え゛
開館を前にシャッター待ちしていると、
見知った顔が横にある。
見知った人が横に居る。
いや、あの、その、
会いたかった人が横に居て笑ってる。
「でへへ」
人間、思いがけないことが起きると、
一瞬時間が止まって思考停止。
その事実を把握しようと頭フル回転で、
即座に対応が出来ないのは無理もない。
驚かされちゃって、
上手い対応が思い浮かばず、
パシン!
「痛てッ!」
肩を叩いちゃった。
現「六角家1994+」店主(らしい)で、
休業中「蔵前家」の店主でもある袴田さん。
早くからの仕込みを終えて、
開館前にコンビニに行ってきたらしく、
背中でアピール、
Tシャツのバックプリントが目に入り、
怪しい奴らがいる!
発見されたのだろう。
店内サプライズは見事に失敗。
逆サプライズにヤラれましたわ。
せっかくなのでお願いしてパシャリと。
笑顔がイイですな。
スタッフが育ってきていて、
任せられることも多くなってきたらしくも、
やはり主たるは袴田店主ありきで、
話ぶりから余裕は出てきたように感じる。
暫し話をさせていただき、
あーだこーだ、
あれやこれや、
え?
そういうことってあるの?
静岡豚骨ラーメン事情もちょいと聞け、
館内へと消えていきましてぇの、
もうちょいの開館待ち。シャッター待ち。
【新横浜ラーメン博物館】
ベビメタ横アリの際に、
外観だけは見に来たけど、
ラーメン目的では2回目のラー博ですよ。
やっと来れましたよ、やっと。
台風10号の影響による断念から1ヶ月半。
やっと来れましたよ、やっと。
15分程前にざわざわと動きがあって、
入場がスタート。
当日券を求める列が少しずつ動き出し、
料金表も見え始めてきた。
当日券¥450か。
あああああ
年間フリーパスはちょい高の¥500か。
¥50しか違わないのかぁ〜
また来る予定はないけど、
また来る可能性は無きにしも非ずだな。
もしかしてだけど、
もしかしてだけど、
それってオイラを誘ってるんじゃないの?
そういうことだろ?
「年パスください。」
窓口で思わず口にした言葉。
デジタルパスはその場で登録しなきゃで、
入力やら確認メールやらメンドくて、
止めそうになったけど、
スタッフが根気よく丁寧に教えてくれ、
なんとかかんとか年間デジタルパスを取得。
なんとかかんとか列に着き、
開館時間となっての入場開始。
昭和の夕焼け広がる世界感がステキね。
2024年4月8日オープンの・・・
ある意味新店。
【横浜ラーメン 六角家 1994+】
まだ短い列に着くと、
またしても袴田店主登場。
いやいやいや、
絶好のシャッターチャンスじゃん!
「看板をバックに撮らせください!」
パシャリ。
( ;´Д`) ダハァァァァ
慌てふためいてしまって、
ピンボケだぁぁぁあ ⤵︎
やむを得んやむを得んえんえんエーン😭
気を取り直しましてぇと、
メニューはこちら。
モチのロン、
ノーマルの一杯にしようとしたんだけど、
同行者は他でもう一杯食べるってんで、
それならばミニサイズにして、
せっかくだから六角家名物も食べにゃ!
タッチパネルもメニューと同じデザインで、
今度は慌てふためかず、
ピッピッピッと操作して、
チリン!PayPay!
スタッフにお好みを訊かれるので、
“味の濃さ、鶏油の量、麺のゆでかげん”
オールふつうでお願いすると、
席へと案内される。
店内は店名にちなみ、
六角形があちこちに見受けられますぞ。
お!
こちらは丸の寸胴に羽釜ですぞ!
テンション上がってきましたぞ!
次のロットへ入る前に、
また余裕の店主。
「ピンボケだったのでまたお願いします!」
懇願懇願でもって再度のパシャリ。
美味しい一杯をお願しますぞ。
キャベチャーを食べながらお待ちしますぞ。
【キャベチャー】¥200
【ラーメン・ミニ】¥680
キタよ!
キタよ!
キタよ!
なんだかね、
なんだかね、
なんだかね、
なんとなくね、
なんとなくね、
なんとなくね、
その表情が懐かしい気がするね。
丼は違うし、
ミニサイズだし、
海苔は3枚じゃなくて1枚だし、
違ってるのは違ってるし、
そこんとこは間違いないんだけど、
作り手は「蔵前家」と同じ袴田さん。
でも浜松ではなく新横浜ラーメン博物館。
ちょっぴり感慨深さはあるんだな。
ま、ま、ま、
それはそれとて青磁の丼に、
今時のガツンとした感じではなく、
やや落ち着いた雰囲気のスープ、泳ぐ麺、
チャーシュー、ホウレン草、
そしてミニサイズゆえか海苔は1枚。
スープをちゃぷちゃぷしてひと口。
柔らかいな。
醤油をガツンと効かす攻撃的家系でなく、
柔らかで甘みのある味わい型家系で、
タレは蔵前家よりは若干強めにして、
出汁感は壊さずもハッキリ目の味わい。
六角家は一度食べたことはあるけど、
ぼんやりとした記憶しかなく、
口にしたこれは蔵前家の記憶の方が強い。
じんわりとした味わいを感じるもので、
ふた口み口と重ねてしまうのは当然。
合わせるは家系御用達・・・とは違うね。
目の前には麺箱が置かれているけど、
そこにあの名前はない。
平打ちの滑らか肌で、
らしさを感じはするものの、
もちっとした食感は僅かではあるけど違う。
やっぱり違うものなのねぇ〜
気になることなので、
後で訊いてみたけど、
そこは、ほれ、ね、
オトナの事情があるらしいので、
それ以上は訊けず。
そういえば、
家系ラーメンを店名に冠せず、
“横浜ラーメン”を冠するのって、
こういったことだったり、
借家系、家系系ラーメンとは異なる、
そんな意図もあるんだろか?
色々考えちゃうな。
知らんけど。
チャーシューは大判の豚肩ロースで、
血生臭みや酸化臭がなく、
柔らかしっとりとした肉質感を楽しめる。
ホウレン草は、まぁ、そうだろうね、
柔らかいね。
シャキッとしたものでなく、
くにゅんと柔らかいね。
海苔はスープに浸し、
麺に絡めていただく。
磯の香りがイイね。
ミニゆえに1枚しかないのは残念。
ミニゆえに麺量は少なめだけど、
ミニでも目一杯楽しみたい。
生唐辛子をちょこっとスープに放出。
ピリッとしたシャープな辛みがイイな。
ちょこっとなので、
スープを壊さずにその奥の旨みを楽しめる。
蔵前家でもやっていたけど、
それはやっぱイイな。
ニンニククラッシャーは無く、
おろしニンニクだけだったし、
せっかくの六角家、
せっかくの新横浜ラーメン博物館、
そこはちょいと気が引けて使わず、
健康に留意せねばのお年頃、
スープ飲み干しに背徳感はあれど、
飲み干さずにいれるか!って、
最後まで堪能したく、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
いやぁ〜
やっぱ上手いと思うなぁ〜
ガツンとは違った味わい型の家系ラーメン。
楽しみましたわ。
さてさてさて、
2軒目は階段を上がった先・・・
あ
そういえば、さ、
その昔「吉村家」を食べた時のコメで、
田舎の人間は田舎ラーメンでも食べてなよ。
都会の味が分からない田舎者。
多分都会の人が蔵前家を食べたら
ビックリすると思うよ。
何?これが浜松No.1の家系?って具合でね。
なんてさ、
言葉をもらったり、
なんなら直後の「蔵前家」でもさ、
蔵前家からリベートでも貰ってると思える文章。
2度と家系とか使わないで。
吉村家は家系。
吉村家がマズイなら蔵前家は家系じゃないよ。
蔵前家も名前変えたらどうよ。
蔵前◯なんとか
だいたい蔵前家も家って使うから紛らわしいんだよね。
みんなで蔵前家に抗議しようよ。
勝手に家を使うなと。
面白コメをもらったけど、
現在のこの状況をどう思うんだろ?
登場から5秒でケチョンケチョン、
にされちまうような脇役の僕でも、
呆れちまうようなコメにムッキムキ💢
この記事に反論コメくれるかしらん?
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
情報を食ってるだけでなく、
それは活かすものだと思うんだな。