牡蠣のシーズン到来!
11月9日から始まったという牡蠣。
この時期ゆえに食べておきたいんだなぁ〜
てなことを言うてますが、
そもそもしばらく行けてなかったので、
行きたい!と思ってはいたんだけど、
てか、行ったのよ。
行っていたのよ。
ぐげ!
牡蠣前に訪問した際は、
SNSで上がる臨休告知を見逃してて凹む。
改めて訪問した際は店前駐車場いっぱいで、
第二駐車場に停めてくると、
ぐげ!
朝と昼の間の中休みに入ったとこで、
既に「準備中」の札が掛かっていて凹む。
昼営業開始まで少し待つことも出来たけど、
ココロざわざわで断念。
3度目の正直ってとこで、
今度こそ!と早めに向かうと今回は大丈夫。
お目当ての牡蠣を食べるんだ!
そんな安堵から待つのも悪くない気分。
風になびく暖簾を見ながら待つのだぞ。
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【麺屋 花枇(はなび)】
牡蠣を食べるんだ!牡蠣を。
何せ3度目の正直だもの、
中待ち合いでの時間も苦にはならない。
スタッフに促されての入店で、
右にある券売機前へ。
横には限定の案内があり、
お目当ての「かき塩ラーメン」もあり、
ふむ、限定③なのn・・・
ぐげ!
終了しました???
マヂか!
マヂか!
マヂか!
食べる気マンマンではあったけど、
そっかぁ〜、
売り切れかぁ〜
足掻いたところで無いものは無い。
でも凹む。
となると、
となると、
となると、
朝ラーでしか食べられない一杯にイクのさ。
トッピング無しの一杯があるのよ。
牡蠣のベースとなるスープは一緒だから、
もう迷わずにイクよ!
ポチリ。
スタッフ食券を渡し、
確認を求められるので、
「丸鶏の塩で。」
答えて待つのさ。
後客の為に席移動を申し出て、
厨房カウンターに移って待つのさ。
【かけそば(丸鶏 塩)】¥650
ふふふふふ
静かなる佇まい。
店名の入る白き丼、
たたえられた琥珀色のスープ、
折り畳まれた麺、
これだけで“かけ”は成立も、
別皿には白ネギ、青ネギを、
それらが載るトレイにレンゲを添える。
派手さはない。
ただそれだけ。
丼に顔を近づけると膨よかな香り。
甘く膨らんでくる香り。
イイ香り。
レンゲを手にし、
鶏油を散らし混ぜてひと口。
丸鶏の甘い香りを感じると、
塩角のないエンミがそれをサポート。
鶏油頼みのインパクト重視でなく、
ガツンと強く主張のエンミでなく、
あくまで鶏の旨みをベースに、
塩はそれを活かすべく寄り添うように、
ひと口目のインパクトは正直無く、
薄いと感じるんだけど、
徐々に味蕾が開いてくるようで、
じわりじわりと旨みを感じ、
じわりじわりと膨らんできて、
じわりじわりと伝わってきて、
じわりじわりと舌に蓄積してきて、
にやりにやりと顔の筋肉が緩み始める。
その世界観に入り込みだして、
ふた口み口よ口いつ口とレンゲを重ね、
無口にその世界観を楽しみ浸る。
旨いなぁ〜
旨いなぁ〜
しみじみと旨いなぁ〜
これに合わせるは低加水細麺。
スープを馴染ませていて、
ぷりっとした弾力でもって、
ぱつんとした歯切れの良さ、
しこしこした歯応えがあり、
少し残るエッジが心地イイ。
食べ進めるうちに馴染みが深まり、
しなやかさが増してくると、
旨みとの一体感がより一層感じられ、
世界観により一層浸っていく。
旨いなぁ〜
旨いなぁ〜
しみじみと旨いなぁ〜
もうね、
これだけで成立してしまっていて、
それだけで十分なんだけど、
別皿のネギを無視は出来ない。
要らないとは思うんだけど、
一応スープに落とし込んでみると、
やはり繊細な旨みに対し、
強い香りはそれを壊しがちで、
もしかしたら醤油には合うかもだけど、
少なくとも塩には合わないと思う。
合うとしたら何だろ?
水菜?
三つ葉?
あ、大根のつま!
ううううう、
無ければ無しの“光麺”でもイイと思うわ。
とにかくとにかく、
そのくらいに余計なものは要らないほどで、
朝ラーの時間帯だけの“かけ”って、
食べておいてイイと思う。
いや、むしろ食べておきたい。
ん
げ、げ、限定が食べれなかったから、
牡蠣が食べられなかったからじゃないぞ!
む、むしろ、これが食べれて良かったわ。
ネギを早めに食べきって、
残りの麺とスープをゆっくりと味わい、
スープをゆっくりと、
しみじみと味わって飲み干し、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
シンプルな一杯なれど、
蓄積していく旨みの重なりを楽しみ、
その余韻に浸っての退店。
【かけそば(丸鶏 塩)】
好きなんだな。
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