朝しか食べられない。
そうだよね?
昼なら食べてみたいけど、
朝に御前崎って、
僕的にはちょいとハードルが高く、
なかなか行けない。
この日は狙えそうな好機会。
これを逃してしまうと、
次はいつになるか分からないし、
そもそも次があるかどうかも分からない。
活かすしかないジャマイカ!
【御前崎レストラン たわら屋】
道の駅ですよ、
そこでラーメンが食べられるのですよ。
なんとか間に合って、
朝ラー終了目前の9:50の入店で、
また店内客は居るものの、
おそらくは僕がラス客。
メニューが壁にズラリと並んでいて、
ラーメンメニューもズラリなんだけど、
文字だけなので分かりづらいし、
その内容を把握するのも難儀なので、
一番大きく表示されているものをポチリ。
以前食べた気がするものの、
限定ではあるけど定番ぽくてイイか。
妙に納得し、
食券を手に席へと着く。
番号を呼ばれたら取りに行くって、
フードコートのようなシステム。
【黒毛和牛塩拉麺 黒トリュフ香る和牛しぐれ丼添え】¥1,200
ゴハンものは追加したのではなく、
問答無用で付いてくるセット内容。
合わせるべくの意図があるのね。
【黒毛和牛塩拉麺】
潔くキレイな一杯ですな。
ラーメンにトッピングは無く、
あえての豆苗に黒コショウのみ、
“かけ”での提供ってんだから、
トッピング無しのスープと麺ってんだから、
そりゃ潔しでしょう。
立ち上がる香りは甘く、
早く口にしてみたくなるのは当然のこと。
まずはスープをひと口。
アツアツな熱攻撃からの入りで、
ほんのりと甘み、コクがあって、
それはすぐに口の中に広がると、
鼻から抜けていく。
黒毛和牛と香味野菜を使い、
半日以上掛けて取るスープだそうで、
牛の脂を溶かしたような、
円やかなコク深さ、軽いコッテリ感があり、
塩はそれを引き立てるように、
尖がらせずに添えたような柔らかき印象。
イイなぁ〜
舌はもちろんながら、
鼻腔までも楽しませてくれるような感覚。
キレイに麺線を整え畳まれた低加水細麺。
手前から順に手繰っていくと、
スープをしっかりと馴染ませていて、
ぱつぱつの歯応えがあって、
これは徐々に変化していく。
イイなぁ〜
少しずつ少しずつ食べていくんだけど、
麺上には粗挽き黒コショウが載っていて、
これは時間差を考えて置かれているようで、
徐々にスープに溶け入ってくる。
スパイシーな香りが増していき、
ひと口ひと口に変化を付けてきて、
ビシッと引き締まってくる。
時間差の味変効果は面白い。
コク深き牛スープであるので、
ピンクペッパーは合わないだろうか?
そんな妄想も浮かんできたりする。
もうひとつ、豆苗。
シンプルではあるけど、
シンプル過ぎる“かけ”にアクセントで働き、
そこんとこは悪くはないと思うし、
コッテリ感にほろ苦さでもって、
リフレッシュ効果はあるやもだけど、
ちょっと青臭さというか、
ちょっと草臭さというか、
悪目立ちするような感じで、
クレソンじゃダメ?って思っちゃった。
【黒トリュフ香る和牛しぐれ丼添え】
和牛しぐれ煮に刻み海苔を載せたもの。
刻み海苔・・・湿気でしわしわ💦
そのまま食べてみるも、
僕的にはヒットせず。
スープを注いでみると、
それはヒットしてぱくぱくぱく。
完食です。
お腹も満たされて、
お昼は要らないかな。
と
店内は僕ひとりになっちゃってたので、
最後は慌て気味に食べちゃって、
返却口へとトレイを返しての退店。
口の中には余韻が残るものの、
と同時に黒コショウも残る感じ。
メニューがとにかく多いし、
何を食べればイイのやら?
たまにしか来れてないので、
次は何を食べればイイのやら?