一度気になっちゃうと、
ずっと気になっちゃう。
ってなことありません?
あたしゃ、そうなの。
なのなの。
東名静岡インターを下りて左に進むと、
前方にすぐ見えてくる、
東名側道と交わる辺りの年季の入った建物。
“中華飯店”って文字が見えるじゃん!
そんな「利尻」の横。
気にはなるなる気にはなる。
カチッ!
こちらもまたスイッチが入りました!
イっちゃいましょう!
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【そば処 磐石】
隣もそうだったけど、
こちらの方が年季の入り具合が上の感で、
ショーケースのサンプルを見てもそう。
セットものもあって、
真あじの刺身ってのは気になるなぁ〜
イイよなぁ〜
野菜天ぷらそばなんて¥500だよ!
ワンコインだよ!
なかなかそそるじゃないのさぁ〜
暖簾をくぐった先は、
ありゃ?
店の間口はほぼ同じだけど、
こちらの方が圧倒的に狭く感じるなぁ〜
暗さも影響はしてるだろうけど、
狭く感じちゃう。
テーブル4席×3脚が置かれていて、
カウンターは5席あって、
こちらに腰を落ち着けます。
メニューはこちら。
そば・うどんを中心に丼ものや定食もの、
中には写真付きメニューもあって、
選択肢が多くて悩んでしまうんだけど、
決まっているの。
ラーメンがあるのは実は知っていたので、
そこから選択しての注文だぜぃ!
【辛口みそラーメン】¥800
これはなかなかだねぇ〜
味噌を連想するには十分な色で、
十分過ぎる色で、
てか、
結構濃い焦茶色をしているので、
深い味噌感って感じがするなぁ〜
で、油コッテリといった感もある。
黄色いコーンが差し色として目を惹き、
散らす白ネギ、
その下には濃い色をした炒めもの、
あ、玉ねぎと豚肉だな、
結構黒いぞ!
もやしも見えるね。
盛りはお世辞にもキレイってんじゃなくも、
ワイルドな力強さは感じられる。
うん、ワイルド。
味噌が別皿で提供され、
これは好みに合わせて調整で使うんだとか。
なるほどなるほどなるほど。
さてさてさて、
まずはスープをイっちゃいましょう。
どぅわッ!
∑(๑º口º๑)
味噌だよ、味噌!
八丁味噌がガツン!だよ。
ブレンド味噌の一部に使われ・・・でなく、
八丁味噌そのもの!ってなくらい、
結構主張強めの味噌感でもってガツン!
僕的には好きな味噌なので、
嬉しくはあるけど、
こりゃ、なかなかだぞ!
存在感強いので、
風味はもちろんながら、
当然の如くしょっぱめで、
あ、辛口を謳っているんだけど、
辛みはそれらの陰に潜んでいる感じで、
上手く馴染み入っているという感じで、
じわじわと後味で効いてくるバランス。
オイリーさが唇をぬめらしてくるけど、
あまり気にならないくらいだわ。
これだけ強い味噌スープなので、
麺はどんな感じだろ?と引き出してみると、
あらま!
太麺を想像していたんだけど、
それを裏切る細麺とはなんとまた。
加水高めのもので、
ぷりっとした弾力があって、
そりゃま、スープの絡みはバツグンで、
一体感は高し高し高しクンなのです。
炒めものが絡んできて、
更に強いエンミ感を加えてきて、
そこにもやしやネギなどが食感で乱入、
更には時折コーンも入り込んできて、
ぷちっと甘みが弾けてきてのアクセント、
なかなか箸が進みますわ。
パワーバランス的には太麺でもイケるぞ!
てなことを思いつつも、
まぁ、コレはコレでアリなのかも。
店主が味を訊いてきたので、
八丁味噌がイイ感じですね、と答えると、
八丁味噌に馴染みのない方が多いのか、
あまり触れられることがないみたいで、
愛知の方?と問われたほど。
岡崎城から八丁(約870m)離れた地で、
まるやとカクキューが作る豆味噌で、
長期熟成したものと記憶してるけど、
オトナの事情があるみたいで、
2社はいずれ名乗れなくなるとかなんとか、
キナ臭い問題が発生してるみたい。
こちらは知り合いから送ってもらっていて、
その八丁味噌を使っているんだとか。
愛知県では馴染み深い味噌だけど、
静岡県は中心部で味わえるとは思わず、
ちょいとオドロキではありましたわ。
ちなみに自家製麺だそうで、
そば・うどんはもちろん、
このラーメンもそうなんだとか。
メニューは豊富にあって、
お値段は抑えめだし、
実は魚系がイイらしいとの情報もあって、
退店客との釣りの話が聞こえたりと、
ちょいと気になる存在の店なのだ。
隣り合う「利尻」と同様に、
怪しく思っての未訪状態ではあったものの、
いや、こりゃイケんじゃね?
もっと早くに来ておくべきだった店だわ。
メニューの豊富さに惹かれるものはあって、
これ以外も食べてみたいところ。
いや、むしろ食べてみたいなぁ〜
機会があれば攻めてみたいんだわ。
SNSを賑わせる店ではないものの、
こういう掘り起こしでのヒットは嬉しく、
こういう経験値増しはイイんだな。
うん、イイのよ。
それではまた。
( ̄▽ ̄)b