セアニボがイイらしい。
店長KATZも推してくる。
あー、そういえば、
そうやって推してくることってなかったな。
昔は自信無さげだったのを思い出したわ。
でも、今や推してくることが多くなった。
自信がついたのか?
天狗になってきたのか?
ま、でも聞こえてくるセアニボの評判良く、
推されたからでなく、
単純に食べてみたいと思ってきた。
前回訪問時に提供は無く、
でも翌週には提供するって言ってたから、
どんな感じなのか実食してみよっと。
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【磐田 麺屋 さすけ】
それでも限定なので、
早い時間帯でないと食べ損ねの可能性あり、
頑張って向かった8:30過ぎ。
は?
まさかの提供無し?
暖簾をくぐり、
すぐ左手の券売機周辺を見回すも、
お目当ての一杯は無し。
( ̄3 ̄) チッ
んだよ!
マヂかよ!
マヂかよ!
マヂかよ!
他客も居るので悪態もつけず、
静かに券売機を睨みつけ、
足掻いてもしょんないので、
今回の限定を食べてみようかとポチリ。
セルフで水を用意しての調理待ち。
【鯛のあら炊き塩そば】¥1,000
どれどれどれ?
どんな感じの一杯なんでしょう?
と、提供された白き丼。
スープはどんよりと淡きベージュで、
そこから僅かに麺が顔を出していて、
トッピングに配されるは、
でろ〜ん!存在高しなバラチャーシュー、
黒々と存在感高しなバラ海苔、
刻み玉ねぎ、白ネギ、糸唐辛子、三つ葉、
そしてぶぶあられなどで、
彩りにもこだわっているように思える。
・・・丁寧なら申し分ないんでしょうけど、
盛りのラフさは否めずで、
残念ながら見た目のそそりは感じないなぁ〜
感じないぞぉ〜
感じませんぞぉ〜
ぞぉ〜
五感のうち、
まずは視覚から刺激して欲しいわなぁ〜
大事だと思うのよ。
それはそれとて、
まずはスープをひと口。
ん?
ひと口めは魚らしさを感じるものの、
ふた口み口と重ねると気にならなくなり、
鯛の風味は淡くも、
塩できっちり、
でもしょっぱくさせずで輪郭を描き、
ぐわん!と膨れ上がってくる。
あぁ、イイねぇ〜
後で聞くと動物レスなんだそうで、
いや、それにしてはペラい印象ではなく、
やや層は薄めかしら?と思いはするものの、
旨みはきっちりと感じさせてくれる。
旨いのだ。
合わせるは自家製麺の細麺。
ぷつぷつとふすまが見えるもので、
加水低めでぱつんとした歯応えがある。
スープをしっかりと馴染ませていて、
一体感を持たせている。
あぁ、イイねぇ〜
ぶぶあられや白ネギなどが絡んできて、
食感に変化を与えるんたけど、
無ければ無くてもイイかな。
三つ葉は香りが強めで、
ちょいと突出してしまっている気はする。
少しずつ入り込んできたのはバラ海苔。
スープに馴染ませてやると、
磯の風味が鯛と重なってきて、
これがまた合うなぁ〜
イイなぁ〜
途中から新たな旨みを重ねてきて、
これがケンカするでなく、
相乗効果で働いてきてイイのよ。
旨いなぁ〜
さ
チャーシュー。
でろ〜ん!
豚バラ肉は長さがあり、
丼フチの端から端までに渡って横たわり、
鯛を食ってしまうほどに存在感高め。
ややパサな質感で臭みは無く、
肉の旨みを楽しめるっちゃ〜楽しめるけど、
スープを動物レスでここまで仕上げたのに、
最後の最後に動物オンで、
しかもデフォに使われる肉だろうし、
この一杯に対してのこだわりは特に感じず、
な〜んか興醒め。
他店でもよく見られることだけど、
スープや麺にはこだわって限定を出すも、
トッピングにはこだわらないのか、
いつもの具材を単に使い回すだけだったり、
どうせなら最後までこだわりを感じたいし、
盛りのラフさもさることながら、
どうも手を抜いてるよな気がしてならない。
むしろ“かけ”の方が意気込みを感じるわ。
つまんない一杯にしちゃってるなぁ〜
ワクワクさせてよ。
「どうスか?」
店長KATZが訊いてくる。
「詳しくはWEBで♡」
「出たよ!自信あったんだけどなぁ〜」
「オイシカツタデス。」
うん、美味しかったよ。
動物レスで鯛を全面に活かして風味良く、
味付けも出しゃばらせずで鯛を殺さず、
バラ海苔も味重ねで深みを与え、
そこまではイイんだけど、
他愛ないトッピングで壊しちゃってるので、
そちらにまでもしも力を入れられれば、
違うトッピングに期待したいし、
ま、それが出来ないのであれば、
むしろ“かけ”にした方がイイくらい。
あと盛りだなぁ〜
視覚からの第一印象は大事だと思うのよ。
うわぁ〜!
って、
目の前に提供された時点で、
口にせずとも気持ちが高揚し、
ワクワクし、
そのままの勢いで嗅覚、味覚を、
五感を楽しませて欲しいんだなぁ〜
出来ると思う?
って訊かれたらこう答えようかな。
知・ら・ん・が・なッ!!
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾