今日の大口予約キャンセルは痛過ぎ。
なんとか乗り切るけど。
かなり深刻。

 

店主が上げる情報は深刻そう。

ん〜ん
そうなんだよねぇ〜
新型コロナの影響は飲食業にも広がってて、
手指消毒の為にアルコール設置だったり、
席数を減らして間隔を開けてみたり、
換気する為に窓やドアを開けてみたり、
営業時間を見直してみたり、
休業するところも出たり、
補償だ支給だ自粛だなんだかんだと、
色々なキーワードも出たりしてるけど、
結局はどれが正しいかではなく、
混乱しつつも、
自主的に出来る事を行なっている。

そう、食べ歩きに関しても、
躊躇するところはあるけど、
そればかりでもいけない気もする。

明日はどうなるのか？

とりあえず自粛や自宅待機も考慮するも、
店も応援したいし、
その為には外に出るのも必要かなと。

閉じこもってばかりも気が滅入るので、
気分転換を兼ねて歩く歩く歩く。

目的地は藤枝駅北口から徒歩2分ほど、
セブレブがある「藤枝駅北」交差点角。

 

 

 

 

 

【色彩膳 八っすんば】

既に営業は始まっているものの、
店内は落ち着いた状況のようで、
靴を脱いでの入店。

 

【応援の宴】

喉を潤すべく、
まずはビールから。

 

 

【YEBISU MEISTER】￥730＋税

きめ細かい泡がグラスに蓋をしていて、
シルクのように滑らかで、
コク深いビールが喉を通り抜ける。

ﾌﾟﾊｧｰｯ!  ε-(´∀｀; )

ちょっと歩いてきたので、
渇いた喉に染み入るかのようだわ。

うんめぇぇぇぇーーーーッ！

 

 

【お通し】

この日のお通しとして並べられたのは、
カンパチのタルタルフライ、
はまぐりと三つ葉のお浸し、
ローストポークの酢味噌掛け。

ちょこちょこ摘まみつつ、
メニューを眺めての注文。

 

 

【静岡麦酒・中グラス】￥600＋税

一杯目は直ぐに呑み干してしまったので、
しずおかばくしゅ・中で繋ぐ。

 

 

【鯵刺身】￥850＋税

醤油も添えられてはいたけど、
浜松某店で実験的に何も付けず食べたので、
それを試してみたくなって、
まずはそのままで。

臭みなく、
ぷりっこりっと噛むごとに甘みが出てきて、
そこから鯵本来の旨みが直に感じられる。

こりゃ、イイなぁ〜
鯵の味はイイんだなぁ〜

（；゜３゜）～ ♪

生姜や醤油を付けても楽しむ。

 

 

【魚介のなめろう】￥800＋税

前回訪問時に頼もうと思ってたけど、
頼み忘れていて今回は忘れずに。

味噌を使っているんだけど控えめで、
その程良さが魚介の旨みを殺していない。
でもエンミはあって、
ちびちび摘まみながらに次にイキたくなる。

 

 

「すみません、日本酒をください。」

「オススメをお願いします。」

 

 

店主に向かって注文すると、
ほどなくして日本酒が提供される。

 

 

「これ、愛知のお酒なんですよぉ〜」

「昨日入荷したんです。」

 

 

 

【最愛】

 

ううわあぁぁああーーッ！

 

(´⊙ Д ⊙`)

 

同行者は目を丸くして動揺してる。
ヤラれたぁぁあッ！て顔で。

ヤってやったぜ！と僕。

「最愛」は愛知・山田酒造で買ったもので、
まだ開けてなくて、
ひとりで呑むのもアリなんだけど、
せっかくならサプライズをもってして、
楽しく呑むのもアリかなって、
事前訪問で店主に渡しておいて、
芝居を打ってもらってたのよ。

当然持ち込み料は掛かったけど、
仕込みはバッチリ！

ドッキリ大成功！てきなてきな！

初めて口にしてみると、
柔らかで甘みがあって、
アルコールのツンとしてはなく、
じんわりと旨みが膨れ上がってくる。

こりゃあ、女性も呑みやすいだろうなぁ〜

店主も気に入ってくれたようで、
もしかしてだけど置かれちゃうかな？
もし、そうなったら嬉しいけどね。

山田酒造「最愛」➡https://tadanoramenzukiblog.com/20200228yamadasyuzou/

 

 

【京生麩の柿の種揚げ】￥650＋税

前回気に入った一品で、
京生麩に柿の種をまぶして揚げたもの。
まんまやん！

もっちりとした餅のような中心部に対し、
砕かれた柿の種のカリッと食感が楽しい。
これ、イイのよぉ〜

 

 

【生しらす】￥550＋税

御前崎産だそうで、
ちょいほろ苦さを感じるもので、
これはそのままより、
生姜と醤油で食べた方がイイかな。

「最愛」を楽しみつつではあったけど、
酒メニューを見ると焼酎も気になる。

てか、
他客が頼んでいたので気になった。

 

 

【森伊蔵】￥620＋税

プレミアム焼酎もあるのね。

って、
特に味はズバ抜けてってほどには感じずで、
僕的にはプレミアム感は感じずだな。

 

 

【本鮪赤身ユッケ】￥1,250＋税

ちょっとエンミが強めには効いていて、
これは塩とゴマ油かな？と訊いてみると、
醤油も使っているそうで、
ちょいちょい摘まむにはイケる。

卵黄を潰してしまうと、
黄身中心の味になるきらいがあり、
得てしてあまり好まないんだけど、
これはエンミとのバランスは良く、
あぁ、だからエンミ高なんだなと納得。
イイ感じなのよ。

 

 

【野菜の天ぷら盛り】￥1,000＋税

椎茸、芽キャベツ、インゲン、じゃがいも、
レンコン、玉ねぎ、ブロッコリー、大葉と、
多種が盛られていて、
ちょい塩付けがイイ感じ。

 

 

 

 

まだまだイキたい！

 

 

「日本酒お任せでお願いします。」

 

 

出てきたのは一気に2本。
もう出すのが面倒になったんだろか？

 

 

【大信州 純吟】￥900＋税

ワイングラスに注がれての提供で、
香りを嗅ぐと甘く膨よかなだけど、
口にするとキリッと辛口で、
これはなかなかにハード目。

 

 

【英君 試験醸造酒】￥1,000＋税

なんじゃこれ？
ピンクじゃんじゃん！

ラベルを見るも染料が入ってるわけでなく、
でもピンク！ピンク！ピンク！

軽くピリッと炭酸のような刺激があり、
甘みがあり、
甘酒のようなドロドロ感もあり、
もしかしてだけど、
もしかしてだけど、
どぶろくなんじゃないの？って感じ。
これ、好きだな。

 

 

 

 

更にオススメしてもらっちゃいました。

 

 

 

 

【謙信 純吟】￥900＋税

これは旨かった。

口当たり柔らかい甘さで、
アルコールのツン感なく、
キリッとしつつも辛いわけでなく、
次回も呑んでみたい酒だわ。
うん、好きだわ。

 

 

【魚介のなめろう】￥800＋税

リクエストで再注文。
ちょいちょい摘まむにはイイのよ、これ。

 

 

 

 

うんうんうん、
楽しく呑んではいたんだけど、
営業時間にも限りはあり、
ラストオーダーが迫ってきた。

ついに、ついに、ついにイク時だぜ！
ラーメンをイっちゃうよ！
居酒屋と侮るなかれ！

〆の一杯をイっちゃうよ！

 

 

 

 

 

【藤枝ブラック】￥850＋税

 

ぬぁんだ？

既に妖しげな雰囲気ぶんぶんだぞ！

横にあるおにぎりはとりあえず置いといて、
まずはラーメン。

ちょっとごちゃごちゃ感ある一杯には、
刻まれたチャーシュー、椎茸、白ネギ、
三つ葉などが見え、
仕上げには黒コショウが振られている。

まぁまぁまぁ、
見た目的からすると、
決してキレイな盛りではないかな。

 

スープをひと口。

 

どぅわッ！

こりゃ、またスゲーな！

マグロ出汁を使ったというそれは、
確かにそれらしき旨みだったり、
濃い目に効かされた醤油だったり、
あ、椎茸の旨みも感じられたりするものの、
それ以上に黒コショウが効いている。

いや、効いているというよりも、
刺激が舌を攻撃してくるという感じで、
でもそれだけでなく、
その裏に旨みを潜ませての2段階波状攻撃。

いやいやいや、
こりゃあ、スゲーな！
こりゃあ、やり過ぎだぞ！

イメージして作ったは作ったけど、
ちょっとやり過ぎ感はあって、
通常であればバランスを取って、
出過ぎた部分を抑えたり、
そつなく仕上げるとこだろうけど、

えいッ！そのまま出しちゃえ！

おそらくは勢いのままに仕上げたよな印象。
ビリビリビリビリとした刺激、
そしてマグロなどの旨みを与えてくれる。
こりゃあ、やり過ぎだぞ！

合わせるは低加水細麺。

スープをしっかりと絡ませて、
刺激と旨みを持ち上げてくる。
間違いなく一体感をもってして、
相乗効果的に気持ちを高めていく。

椎茸も絡んできて、
その旨みをダイレクトに感じさせてくれる。
これもイイな。

針生姜がどこからか現れてきて、
これは辛みというよりも香りで変化付け。
うんうんうん。

白ネギも辛みより香りかな。
これもイイぞ。

 

温度低下によって、
甘みもちょいと前に出てきて、
新たなる表情をチラ見させてくるけど、
もうこの時点ではそれは些少であって、
既にスピード感をもたらし、
勢いは止まることなく無我夢中で箸は進む。

あ、チャーシューがあったし、
口にはしたものの、
この一杯にあっては印象薄。

ＹＡＶＡ！

こりゃあ、ヤラれたぜ！

 

 

丼横に添えてあったのは黄色いおにぎり。

『染飯（そめいい）』というのだそうで、
クチナシの実で染めてあるおにぎり。

昔々、東海道の旅人に疲労回復に効果的と、
藤枝宿の名物として人気があり、
葛飾北斎の絵に描かれるほどだったとか。
当時は乾燥おこわだったものを、
現代は藤枝の居酒屋が米料理として蘇らせ、
各店で提供していて、
この一杯には染飯おにぎりを添える。

そんなことを学びつつ、
箸休めならぬ舌休め的にパクリと。

 

でも、残るスープをまだまだ楽しみたく、
ぐいっぐいっと丼を傾けての完スペ。

 

ﾌﾞｧﾊｰｰｯ!  ε-(´∀｀; )

こりゃあ、〆としては強烈なる一杯で、
その刺激感をまた味わいたくなるほど。

 

 

店主に確認してみると、
駅北【八っすんば】で染飯付きで通常提供、

駅南「八っすんば」は単品、飯無しで、
5月の毎木曜日に提供する予定だとか。

こりゃあ、
狙いたいとこだわね、うんうんうん。

 

 

 

 

美味い一杯も食べられたし、
良い酔いであったわ。
お酒とツマミ、
そしてラーメンも楽しめたりするのが、
居酒屋【色彩膳 八っすんば】

テイクアウトもやってたりと、
この困難な時期に対応中。

逆にこんな時期だからこそ、
注意すべきことは守りつつ、
楽しんでみたくなっちゃわない？

 

m9(￣▽￣) ﾄﾞｰﾝ!