埼玉からの帰り道、
町田方面辺りを攻めてみようかと思案思案。
Google先生に確認すると、
首都高渋谷経由で東名へのルートを表示。
なるほどなるほど、
久しぶりの首都高だなぁ〜と、
時間に余裕があったこともあり、
のんびりと音楽を聴きながら走っていると、
何かおかしいことに気付く。
あれ?
到着時間が減っていっていない。
いや、てか、
画面がフリーズ状態じゃないかジャマイカ!
やいやいやい。
トンネルを走ってはいたけど、
Spotifyは使えてて電波は正常だったんで、
まったくもって油断してたけど、
GPS機能は働いてなかったみたい。
YAVAッ!
ま、でもトンネル内で機能は回復せず、
走り続けて行くと光が見えてきて、
やっと外に出たんだけど、
目の前には海上コンテナを運ぶキリンの列。
あらぁ〜、
海じゃん!
羽田空港じゃん!
デジタルの弊害を感じつつ、
頼ってばかりいるといけないと、
アナログで経験値で走り進めていく。
目標にしていたところはもう諦めよう。
行き先変更だッ!
更に走り続け、
東名・海老名サービスエリアで休憩し、
イイ香りの屋台にココロくすぐられつつ、
コーヒーだけでガマンしつつ、
更に走り続けての到着。
【くまもとらーめん ブッダガヤ】
もうね、
何度通ってるんだろ?
豚骨白湯を出す店はいくつもあれど、
この味が近くには見当たらず、
何度も何度も通ってしまっている。
それほどまでに魅力的な店なんだわ。
駐車場は道路を隔てた斜め前に、
「山重パーキング」に専用分があり、
以前より増えて4台が確保されている。
駐車番号2、3、13、17がそれで、
名前を書いたインターロッキングが置かれ、
パッと見で分かるようにはなっている。
間違って置かないように、だね。
暖簾をくぐりての入店すると、
その香りだけでワクワクしちゃう。
カウンター7席、
テーブルは2席の小さいもの1脚、
6席ほどの大きいものが1脚あり、
賑わっていて若い女性も見られる。
ほぉ〜
食べられるんだねぇ〜 (・∀・)
さてさてさて、
めにゅーはこちら。
一応眺めはするものの、
いつもの一杯にしましょかね。
調理が進められていて、
なかなか注文出来ずに待ってると、
「はい?」注文を促されたので、
「らーめん!」と応えての調理待ち。
【くまもとらーめん???】
おりょ?
いつもの一杯・・・とは表情が違う。
トッピングがやたら多いし、
同時提供の隣客の分と間違えたかな?
あれ?
そうではないみないだぞ。
てことは、
僕のが間違えられているのかな?
一応違ってる旨を伝えると、
作り直しますよと引き上げられる。
いや、待てよ、
でもそれ棄てちゃうならもったいない。
「あ、お母さんイイよ。それ食べるよ。」
急いで返してもらい、
それを食べることにします。
【ブッダガヤ】¥1,050
そう、店名を冠する一杯で、
いつかは食べてみたいとは思ってたけど、
遠出するからには、
あちらこちらの店を巡りたく、
となると、
必然的に量を抑えて食べたくあって、
食べる機会が無かったのよね。
こんなことでもないと、
ずっと食べれなかったかもしれないから、
ま、イイ機会だったかもしれないな。
生キャベツの下には、
味玉、角煮なんかが見える。
まずはスープをひと口。
むふぅ〜 (*´꒳`*)
やっぱ美味いよなぁ〜
生キャベツなどで温度低下は否めずだけど、
柔らかな豚骨白湯は甘みがあり、
その臭みをも旨みとする香りがタマラナイ。
重たさはなく、
まったりと舌に絡んできて、
そこに加わるマー油は苦味があり、
相乗効果によってバツグンに美味くなる。
鼻から抜けていく臭みある豚骨マー油に、
もぅ、ニヤけないわけにはいかない。
あぁぁああ、タマラナイ!
合わせるは中細麺。
ポキポキと硬めの歯応えで、
スープには負けない力強さがあり、
一体感もあるのでニヤニヤしちゃうべさ。
ズズッ!ズズッ!
鼻から抜け続ける香りの連打に、
僕はKOされそうさ。
キャベツの瑞々しき食感で箸休め。
角煮はデカいね。
ほろりと柔らかく、
脂もとろりと柔らかいんだけど、
思ったほどのクドさは感じずで、
コレ、イケるな。
隠れてた茎わかめも現れたぞ。
味玉は意外に強めで、
ハッキリとした味付けがされているわ。
うんうんうん、
この勢いを止めてしまうのは、
なんだかしのびなく、
ゆっくり丼を傾けての完スペフィニッシュ。
あぁぁああ、
やっぱ美味いよなぁ〜
美味いと思うんだよなぁ〜
だってさ、
神奈川県は小田原までさ、
何度も何度も通ってしまってるってのはさ、
やはり惹かれるものがあるからなのよね。
思い浮かべちゃうと、
無性に食べたくなる中毒性があるんだもの。
それって、
美味いってことだと思うんだな。
あぁぁああ、
今度はいつ食べられるかな?