まさか日光東照宮まで観光することが出来、
てか、同行者の時間配分が的確に計画され、
次なる目標までの必要時間も考慮して、
区切りの目安がハッキリしていたので、
本人は詰め込みを気にしていたけど、
そんなことはなく、
キチッキチッとすることで、
2日間が凄く密度の高い充実感を味わえた。
味わえたんだけど、
まだもうひとつ行くところがある。
栃木県から一気に南下して進むのだ。
長いぞ。
距離があるぞ。
イケるのか?
イケるのかい、オイ!
GWでちょいと詰まり気味ではあったけど、
なんとか走れる中、
覆面の赤色灯が回らないかワクワクしたり、
俺は運転が上手いんだぜ!的に、
ノーウィンカーで車線変更を繰り返す、
アホな輩を冷静に見ていたり、
進んでいくものの、
え?
ヤバくない?
事故渋滞に巻き込まれそうだったけど、
WRCばりナビに努めて最小限に抑えたり、
なんてなことで、
ひたすら進んで到着するは神奈川県厚木市。
どこへ行こうか?
どこへ寄ろうか?
どこで食べようか?
都度都度話をして決めていったんだけど、
最後の最後、
まさか厚木に寄れるとは思ってなかった。
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【吉野家 246号線厚木妻田店】
そう!
ここの家系は美味しいのよね。
すき家など他の家系もあるけど、
僕的にはこちらの家系が・・・
違ぁぁぁぁーーーーうッ!
そっちじゃなーーーいッ!
その先ーーーーーーーッ!
その先が目的とする店なんだけど、
駐車場はいっぱいで停められず、
一旦迂回してこちらに停めたの。
そうなの。
こちらは一般利用者も可能な有料駐車場で、
全く問題無しなの。
そうなの。
歩いていくと行列が見えてくる。
19:30を目前としてこの行列で、
その再後尾に着くんだけど、
更に後客は続いていく。
恐るべし。
【ラーメン 厚木家】
「吉村家」は家系総本山で、
それは誰しもが認めるものであって、
その直系店とされるここ厚木家は、
総帥の次男が店主だそうで、
ある意味ホントの直系ってことか。
ま、ま、ま、
それはそれとして、
そんな情報を食べ過ぎちゃって、
イコール旨い!などと宣うつもりなく、
あくまで自分の舌で感じたい。
少しずつではあるけど列は進んでいく。
『お客様は我が味の師なり』
その言葉自体は好きだな。
その言葉自体は・・・💦
店は階段を上がった2階。
はい・・・それは知っていました。
動画撮影は禁止。
写真撮影はラーメンのみで1枚だけ。
なかなかキビー!
ま、でもそこは店のルール。
守らねば、です。
順番に入店を促され、
30分ほどでいよいよ券売機前に。
写真撮影禁止です。
追加トッピングは別として、
基本的なものとして、
ラーメン¥800、
中盛ラーメン¥940
大盛ラーメン¥1,080でした、はい。
そんなとこで、
ポチリ&ポチリ&ポチリ。
席はカウンターのみで、
厨房を囲む19席、
そして窓側に6席ほどが見受けられる。
水はセルフ。
食券を渡すと、
訊かれるお好みは、
麺、味、鶏油オール普通でお願いし、
ねじり鉢巻にシャツインのスタッフ達が、
テキパキ動く調理光景を眺めつつ調理待ち。
20時を過ぎた頃、
麺切れらしくオーダーストップの声。
あっぶねぇ〜
あの渋滞でもたもたしてたらば、
きっと食べれなかっただろうな、と、
安堵&安堵。
さ、目の前にその一杯が提供されましたぞ。
緊張するぅ〜
ラーメンの写真撮影のみ、
しかも1枚のみOKだもんで、
失敗するわけにはいかず、
脇を締めて位置決めをしっかり、
焦点が落ち着くのを待ってのパチリ。
【ラーメン】¥800+うずらの玉子¥80
ほっほっほぉ〜
ワクワクすっぞぉ〜
おら、ワクワクすっぞぉ〜
黒き丼に張られたスープは濃い色合いで、
軽くラムスデン現象も見られたりで、
その濃厚さが伝わってくる。
トッピングにはチャーシュー、ホウレン草、
海苔3枚とまさしくの家系スタイルで、
追加トッピングでうずらの玉子を。
ワクワクすっぞ!の気持ちでもって、
まずはスープをひと口。
うん!
う・・・ん?
旨いね。
旨いのは間違いなく、
濃厚な旨みは感じるんだけど、
思ったほどに醤油は抑えめな感じがして、
パンチ弱くて味わい重視型のかしらん?
そんなことを思わせる。
ふた口目もそんな感じで、
気持ちは高ぶってはこない。
ふむ?
ま、ま、ま、
それはそれとて麺をイってみよう。
引き出されたるは家系御用達、
酒井製麺の平打ち短尺麺で、
つるっとした肌をしたもの。
普通の茹で上がりでお願いしたんだけど、
意外に硬さがあってのもちっとさで、
スープをしっかりと上げてはくる。
ふむ?
美味しいには美味しいんだけど、
テンションはまだ上がってはこない。
こんな感じなんだぁ〜
ってなことで、
ふた口み口と重ねていくんだけど、
ん?
ん?
んッ!
徐々に醤油感が増してきて、
しょっぱめに感じてくる。
あれ?
あれ?
あれッ?
パンチが増してきて、
バランスが整ってくる感じで、
スープ、醤油ダレ、麺が三位一体となり、
旨みが増してくるのだ。
何だこれ?
同行者に訊いてみても同様で、
徐々に醤油感が高まってきたみたい。
こりゃ、何だ?
いやいやいや、
家系はちょいちょい食べているけど、
これほど変化するものは初めてだわ。
何だろ?
丼に醤油ダレを入れて、
そこにスープを注ぎ入れたので、
しっかりとタレは混ざり合ったはずだし、
実際に最初のひと口目には醤油感はあり、
それは確認出来たのに・・・何だ?
しょっぱくなったのだ。
味が濃くなったのだ。
パンチが増したのだ。
不思議だ。
ぐいぐいと惹きが増していくという、
不可思議な一杯なのだ。
旨いぞ、マヂで。
箸の勢いが加速していき、
無我夢中に食べている自分に気がつく。
海苔をスープに浸し、
麺と絡めると磯の風味がまた合うね。
ホウレン草はシャキシャキさは多少あるも、
ちょいと柔らかめで食感弱し。
チャーシューはスモーキーさが強めで、
このスープにも負けずに存在感を出す。
卓上にはいくつかの味変アイテムがあり、
ここでおろしニンニクを使ってみる。
あぁ!
ニンニクの香りはするんだけど、
酸味も感じて、
これは酢も入っているのかしら?
その感じが食欲をそそるのだ。
ヤバい!
イイぞ!
イイぞ!
イイぞ!
同行者が推してきた刻み生姜を使ってみる。
いやぁ〜
おろし生姜なら使ったことはあって、
僕的にはあまり好みではないんだけど、
刻んだ生姜はイイねぇ〜
シャキッと爽やかな香りが一気に弾け、
それがこの一杯には合う。
あれぇ〜
なんか今まで食べてきた家系とは違って、
やっぱ旨いなぁ〜
こりゃ、ハマるわ!
【ライス】¥150
家系にはライス!
そうらしいのだけど、
あまり意識したことはなかった。
こちらでは白米はもちろんのこと、
玉子まぶし、チャーシューまぶし、
辛ネギまぶし、と
4種類から選べるらしいけど、
営業終わりの時間帯だったこともあり、
白米しか提供出来ないとのことで、
納得はしたものの、
他も食べてみたかったのは本音。
でも、白米で良かったかもしれない。
スープと共に食べてみると、
これが合うんだ。
しょっぱめに変化した旨みあるスープ、
これが合うんだ。
最後はスープを注いで雑炊風にして、
堪能堪能堪能って感じで、
怒涛怒涛怒涛のフィニッシュ。
うわぁ〜
何だこれ?
旨いわぁ〜
浜松はもちろんながら、
横浜や千葉などでも、
ちょいちょいと家系を食べていて、
少しずつ経験値を増やしてはいて、
各店の違いを感じたりはしているけど、
こちらの一杯には惹かれたなぁ〜
営業終わり直前の時間帯だったし、
GWゆえの混雑さもあって、
総本山のイメージが一瞬よぎったけど、
そんなことはなく、
いやぁ〜
実に旨かったわぁ〜
ぐいぐいと引き込まれていって、
ライスまで無我夢中に食べられたわぁ〜
こりゃあ、旨かったわぁ〜
家系は数あれど、
惹かれるまでの店って、
僕の中ではまだ数少なく何軒かだけど、
こちらはぐぐっと入り込んできたぞ。
旨かったな。
【ネギチャーシューメン】¥1,050+うずらの玉子¥80
同行者も満足したようで、
ツアーの最後の最後まで楽しめたわ。
良き良き。
今回声を掛けてもらっての弾丸ツアーで、
懐かしき顔にも会えたし、
そこでの料理は食べられたし、
ラーメンはもちろんのこと、
観光まで出来たし、
詰め込み感はあるかもだけど、
充実感はそれ以上にあって、
満足度は高し高しで、
いやぁ〜
経験値は増したし、
てか、この経験は何にも代え難く、
とにかくステキな経験をさせてもらったわ。
ジロチャ、萬屋ありがとうでした。
感謝感激雨あられですわ❤
2023年三大感謝感激雨あられです。