スロースタートなのはいつもの事。
開店ポールだ、
シャッターなんてぇのは昔のことで、
今は年に数えるほどで、
重い腰を上げるのに時間が掛かる。
そんなこんなで動き始めたんだけど、
それでもこの日は割と早めで、
あそこに行って、
あそこにも寄って、
ん〜、
まだイケんじゃね?って、
足を延ばした勢いで、
更に足を延ばそうと思案思案。
行きたいとは思いつつも、
なかなか行けなかった店にしよう。
なんでもこの日は店主の誕生日だって、
やたらSNS通知が来るし、
それもまたきっかけのひとつよね。
うん、そうしよう。
営業時間にはまだ余裕で辿り着くはずと、
向かってみると案の定の営業ちう。
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【麺創房 LEO】
遅い時間帯であったけど、
駐車場には空きはなく、
ちょうど退店客が車を出したので、
入れ替わりでありがたしのラッキー駐車。
限定はいくつか出ていたようだけど、
ほぼほぼ売り切れ状態。
ま、ま、ま、
特にそこは狙いではなかったので無問題。
あたしゃ、
レギュラーの塩が食べたかったの。
券売機を眺めると、
左上の法則に当てはまる塩がそこにある。
「黄金」にするつもりではあったんだけど、
よく見ると“かけ”も用意されていて、
単純にスープと麺を味わいたい!
そんな気持ちと合致したので、
モチのロンでそれにしちゃう!
僕、それにしちゃうの!
ポチッとな!
スタッフに食券を渡し、
指定された席に着き、
静かに静かに静かに、
店主にバレないように静かに静かに静かに、
調理を待つ。
【黄金かけそば】¥850
潔しッ!
白き丼に黄金色のスープが映えるわぁ〜
透けて見える自家製麺は麺線が整えられ、
彩り程度に白ネギ、三つ葉を添えている。
チャーシューなどは無いけど、
スープと麺だけをじっくり楽しみたいのだ。
鶏油の層は厚く、
レンゲでちゃぷちゃぷしてひと口。
ほぉ
鶏油が軽いなぁ〜
ぬめっと唇を滑らすような重い感じはなく、
さらっと軽いのでそこに意識が行きにくく、
スープの味わいに集中しやすい。
こりゃ、イイなぁ〜
鶏は岡崎こうはんと名古屋コーチンらしく、
基本ベースとして厚みを持たせ、
魚介が重なっての旨みを形成してるけど、
ガツン!と何かが突き抜けるでなく、
全体調和で旨みを作り上げている感じで、
塩味だとそれが分かりやすいように思う。
やっぱ旨いなぁ〜
黄金、イイなぁ〜
かけ、イイなぁ~
麺は自家製で、
ふすまの見える平打ちを合わせている。
びょ〜んとアシがあり、
軽いエッジ感があり、
ぷりっとしていながらも、
ぐっと噛み応えがある。
以前はちょいと重い印象があったけど、
あまり意識させない感じとなり、
絡むスープの旨みをより感じやすくなった。
そんなそんな気がする。
白ネギは笹切りされていて、
断面積の多さから麺に絡ませやすく、
その香りでの変化を楽しめる。
三つ葉は三つ葉で、
落ち着いた和を意識させる香りを発す。
チャーシュー、メンマなど、
通常入るトッピングを除いた“かけ”仕様は、
単純にスープと麺だけを楽しめ、
うん、そこに自信があるからこそ、
出せる一杯であるんだと思うんだなぁ〜
この日は他でも食べてきたので、
お腹的な容量としては程良かったものの、
それでも食べさせる力があったもんなぁ〜
スープは残したくなく、
ゆっくりと丼を傾け、
味わいながら飲み干して、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
限定もちょいちょい出ているので、
たまにはそちらも手を出してみようかしら?
僕の重い腰が早く上げられたらだけど。💦
( ̄◇ ̄;)
食べてる途中に怪しき行動でバレたようで、
席を立つと挨拶をする。
「誕生日おめでとうございます。」
「ありがとうございます、プレゼントは?」
「え?顔を見て直接お祝いの言b・・・」
「え?手ぶらッスか?」
「えええええ?」
直接お祝いの言葉を伝えようと、
頑張って足を延ばしたんだけど、
ヤブヘビになってしまった。💦
これからは誕生日の告知を知っても、
見て見ぬフリをしよう。
そうしよう。
ラス客であったので少し話が出来、
あれがどーたら、
それがなんたら、
色々と教えてもらったりたり。
いつもありがたいですわ。
この日は忙しかったようで、
店主は相当なお疲れモードで、
そんな表情をして見える。
もう、若くはないんだから、
そこそこに頑張ってくださいな。
誕生日おめでとうございました(祝)
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶