけのキレイゴトな言葉でなく、
出来るだけ素直な感想を綴りたい。
そう思ったのでありました。
\\\\٩( 'ω' )و //// ダァァァアア!
店主の投稿があった。
いずれ、みたいな噂は聞いていたし、
それは近いものでなく、
いつか、遠い将来の話だと思ってた。
ラーメン本で1位になったし、
ミシュランガイドひとつ星を獲得したし、
それらはあくまで通過点に過ぎず、
これを機に新たな客層も得て、
秋のメニュー改変も謳ってたし、
まだまだこれからの、
次なる展開にワクワクしてた。
おそらくおそらく次の展開はあると思う。
あると思うんだけど、
まだその真相は分からなく、
今、この時点ではモヤモヤしてしてる。
冗談だと言ってくれないかな。
冗談だと言ってくれないかな、ガチで。
ガチ麺道場、9月2日(月)閉店。