気になる店がある。
静岡市に気になる店がある。
駿河区に気になる店がある。
用宗港に気になる店がある。
ヌードルキッチンテラコスタに行った際、
同じ用宗港周辺には複合施設があって、
近くの温泉施設には食堂があって、
そこでラーメンも食べられるんたけど、
ま、でも食指が動くものではなく、
みなと横丁も調べたんだけど、
そちらでは見当たらず、だったんだけど、
え?
え?
え?
ラーメンが食べられるの?
ラーメンを提供するようになったの?
テレビで紹介された店は、
専門店ではないようだけど、
ラーメンが食べられるみたいで、
でも、専門店ではないゆえに、
朝ラーのみの提供なんだとか。
超ハードル高ぇぇぇぇッ!
僕にとっては超ハードル高ぇぇぇぇッ!
7〜9時って超ハードル高ぇぇぇぇッ!
でもね、
でもね、
でもね、
気になっちゃったの。
そうなの。
なかなかスイッチが入らなかったんだけど、
もうね、その気にならないと、
もうね、使命と思い込まないと、
もう寝坊しちゃうに決まってるので、
目覚まし時計をセット!
いざ、向かうべさ!
高速移動の術を使い、
なんとか到着するは、
2つある駐車場のひとつ。
【用宗みなと横丁駐車場】
住宅街の中にあって、
この日は平日ということもあって静か。
日曜日のみ使える駐車場もあるようだけど、
この日は平日ということもあって静か。
休日と違って時間がゆったりとしてる感じ。
平日に朝ラーを食べに行くなんて、
なんだかね、その背徳感がタマラナイ。
てなことで、
ゆったり感を噛み締めつつの訪問。
【みなと横丁】
テナントがいくつか入っていて、
開店準備をしていない店もあれば、
開店準備を始めている店もあれば、
開店している店もある。
奥へ入っていった右側。
そう、そこが目的地。
【colombe オムライス SHIGENO】
営業時間を示す黒板もあって、
おっと!
ラストオーダーの時間もあったんだ!
ヤバいヤバいヤバい💦
ゆったり感を噛み締め過ぎて、
危うく食べ損ねるところだったぜぃ!
ドアのガラスから中が見えるけど、
店内は狭そうだね。
満席でもって、
順番表に名前を記しての外待ちタイム。
食券を買うように案内されたので入店し、
すぐ左にある券売機前へ。
この日の限定は焼き鯖らしいけど、
ハツホーだしね、
基本的なものを食べたいんだな。
柚子京七味が付くものもあるけど、
ハツホーだしね、
基本的なものを食べたいんだな。
あー、えっと、
その値段のものを買うのね。
って、PayPayが使えるようなので、
スタッフに金額を申告しての承認。
チリン!PayPay!
暫くの外待ち。
建物内には街灯があるなど、
オサレ感を演出していて、
その奥には写真がある。
これは昔の写真だね。
ここの昔の写真だね。
あ、そういうことか!
写真の看板は活かされているんだ!
枠が錆びているんだけど、
横から縦に並び替えて飾られている。
そういうとこ好きだぞ。
順番が来るまでふらふらしてると、
先客が退店したので促されての再入店。
店内はラヲタの心理をくすぐる香りがして、
席に着く前から気持ちが高まっちゃう。
カウンター6席で狭いんだけど、
温かい雰囲気にゆったりリラックス出来る。
店主夫妻になるのかな?
僕以外の他客は常連、馴染み客のようで、
店主夫妻と親しげに話をしているけど、
そこにイヤらしき顕示欲旺盛さはなく、
自然な会話なのでイヤミに感じず、
むしろそれすらもBGMって感じで、
あ、ビートルズがBGMに流れてたけど、
ゆったり感を楽しめる。
僕はゆっくりひとりでスマホいぢり。
て
電波悪いなぁ〜
サクサクとは動かずなので、
まぁ、それすらも受け入れることとしよう。
「柚子京七味じゃなくて大丈夫ですか?」
おもむろに店主が話し掛けてくる。
「あ、はい、大丈夫です。」
親切に聞いてくれる。
その前に奥さんからもされていたので、
その確認をしっかりする姿勢はイイな。
ゆったりタイムはそのまま続き、
ゆったり調理時間も掛かり、
逆に気になり始めた頃の提供。
【焙煎煮干そば(醤油)】¥1,190
ちょっとぉ〜
もう何よぉ〜
ラーメン専門店ではないじゃんね?
オムライス専門店じゃなかったっけ?
ビジュアルがめちゃイイんですけどぉ〜💦
おらワクワクすっぞ!なんですけどぉ〜💦
映え=味の良さでは必ずしもそうでなくも、
五感のひとつ、視覚からの入りは良く、
店内の香りから嗅覚の入りも良かったので、
そりゃ、期待値は上がるにキマッテル!!
ファーストインパクトで気分上々↑↑
Hey DJ カマセ イェーイェーイェーですよ!
白き丼と相反する濃い茶濁のスープには、
妖しくシルバーの浮遊物が浮かび、
そこには丁寧に折り畳まれ麺線揃う細麺、
それらを最大限魅せるように、
チャーシュー、ホウレン草、刻み玉ねぎ、
笹切りの青ネギ、姫三つ葉、海苔、
多分きっとおそらくスダチ?
まぁ、カンキツね、大きく捉えてカンキツ、
それらトッピングは片側寄せされている。
もう明確だよね。
魅せ方もさることながら、
麺を中央に集めていて、
スープだけのエリアを作っている。
最初に口にするのはトッピングじゃないよ、
麺でもないよ、
まずはスープをひと口だよ、
まずはスープをひと口飲んでよ、って、
そういう意図をもっての配置。
・・・のような気もする。
知らんけど。
(。-∀-)
ま、ま、ま、
それはそれとて、
見た目は良き良きとしても、
味はどうなんだろう?
それが一番大事。
負けないこと投げ出さないこと・・・って、
大事マンブラザーズバンドが歌ってた。
かわいいレンゲを手に、
香味油の層は厚めなので、
ちゃぷちゃぷしてひと口。
おほッ!
煮干の苦みが結構出てるね。
及川光博の元嫁・・・
檀れい・・・
あ!
淡麗味わい型ではなくて、
苦みエグミまで旨みと捉えるような旨みで、
醤油はエンミぐいぐいタイプではなく、
甘みを持たせた丸みあるそれって感じで、
コク深くてイイのよ。
味が選択出来るならば塩味にする方が多く、
煮干の旨みがより楽しめると思っていて、
こちらも提供がある場合もあるようだけど、
醤油もイイねぇ〜
醤油でも煮干らしさがしっかり感じられる。
煮干をメインで提供する店もあるけど、
それらと比べても遜色ないというか、
むしろこちらの方が上のように思えるなぁ〜
だって惹きが強いもん。
え?
え?
え?
ラーメン専門店ではないじゃんね?
オムライス専門店じゃなかったっけ?
さて、麺をイってみよう。
キレイな麺線を乱すのは忍びないけど、
箸で引っ張り出してみると、
お!
表面に白さは残っているけど、
裏面は黒くスープに染まっているぞ。
しっかりと色が変わっていて、
染み込み具合を確認出来る。
ま、ま、ま、
それはそれとて引き出しにくいなぁ〜
低加水細麺が使われていて、
丁寧に折り畳まれていて、
麺線が揃えられているんだけど、
ダマのように絡まっちゃってて、
ほぐれにくくて引っ張り上げにくい。
スープに泳がせるような麺線揃えではなく、
折り畳んで折り畳んでの様な揃えなので、
引き出しにくくほぐせにくく食べにくい。
麺自体はスープをよく馴染ませているので、
一体感良く煮干感も楽しませてくれ、
ぱつぱつの食感もイイだけに惜しいよなぁ〜
うん、そう思っちゃう。
刻み玉ねぎは食感的に、
笹切りされた青ネギ、姫三つ葉は香りで、
海苔も磯の香りで変化付けしたりで、
食べていて飽きさせない工夫があって、
ホウレン草は箸休め的かなぁ〜
チャーシューは低温調理されたもので、
でも生々しき感はなく、
ちゃんと熱は加えられているようで、
血生臭みも生肉感も、
ましてや酸化臭も一切感じさせず、
肉の旨みをしっかりと感じさせてくれる。
このチャーシュー旨いなぁ〜
え?
え?
え?
ラーメン専門店ではないじゃんね?
オムライス専門店じゃなかったっけ?
カンキツは輪切りされたもので、
これは搾りやすい。
∞搾りでぐぎぎぎぎぎ!
程良き酸味が合うのです。
酸味で煮干を殺すことなく、
程良き酸味が合うのです。
はい、てなことで、
はい、よろこんで、
トントントンツーツーツートントントン、
楽しんで楽しんで楽しんでの食べ進みで、
スープは残したくなく、
ゆっくりと丼を傾けての飲み干し、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
うん、旨かった。
「ごちそうさまでした。」
立ち上がって声を掛けると、
「ありがとうございました。」
「またのお越しをお待ちしております。」
丁寧に返される。
うん、ラーメン専門店ではないし、
提供されるのは朝ラー時間だけだし、
ちょっと、というか、
超超ハードル高ぇぇぇぇッ!んだけど、
その味はもちろん、
その接客スタイルもバツグンで、
「またのお越しをお待ちしております。」
そんなことを言われたけど、
そうそう来れねぇよ!とも思ったけど、
その満足度は高く、
また来てみたいと思わせた。
うん、そう、そうなのよ、
また来てみたいのよ。
オムライスも食べてみたいし、
ともかくまたスイッチを入れて、
頑張って足を延ばしてみようかな?
( ̄▽ ̄)b グッジョブ