「ん? いや、白湯だけ。」
「清湯まだ少し残ってるよ。」
「え? ・・・マヂ?」
客足がひと段落して、
僅かな休憩を取るさすけ店主が教えてくれる。
店内に戻り訊いてみると、
僅かながら残っている様子。
多めには用意されていたこともあり、
希望者には提供されてるみたい。
お願いします。
ちょうど昼時とも重なり、
イベントを知らない方々の来店もあって、
ゴール間近のラストスパート。
でもグロッキー間近でもある両店主。
レンズを向けてみるも、
虚ろな目のポージング。
「頼むぅ〜寝かせてくれぇ〜」
さすけ店主が切なくも笑いを取ろうとする。
マヂリアルな2人。 ( ̄◇ ̄😉
【元祖(清湯醤油)】¥1,000
白湯がおえかきなら、
清湯はさすけをイメージする表情で、
黒々とした清湯スープは、
「掛川ブラック」を彷彿とさせるもの。
大判の海苔の下には、
遠州黒豚の部位を楽しめるチャーシュー、
白湯とは違う色のメンマ、
そしてネギ、三つ葉を配置。
スープをひと口。
あ、うまッ!
鰆と遠州黒豚を使ったという清湯。
それだけでなく、
鰆を下支えする為にマグロ本枯節も使用。
厚みを増したしっかりとしたスープに、
深みのある醤油を合わせ、
仄かな酸味漂うコクを生み出しています。
合わせるは超多加水平打ち麺。
「春よ恋」と焙煎ふすまを使用したそうで、
これは「進化」と同じ。
但し、手揉みにしたことで、
全く違った麺に思える。
ビロビロのプリッと口の中で暴れるんだわ。
醤油をしっかりと馴染ませ一体感良く、
これ、好きだなぁ〜
チャーシューは遠州黒豚を使用で、
いろんな部位を楽しめるというもの。
薄切りスライスで肉質感の違いが面白い。
メンマは細切りで、
白湯とは変えてこちらは醤油味みたい。
はい、完スペフィニッシュ。
12:30
当日確定分も含めて
「元祖」109食、
「進化」113食での完売。
イベントだからといって、
その企画自体だけで満足する向きもあるが、
僕的にはやはり味で満足したいなぁ~
今回は採算度外視な食材を使ったり、
あ、採算度外視だからと言っても、
美味くなければ本末転倒だけど、
2種類にそれぞれ両店らしさを感じ、
両方ともまた食べたいレベルでの仕上がり。
うん、ダメ元での訪問だったけど、
イレギュラー的に、
奇跡的に食べれることが出来て嬉しかった。
食べれて良かったわ。
イベントを終了したので、
最後に記念撮影。
・・・テンションが異常だぞ、オイ!
「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・」
「あしたのジョー」かよッ!