ラーメン店って多くあるんだよね。
知らない店も多くて、
知らない味も多くて、
あっちかな?こっちかな?
まだまだまだまだ楽しみたい。
有名店はもちろんなれど、
そうでない店も。
国道150号、
静波海岸近くのココイチを海方向に南下、
右側に小さな看板があるので右折、
その先に見えてくるぜ!
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【麺屋 たいちゃん】
(牧之原市静波1994-1)
引き戸を入ると左手に券売機。
塩が続いていたので、
久しぶりに醤油をイっちゃおっかな。
ポチリ。
L型カウンターに着いて、
食券を渡すと店主に訊かれる。
「大盛に出来ますけど・・・?」
今回も「普通で。」と答えたんだけど、
一瞬悲しい顔をされる気がする。
自家製麺を食べてもらいたいのかしら?
いつかの機会にお願いしてみようかな。
【醤油ラーメン】¥780
1年半ぶりぶりの醤油だぎゃーーッ!
カウンター上からトレイごと渡されるけど、
このプラスチックトレイは薄くてしなるし、
丼が滑り落ちそうで毎回怖さがあるのよね。
緊張の一瞬なんだな。
龍の青き紋様が入る丼には醤油色が広がり、
トッピングにはチャーシュー、穂先メンマ、
味玉、白ネギを配しています。
まずはスープをひと口。
キタよ!キタよ!キタよ!
鶏に節などの魚介を加えたベースに、
醤油を効かせているんだけど、
この醤油は酸味があってキリッとしている。
そのまま効かせているんじゃないか?
そう思うほどにシャープに効いている。
強めではあるんだけど、
しょっぱいという感じではなく、
旨みを従わせてのウマウマ感なんだわ。
合わせるは自家製の低加水細麺で、
しなやかでいてパツンとした歯切れの良さ、
しこしことした歯応えを感じる。
スープをちゃんと抱きかかえて持ち上がり、
一体感は十分。
白ネギはザクザクと分け入ってきて、
香りと共に食感的変化も加えてくる。
チャーシューは肩ロースを使ったもので、
厚みを持たせていて、
しっとりとした中から旨みが滲み出てきて、
炙りの香りもふっと鼻をくすぐる。
穂先メンマはポキポキシャクシャクと、
箸休め的要素で働いてくる。
ズルズルッ!
ズルズルッ!
残る麺を楽しみつつの完食。
なかなか知られている感はなく、
混んでるイメージは残念ながらなく、
でもだからといって悪い感じはなく、
しょっちゅうというわけにはいかないけど、
足を運びたくなる店ではあると思うんだな。
有名店ばかりを巡るのもアリだけど、
何を食べても大絶賛のパターン化よりは、
新しく開拓していくのも面白いと思うぞ。
ラーメンを本当に好きだと伝わるかしら?
(;゜3゜)~ ♪