静岡県中部地区を発信とするイベントで、
今回は16店舗が参加。
テーマ「NEXT」をイメージした限定麺が、
5月6月の2ヶ月間、
各店1ヶ月間提供されます。
前半組コラボ麺終了店舗では、
デフォでもスタンプは押してもらえるので、
まだまだ諦めずにフルコンプを目指して、
食べ歩いてみてください。
スタンプラリーは限定麺を対象にしますが、
売り切れなどの場合はレギュラーもアリ。
フルコンプリートをした方には、
後日プレゼントがあるので、
その旨を店に伝え、
確実な連絡先を登録用紙に記入願います。
但し、プレゼントは1人1回限りで、
連絡が取れなかったり、
受け取りに来なかった場合は無効となります。
プレゼントの用意が出来たら、
店から連絡しますが、
連絡不備などは各自各店へ問合せください。
『中部迷店コラボ』には思い入れ深く、
普段とは違う創作的な一杯を、
スープ別取りで取り組んでくれていて、
・・・なんだけど、
夜はスタッフKATZによる限定を用意。
ひと店舗で2種類のコラボ麺を提供ちう!
さてさてこの日は昼営業開始前の訪問。
既に行列が出来ていて先頭はランボルさん。
以前787ポールが日の出前で、
今回も?と訊くと6時で朝ラーも食べたとか。
やるな。
あ、そうそう、
朝、昼、夜それぞれの時間帯で食べると、
ハットトリックで何かイイコトがあるみたい。
暖簾が掛かりての入店も、
席には座れずの中待ちしばし。
新たに用意された限定ボタンをポチリ。
もひとつおまけにポチリ。
くぼっちのお言葉を胸にひとり。
さてさてさて、
店主が食べ手に問う問題作。
どんな感じなんでしょか?
まず目に飛び込んでくるのはクレソン。
大胆な使い方で迫力があります。
その下には、
和牛のコンフィ、牛すじ赤ワイン煮込み、
マッシュポテト、スライス玉ねぎ、
透明感のあるスープに浮かぶはオレンジの玉。
試作時の写真を見ると、
ラーメンスープというよりポトフみたいで、
いったいどんなスープなのか?興味津々。
ラーメン?
素材を見ると洋食のよな印象だわね。
ではではひと口。
淡い感じのファーストタッチ。
ガツン!と分かりやすいものではなく、
じわじわじわじわと“らしさ”が現れてきて、
牛を謳う割にはやや物足りない感じはする。
合わせるは低加水細麺。
しなやかでコシのあるエロティックなもので、
バランス的にはやはりスープが弱い気はする。
でもね、食べ進んでいくうちに変化。
赤ワイン煮込みが溶け入ってくると、
旨みが重なってきて牛牛牛と主張し始める。
なるほどなるほど。
マッシュポテトを軽くひと摘まみ。
この一杯にあっては存在感は薄。
こちらも自然と溶け入ってきて、
スープのコクが増していく。
なるほどなるほど。
元のスープに旨みが重なっていき、
段々と狙いの方向に構築していく、
過程を楽しむ一杯であるよな感覚が生まれる。
なるほどなるほど。
牛すじの赤ワイン煮込みは、
柔らかい中にコリッとした食感があり、
これ好きだなぁ〜
和牛のコンフィはしっとりとしていて、
ギュッと繊維質な肉質感を楽しめる。
旨みがじわじわじわと口の中に広がるんだな。
クレソンは早めにスープに浸しておいて、
茎を柔らかめにする。
苦みが口の中をリフレッシュさせてくれる。
イイな。
ローストビーフを中心に、
スライス玉ねぎ、青ネギ、糸唐辛子を配し、
丼フチにホースラディッシュを添える。
酸味のあるオニオンソースが掛けられていて、
そりゃま、間違いないわな。
ホースラディッシュ(西洋ワサビ)の辛みが、
これまた合うのよ。
はい、完スペ。
最初は大人しく穏やかに、
徐々に旨みが重なっていく、
多重奏なボレロという感じ。
・・・になっていくとイイなぁ〜
店主には訊かれたので感想は伝えたけど、
スープの元気が弱い印象で、
和牛コンフィもちょっと浮いた存在だった。
でもこの後、粒マスタードを添えたそうで、
まだまだ改良を重ねていくみたい。