休日は体を休めたくある反面、
せっかくだから普段行けない店に行きたい、
てなココロの欲求を満たしたい日でもあり、
それは一週間の活力源にも繋がったりたり。

 

10時の開店を前に、
いつもの有料駐車場に向かうも満車で、
んじゃま、ってことで市営駐車場に停め、

鰯雲広がる空の下、
気持ち良〜く揺れるブランコを横目に、

誰が使うんだろ？小さなドアを見つつ、

進んでいくと真正面にはJR藤枝駅、
手前「藤枝駅北」の交差点角が目的地。

 

 

 

【色彩膳 八っすんば】

ハードキャッスル、ニューマン、ウェラー、
モーリア、マッカートニー、牧・・・

あ、ポールでの到着で、
暫し暫し案内などを見たりして過ごし、

定刻、店主に迎え入れられての入店。

店頭で事前に予習はしてあったものの、
何を食べるかは決めかねていて、

さば出汁と自然薯にしようか迷いつつ、
これは何だろ？

気になった一杯にしてみます、そうします。

 

 

 

 

 

【豚ちんたんの白みそバター】￥930

 

 

ん？

 

ラーメン、トッピング、小鉢の3点構成で、
それ自体は見慣れてるので驚きはないけど、
ラーメンは想像してなかった表情で戸惑い。

中央に青ネギ、白ゴマを置く、
淡きベージュのスープには背脂が浮いてて、
てっきりバターが載っているかと思ったら、
それは見受けられず。

バターはスープINなのかしらん？

 

 

迷わず食えよ、
食えば分かるさ。

 

(￣Д￣)ﾉ  ﾀﾞｧｧｧｧ

 

 

まずはスープから。

ほぉ〜
こちらもまた想像とは違うなぁ〜

豚清湯をベースにしてるようで、
それは厚みとなって支えるも、
豚豚しい感じではない。

ほんのりと優しい口当たりから入り、
酒粕のような香りがしたりで、
甘くない甘酒といった感じ。
バターは主張するよなミルキーさはなく、
コクとして裏方で働いてるみたい。

エンミ高い印象を受けず、
ほっこりと優しさに包まれるよな感覚だわ。
なんか不思議ぃ〜

合わせる細麺はぷりしこな歯応えで、
始めはスープの馴染みは大人しいものの、
徐々に高まりを見せてきて、
その世界感を作り上げていく。

青ネギが絡んでくるけど、
これは異質な気はするな。

うん、
それでもこの不思議な世界観に引き込まれ、
ハマっていくなぁ〜

ずるずるずる。

 

 

 

別皿トッピングに目をやろう。

チャーシュー2種、味玉、メンマ、水菜で、
これをスープに投入し、
軽く温める。

チャーシューはバラ肉と鶏胸肉で、
バラは香ばしく噛み応えがあり、
脂は甘みがあってイイんだけど、
熱の入りが浅くて若干の気になり。

鶏胸は低温調理されたもので、
しっとりとした仕上がりで、
ん？
柑橘系の香りが付けられているので、
ニヤリとさせられたぞ。

味玉はしっかりと味が染みていて、
これ単体でツマミとしてもイケる。
メンマはポキポキ。

水菜は色使いとしてはアリだけど、
この一杯にあっては個性が強めかな。
特に茎は硬くてさ。

小鉢には春菊としめじの煮浸し。

気持ちを落ち着かせる品で、
僕的には春菊のクセが好きで、
ナムルにしてツマミってのもアリな食材。

 

 

不思議な感覚のスープはじっくり味わい、
ゆっくりと丼を傾けての飲み干しで完スペ。

口にする前は変化球的な印象があったけど、
食べてみると引き込まれる魅力があり、
ほっこりとさせられた。

あぁ、これ美味かったわ。

 

 

 

 

にこやかな気持ちで席を立ち、
支払いを済ませての退店。

 

 

 

 

あ、ラーメン1杯 or ￥1,000で1スタンプ、
計8スタンプで15周年記念Tシャツ！

2020年末までのキャンペーンやってて、
まぁ、1回呑みに来たら確率高しで、
狙ってみたいところだわね。

 

（σﾟ∀ﾟ）σ  ｹﾞｯﾂ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく残っていた余韻が落ち着いた頃、
強めに効いてないと思ってたエンミって、
意外に効いてたのか、
後で僅かながらに残る感はあったけど、
気になるほどではなく、
また口にしてみたい一杯ではあったわ。

 

 

 

 

 

ちなみに「駅南 八っすんば」は、
2020年12月28日で閉店。

以降はこちら、
“駅北”八っすんばで楽しも☆