名古屋圏は注目すべき店は多く、
ネットや情報誌などで調べたり、
そんな情報が上がってきたり、
見たり聞いたりはしてるけど、
まだまだ知らない店ばかり。
自分で求めて食べ歩いたりはするけど、
なかなか行く機会が少ないこともあり、
それらの店って大体似たか寄ったか。
違う目線でのチョイスで、
新しい刺激が欲しいな。
となると、3発兄さん。
いつもは浜松圏で合流したりするけど、
たまには名古屋圏で合流し、
彼セレクトの店を連れ回してもらいたい。
そんなリクエストをすると、
あれやこれやリストを送ってきたけど、
いや、それだと主旨が変わってくるので、
ミステリーツアー的にと再度のお願い。
ご時世的に厳しくなりつつあったけど、
その辺は十分配慮しつつ打ち合わせ、
合流して向かうは好来系の店。
名古屋のご当地ラーメンとするそれは、
「好来」を祖とする流れだそうで、
ま、食べたことはあるものの、
僕的には合わない気がしてて、
でも、だからこそ食べてもらいたいんだと。
お願いしといて遠慮するわけはいかないし、
分かった上で選択してくれたからには、
必ずや何かがあるはず。
期待しちゃおっかな。
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【らーめん専門店 藤味亭】
外観的には派手さはないし、
ラーメン店とも違う感じだし、
むしろ洋食の店といった印象。
名古屋といったら、といった感じで、
置き看板にはパトランプが付いている。
平日ということもあってか、
開店直前でもセカンドポールで、
仕たく中→商い中に札が返されての開店。
左側には厨房があって、
それを囲むL型カウンター10席ほど、
メニューは壁に掲示されていた。
あ、へぇ〜、PayPay対応なのね。
「チャーシューめん」を推されはしたけど、
1軒目ではあるし、
この後の腹具合も心配なことから、
まずはまずは無難に基本的な一杯にしとこ。
注文を済ませて調理待ちをしてると、
後客が席を埋めていき、
その後は中待ちも出るほどで、
その人気度の高さを実感させられる。
スゲーな。
【らーめん】¥700
おや?
好来系って、
もっと淡い色のスープの印象があったけど、
確かに予想より濃い色をしてるぞ!
油のこってり感もあるじゃん!
ありゃりゃりゃりゃ?
トッピングに配されるは、
チャーシュー、メンマ、青ネギだけど、
それよりなにより、
まずはスープをひと口。
あ、へぇ〜、これ、イイな。
好来といったら薬膳の連想ではあるけど、
味的にそれ!って感じがするものでなく、
豚をメインとするスープのようで、
鶏や魚介も使ったてるよな印象。
“秘法和漢根菜汁”と謳ってあったので、
根菜も使っているんだろな。
ま、でも淡いイメージのそれとは違い、
僅かながらに酸味のある、
しっかりした出汁感の白清湯で、
コク深く、
でも油による重さはなくて、
これはイイなぁ〜
合わせるは、
緩くウェーブがかった中太麺で、
もにもにとした食感。
スープの馴染みは良くて、
その旨みをしっかりと伝えてくる。
うん、イイぞ。
青ネギのザクザクとした歯触り、
香りもこれには合ってるね。
好来系といったらメンマ。
薄味ではない味付けで、
ポキポキとした歯応えがあり、
あぁ、
これならメンマ増しでもイケるかも。
・・・ま、しないけど。(〃ω〃)
で、チャーシュー。
バラ肉を使用していて、
しっかりと醤油が染みていて、
んでもって、
驚いたのはふっくらとしている。
同行者曰く、
「チャーシューめん」は人気度が高く、
早くに売り切れることがあるらしいけど、
あぁ、そりゃ、なんか分かるわ。
と
それと交換してくれるというので、
互いのチャーシューを交換。
そちらは巻きバラ仕様でちょっと厚め。
脂はとろりと柔らかであって、
その甘みと醤油の香り、
そして赤身の旨みが混在してて、
尚且つふっくら。
このふっくらってのは、
他でもなかなか見れなくて、
僕のノーマル「らーめん」もイイけど、
こりゃ、
こちらのバラが好き。
おまえのバラが好ぅきぃ❤
って、
マルコシアス・バンプかよッ!
ウヒョ! (゜O゜)ヽ(´o`;
てなことで、
ニヤけつつの食べ進みで完食。
いやいやいや、
好来系のイメージを払拭してくれる一杯で、
こりゃ、また食べたいわな。
うん、てか、
これまた同行者曰く、
開店直後だったことで、
スープとしては浅かったらしいんだけど、
これはこれで十分満足ではあったし、
更に遅い時間だともっと濃くなるらしく、
どれほどの旨みとなるのやらと、
そちらも気にはなってしまうな。
ま、ま、ま、
とにかく新しい発見で、
再訪してみたい店がまた加わり、
名古屋圏での食べ歩きが悩ましくなった。
うん、
今回の店選びはお任せして良かったわ。
ありがとう、3発兄さん❤