え?え?え?
通り掛かりに見ると看板の文字が無い!
「寅」の文字が無いじゃん!
何かあったのかん?
気にはなるなる気にはなる。
後日の訪問は、
【ラーメンハウス 寅ちゃん】
暖簾はちゃんと掛かっているので、
単に看板が割れてしまっただけみたい。
メニューはこちら。
やはり店名を冠す「とんこつ系」だよね。
そうだよね。
【寅ちゃんラーメン
大盛にしたことで、
やや干上がり気味。
もやし、白ネギ、海苔を配しているけど、
それより何より存在感がデカいのは角煮、
黒く染まった肉の塊。
スープをひと口。
うん、懐かしい。
口の中をピリピリと刺激するケミカル感で、
家系でも借家系でもない、
ある意味懐かしき豚骨といった感じ。
合わせるは細麺。
硬めでシコパツ、
ちょっとボソ感がなんちゃら一番に似てる。
もやしのシャキシャキ食感で、
変化を付けながら食べる。
そして角煮。
タレに浸かったものをトングで取り出し、
タレが滴り落ちてる状態で投入という荒業感。
箸で持ち上げるには重過ぎるほどで、
多店舗展開をしていた頃の2〜3倍はある。
既にその周辺はタレに侵食されつつあり、
スープの色も、
ほら、変わっている。
豚感が増して当初の味とは変わるけど、
まぁ、深みは増す。
甘じょっぱい味が全体に染み込んでいるけど、
結構濃い味でしょっぱめ。
強い歯応えがあり、
パサつき気味。
食べ応えは間違いなくある。
紅生姜を投入し、
サッパリとさせつつの完食。
寅ちゃん健在なり。