派手さはないんだけど、
その味は舌に刷り込まれていて、
その味のようにじんわりと、
じんわりと気持ちが高まってきて、
じんわりとまた求め始める。
あああああ、
欲してきたなぁ〜
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【ラーメン 味佳(みか)】
通りからは入り込み、
ちょっと静かな雰囲気の店で、
駐車場には大抵停めれちゃう。
週末金土日のみの営業なので、
食べたい気持ちとの重なりが合わず、
なかなか食べれずの時もあるけど、
今回は完全一致なんだわ。
手指消毒を済ませて入店すると、
真正面に厨房があって、
カウンター、テーブル、座敷もある。
メニューはカウンター上に短冊があり、
そちらを眺めはするものの、
ココロは既に決まっているので、
それを注文しての調理待ち。
お母さんはニコニコと微笑んでいて、
今回調理は完全に息子さんが行なっている。
【和風ラーメン】¥700
あああああ、
食べたかった一杯なんだなぁ〜
雷紋の入る赤いラインの丼には、
油無しの淡く落ち着いた色合いのスープ、
そこに見える自家製麺、
チャーシュー2種、メンマ、茹で玉子、
なると、ネギ、海苔が配されています。
スープをひと口。
あああああ、
じんわりクルぅ〜
しみじみクルぅ〜
その味に狂うぅ〜
派手さはなく、
スープとしては地味だけど滋味で、
和のお出汁といった印象を受ける。
作り手が息子さんに変わり、
薄味からは脱却した感はあるものの、
それでもそれはほんの僅かであって、
他と比べたら薄く感じるやもしれない。
動物系出汁に、
昆布、どんこなどの乾物を強めたかしら?
煮干も強めた?と思いきや、
スープ底には削り節が結構沈んでいて、
いわし削り節に変えたみたい。
出汁感は全体的に強まった感で、
じんわり感も増したみたい。
旨いなぁ〜
合わせるは自家製の中細麺。
スープをしっかりと馴染ませていて、
その旨みを伝えてくる。
もちっとした中に歯応えも残していて、
もにもにといったところ。
しみじみだなぁ〜
旨いなぁ〜
ネギが絡んできて、
辛みがアクセントとして働く。
チャーシューは2種あって、
バラ肉は巻いたもので、
これはぷりっとした弾力があって、
脂身の甘さが引き立っていてイイな。
でもちょ〜っと薄くなったかな。
厚みはもうちょい欲しいなぁ〜
もも肉は2枚あって、
ギシギシと噛み締めるタイプ。
あたしゃ、
以前からあるバラの方が好きだわ。
メンマは軽い食感でポリシャク。
海苔の磯の香りがイイな。
うんうんうん、
じんわりしみじみ地味滋味と、
その味を楽しんでの完食。
スープは残す気になれず、
いわしの削り節共々味わって完スペ。
あああああ、
やっぱ食べたくなるんだなぁ〜
( ̄▽ ̄)b