食べてもらいたい一杯があるんだとか。
店主とのやり取りの中で、
そんな一杯があるとの推し事を受け、
そりゃあ、
推されたら食べないわけにはいかない。
気持ちがあるうちに動かないと、
ずるずる後回しになっちゃいそうだから、
早め早め早めに動くんだ!
動かにゃいかん!
向かったのは静岡市街。
住所的には七軒町「ヒトヤドノクジラ」裏、
人宿町にある姉妹店に行くのだ!
【Ramen FAKE】
開店直後の店内は既に賑わっていて、
前客は食券買う為に券売機前。
スタッフに促されての入店で、
後に続いての券売機前。
さて、
推されていた一杯をポチリ。
L型カウンターは一部空いてはいるものの、
前客は老若・・・老老男女3名。
並んで食べたいんだろうなぁ〜
別れずに席が空くのを待っている。
別れたら2名1名で席に収まるし、
僕も座れるんだけどなぁ~
後客も何もすることが出来ずにフリーズ。
回転率・・・思うことはあれど、
待つしか出来ないのは切ないな。
退店客と入れ替わりで前客は収まり、
20分ほどしてようやく僕も着席。
スタッフ不足のようで、
店主が厨房内を動き回っているんだけど、
ヤバいヤツが早速来やがった!
気配を感じたか僕を凝視。
あ、どもども、って感じでひと言ふた言。
調理を待つのですぞ。
【巷で噂の特製卵かけ麺】¥850
なるほどなるほどなるほど。
巷で噂のアレなんですね。
店名の入る白き丼には極太な麺が収まり、
フチにはチャーシュー、
別皿には青ネギ、刻み玉ねぎ、レモン、
バラ海苔を置いている。
さてさてさて、
アレってことは麺下にはタレがあるはず。
ほら、黒きタレ、油が潜んでいる。
全卵をちょちょんと突いて、
丼底から一気に混ぜるのだ。
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
均一になるくらいに混ぜたらば、
麺を食べちゃおう!
極太縮れ麺は冷水で締められていて冷たく、
肌がつるっと滑らかで、
ぷりっとした弾力、
もちっとした歯応えがあり、
甘じょっぱさのタレと絡み、
これだけでもイケる。
全卵だけに白身も入っているので、
ややシャビっとタレが緩く感じちゃうな。
ふむふむふむ
このままで食べたいところだけど、
特製ゆえかアイテムが豊富で、
順次それらを投入して食べてみる。
ふむふむふむ
艶やかな麺に食感の異なる具材が絡み、
変化は付くには付くけど、
麺の魅力を壊しちゃうような気がするなぁ〜
バラ海苔にいたっては、
水分がなかなか馴染まないので、
パサつきが気になっちゃう。
レモンは食感的阻害はないので、
程良き酸味は悪くはない。
チャーシューは低温調理された豚肩ロース。
柔らかくしっとりとしているのはイイけど、
温かいラーメンではないので、
脂身は当然冷えていて、
あまりイイ感じではないのは残念。
【宇宙1美味いコーヒーゼリー】¥320
フレッシュは厚く、
その下のコーヒーゼリーにスプーンを差し、
うりゃ!と掬って食べる。
ゼリーは意外にビターでもって、
フレッシュのほんのりとした甘みが絡み、
ひんやりとしたデザートとしてイケる。
ぐちゃぐちゃと細かくすると尚イケる。
冷たい麺でも美味しいんだけど、
温かい麺、
特に辛い系と合わせるべきだった。
その方がより良さが引き立ったよな。
またの機会に試してみよう。
とかなんとかでの完食。
FAKE版TKMは“特製”の名が付く通り、
チャーシューや薬味などが多いんだけど、
僕的には“特製”ではなく、
麺タレ卵黄にレモンで、
付けるなら味玉の方が、
麺をより楽しめそうな気はするなぁ〜
うん、そんな印象だったわ。