その季節がやってきた。
例年はクリスマス頃なんだけど、
今シーズンは成熟が遅いようで、
新年に入ってからのリリース。
期間限定の一杯はもちろんなれど、
裏の一杯も食べときたい。
モチのロン食べときたい。
旬の今こそ食べときたい。
とはいえ、
争奪戦は激しいようで、
早い時間に売り切れてしまうみたい。
それはそれは困った困った。
早い時間に行くっきゃないかしら?
と計画するは休日の朝。
途中にハラヘリヘリハラになっちゃって、
どこかに寄ってしまおうか?
なんて気持ちが揺らいだりしちゃってて、
もしかしたら駐車場待ちの列に接続か?
なんて不安がよぎったりしたものの、
ありゃ?
ラッキーなことに駐車場に空きがある!
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【らぁ麺 めん奏心】
てか、券売機待ちの列が繋がっている。
ありゃ?
1巡目でイケちゃうジャマイカ!
そう、まだ1巡目でイケるぜ!
ポチリだぜ!
【ラートマ】¥1,000
「完熟トマトの汐そば」の裏メニューで、
トマトにラー油を合わせたのではなく、
ラー油にトマトを合わせたのが元々で、
酸味の強い時期がオススメなる一杯。
「完熟トマト〜」のパセリやバジルを抜き、
ラー油をトマトに加えての【ラートマ】
単純なネーミングなれど、
シーズン開始時には正式リリースされ、
認知度は高くなってきたようには思う。
僕としてはウレシス。
紅く広がるラー油には刻み玉ねぎを浮かべ、
チャーシュー、メンマ、味玉、
水菜、白ネギ、糸唐辛子を配している。
まずはスープをひと口。
カツオスープを支えとして、
ラー油の香ばしきゴマ油の香りに辛み、
そこにトマトの酸味が重なってくるぅ〜
スープがしっかりとしているので、
辛みなどを加えても負けることはないのよ。
使われるフルーツトマトは、
まだまだ甘みは弱くて酸味の方が上回り、
リリース直後はこの酸味が活きてくる。
とはいえ、
酸味ばかりではちょいと物足りなく、
甘みあるコクも惹きを増す構成要素で、
今回はまだそれが大人しめで、
フルーツトマトの若さを感じたりもする。
でも、そんな過程を楽しむのもイイのよね。
合わせるは自家製麺。
パン用の粉を使うという低加水細麺は、
つるっと滑らかな麺肌をしていて、
歯を入れるとグッと力強い噛み応えがある。
食べ始めは硬めではあるものの、
馴染みが進んでいき一体感が高まると、
ぱっつんと歯切れのイイものに。
強めに主張するスープに負けるでなく、
それをも受け入れて主張する麺であって、
これが魅力のひとつでもあるのよねぇ〜
白ネギはもちろん、
刻み玉ねぎも絡み始めてきて、
ザクザクシャリシャリと変化を与えてくる。
チャーシューはバラ肉を使用。
厚みを持たせたものが2枚載せられていて、
これがまた噛み応えが強いのよ。
あら?どうしたの?
ってな感じの強い噛み応えで、
でもそこから肉の旨みが滲み出てきて、
味わい深く感じたりする。
メンマは今回は繊維質豊富で、
ポキポキゴリゴリと硬めな歯応え。
味玉は辛みの中にあって、
よりその甘みを主張してくる。
食べ進めていくと、
スープには刻み玉ねぎが残る。
でもこれは残しちゃダメよ。
血液サラサラだったり、
抗酸化作用だったり、
抗ガン作用だったりが謳われているので、
これは残さずに食べるべし!
うんうんうん、
で、完食完スペフィニッシュ。
手が空いたオヂサマが教えてくれたけど、
トマトはまだ入荷が少ないそうで、
限定杯数は12杯のみ。
リリース当初は12杯連続の注文があり、
最速で6分で売り切れもあったらしいけど、
平日の前日は30分、
マーヒートラップが発動したこの日、
土曜日は40分と、
どちらにしても早い時間で売り切れみたい。
「完熟〜」はもちろんなれど、
【ラートマ】を狙うなら今のうちかん?
火水曜定休以外の曜日で狙うかん?
とりあえず喰っとけ!
m9( ̄▽ ̄) ドーン!