食べたくなったら食べたくなるの。
そうなの。

て、当たり前か。

懐かしき味なんだけど、
思い出すと無性に食べたくなり、
先日も訪問はしたんだけど、
ありゃま！の定休日でフラれ、
改めましての訪問。

姫街道に面しているのは変わらずも、
古き店舗から北へ移転して、
それを機に“支店”を取り、
地名を加えた店名表記になった。

【布橋 みやひろ】

（浜松市中区布橋2-16-27）

一時、味が落ち着いていなかったけど、
今では元に戻っていて、
それはまた足を運びたくなる味なのよ。

はためく暖簾をくぐると、
店内はカウンターは無く、
テーブルのみの構成で、
アクリル板で仕切りがされている。

券売機は左の壁に沿って置かれていて、
麺あり、麺なしのボタンがあるので、
でも値段は同じなので間違わないよう、
じっくりと眺めて狙いを定めてのポチリ。

水はセルフで用意しての調理待ち。

【ワンタンメン 特盛り】￥850

どうですかぁ〜、皆さん！
ワンタンメン特盛りですよぉ〜

てか
ワンタン無いじゃねぇか！
チャーシューメンの間違いじゃねぇか？

て、くらいに広げられたチャーシュー、
他に青ネギが置いてあって、
よく見るとメンマ、海苔がその下にあり、
あ、更によく見ると、
ワンタンの皮が隠れているのが分かる。

ワ〜ンタ〜ンメ〜ン！

それはそれとて、
まずはスープをひと口。

うん、イイよね。

ほんのりと甘みのあるスープはコク深く、
円やかな醤油感があり、
懐かしくも古さを感じさせない旨さ。

食べたくなる味なんだよなぁ〜

浅草軒分店と並んで、
僕的には惹かれる味なのです。

合わせるは縮れの入った細麺。

スープを馴染ませ、
しこしこな歯応えがある。
イイのよねぇ〜
好きなのよねぇ〜

青ネギが絡んでくると、
青き香りが広がり、
これに合う。

チャーシューはもも肉が使われていて、
この日はなんとなく色目薄に感じる。

ぎしぎしと噛み応えのあるもので、
やはり味は薄めに感じる。

メンマは柔らか。

食べ進めると現れるワンタン。
肌は滑らかでつるっとしていて、
舌をくすぐって入ってくる。

ワンタンは楽しい。

海苔はスープでひたひたに柔らかくなり、
麺にも絡ませやすい。

でも磯臭く感じちゃって、
この海苔はあまり相性良くないと思う。

ま、ま、ま、
とかなんとかで麺大盛は食べ応えがあり、
コショウで味変したりしての食べ進みで、
なんやかんやで腹は満たされての完食。

丼は返却口に戻しての退店。

また食べたくなる味なのよ。