ＪＲ蒲郡駅には行ったことはあったけど、
地下街があることは知らなくて、
てか、気付いてなくて、
で、そこは飲食街になってるって、
そこでラーメンが食べられるって、
初めて知った時の衝撃。

以来、何度となく足を運んじゃってる。

なんだかさ、
そこを自分は知っているという優越感、
そして秘密基地に行くよな楽しさだったり、
なんか感じてワクワクしちゃうんだな。

【中華料理 仁仙（じんせん）】

店内は幅広、奥行き狭い空間で、
厨房を囲むＬ型カウンター１０席、
小上がり２人×２脚がある。
でも小上がりは幅狭で落ち着かなさそう。

以前訊いて教えてもらった営業時間は、
木曜定休で、
１１：３０〜２０：３０の通し営業。
通しはありがたくはあるよね。

ちなみに駐車場は、
駅北ロータリー内にあって３０分無料、
以降３０分毎に￥100の設定。

メニューはこちら。

札に書かれた文字はかすれが目立ち、
年季を感じさせる。
公衆電話もなかなか見かけなくなったよね。

中華そば、
チャーシューメン、
もやしラーメン＆レバ丼、
なんてのを食べてきましたが、
あ、あとちょいちょい餃子もね。

今回は違うものをイってみよっかな。

【餃子】￥350

まず提供されたのは餃子。

平皿に１０個が並べられていて、
柔らかそうで、
ややへたっている。

焼き面はしっとりした硬さで、
噛み切るというよりむしり切るよな感覚。
ほふほふと熱くて、
程良いニンニクにキャベツの甘さが広がる。
割と甘いんだわ。

下味は十分でそのままイケちゃうんけど、
ラー油と醤油で引き締めた方が、
甘みとの対比がより際立ってイイ。

【五目そば】￥550

おほ？

次いで提供された五目そば。
想像してたものと違うぞ！

トロミがついた、
餡がかったものを想像していただけに、
そうでないことにオドロキ。

キャベツ、ニンジン、ピーマン、
なると、キクラゲ、ゆで玉子、
チャーシューが乗って見える。

不思議さに頭が付いていけない状態ながら、
スープをひと口。

餡がかかってないので、
当然ながらにサラッとしている。
ガラ系清湯に塩だけを使い、
薄く味付けした感じで、
野菜の甘みは僅かに、
淡くもシャープな仕上がり。
もうちょいと広がりが欲しいな。

後で醤油をひと差ししたらだいぶ違った。

合わせるは細麺。

ちょいと柔らかめではあるけど、
バランス的にはイイのかな。
野菜との絡ませつつの食べ進め。
ピーマンだけは、
その苦みが目立つ存在ではあったけど、
好き嫌いなく食べる僕としては問題無し。

食べ歩きしつつも、
あれが食べれない、
これが食べれないという好き嫌いだったり、
食べず嫌いするような方が居たりするけど、
なんでも食べたらイイのにと思ったりする。

そういうのに限ってラーメン愛などと、
訳の分からない戯言を抜かしたりする。

チャーシューは醤油がしっかり染みたもの。
この一杯にあっては、
一番強い味付けにすら感じる。

なんだーかんだーで、
餃子も残さず食べての完食。

五目の想像とは違ったけど、
ま、これはこれで楽しめたで良かったわ。

さ、さ、さ、階段を上って、
秘密基地から現世界へ戻り、
３０分超えで￥100を払っての出発。

なんだかまた来たくなる店なんだな。だな。