突然聞こえてきたそのニュースは衝撃。
年末に近づくにつれ、
閉店情報が続けざまに目に入ってきて、
え?そこも?あそこも?てな具合だったけど、
年末ギリのタイミングでの情報にオドロキ。
何度か再訪しようかとは思ったけど、
以前食べた一杯におののきて何度かスルー。
でも、、もう一度食べておきたいなぁ〜
浜松駅から南へ向かう中田島街道沿い、
白羽町交差点近くのテナントビルの一角。
【東平(とんぺい)】
店内は右に厨房囲みのL型カウンターがあり、
組み合わせ可能なテーブルも並べられている。
やはり情報は間違ってなく、
そのお知らせが掲示されています。
「終わっちゃうんですね。」
話の展開を求めて、
店主に頑張って話しかけてみるも、
「・・・はい。」と、
素っ気なくひと言。
メニューは正面奥の壁にあるのみ。
やっぱりあの一杯をイクしかないら。
【タンタンメン】¥800
でろんでろんと赤茶けた餡の海に、
無造作に置かれたホウレン草の緑が目を惹く。
ふわっと立ち上がるゴマ油の香りがそそるわ。
餡が届いていないとこからスープをひと口。
身構えてはいたものの、
いきなり気管支手前で軽く咽せる。
辛さは初訪時より強い印象はなく、
ふた口み口とレンゲを重ねてもイケる。
痛覚が少しは鍛えられて慣れたのか、
それとも若干抑えめになったのか、
辛いことは辛いけど、
なんとか大丈夫レベル。
この後に餡が絡んできたら、
どうなるものか危ぶむなかれ。
・・・とはいかないかも。
麺を引き出してみる。
軽い縮れを見せる中細麺には、
もやし、ひき肉を含む餡がよく絡む。
気管支直撃を避けるべく、
いきなり啜らずにそっと様子見で口に運ぶ。
あ!
やっぱ辛いぃぃぃいいッ!
あ、でもこれならなんとかイケる。
痛みで悶絶するほどではなく、
耐性が付いたんだろか?
なんとかイケる。
軽い酸味に強い辛み、
そしてそれを強調させる餡の存在はデカく、
舌を辛さでヒーハー、
熱さでハフハフと刺激する。
ホウレン草は食感的に変化を付けるけど、
辛さには叶わずで箸休めにはならず。
ハフハフヒーハー。
寒かった体が温まり始め、
じわじわと滲み始めた汗の量も増えていき、
後半は汗との格闘も始まりつつの食べ進め。
で、完食。
汗ダクダク。
でも、また食べられて良かったわ。
これを食べられるのは残りわずか。
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2018年12月29日(土)閉店。