横浜に行くはずだったんだ。

 

 

 

台風10号がノロノロ迷走しちゃったせいで、
残念ながら無念ながら断念せざるを得ず、
でも、口の中はもう出来上がってて、
それを食べずにはいられないモード。

 

 

 

とは言えとは言え、
静岡県西部地区はチェーン店ばかりで、
実食したことはあるんだけど、
脂を溶かし込んだよなスープは気持ち悪く、
完スペはもちろん、
まくるなんてことは出来るはずもなく、
工場炊きではなく、
自家炊きのラーメンが食べたい。

食べないわけにはいかないモード。
可及的速やかに口にしたいモード。

 

 

 

【ラーメン専門店 RAGAYA】

（愛知県豊橋市飯村南2-21-18）

可及的速やかに口に出来るだろうと、
ちょっと遠くではあるんだけど、
足を延ばしましたよ。

 

 

 

 

 

て

 

営業時間内ではあるんだけど、
遅い時間帯だったので駐車車両は1台のみ。

割と混んでいることが多いので、
時間をズラしたことが奏功だったか？

ま、どちらにしてもラストオーダー前だし、
ゆっくりと食べることが出来そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え？

営業終了？

 

ラストオーダー前ではあったけど、
早めに終わってしまったようで、
券売機を切ってしまった様子。

 

 

 

あらま！

 

 

ダメかと諦めかけた瞬間、
作ってもらえるとのありがたき配慮。

僕のココロを読んでくれたのね。
いつもとは違う口頭注文で、
現金払いでもっての調理待ち。

 

 

 

 

 

【ラーメン】￥850

口がそれになっちゃってるので、
それを目にしただけで感動モードですよ。
そりゃ、そうですよ。

黒田屋の流れを汲む“屋”系で、
家系とは違うかもだけど、
僕的にはそれとの違いは感じない一杯。

青磁の丼に張られた茶色きスープ、
そこに泳がす麺、
チャーシュー、ホウレン草、
海苔は1枚ではあるけど、
らしさは十分だし、
早く口にしたいのは間違いない。

 

 

まずはスープをひと口。

円やかな舌触りでもって、
広がってくる甘み、そして旨み、
奥には豚のワイルドな感じもあって、
醤油は特に指定はしてないし、
特にこだわりを訊かれることもないけれど、
味わい深さを感じるエンミの醤油感。

 

 

 

イイなぁ〜
イイなぁ〜
イイなぁ〜

 

 

 

ココロに沁み入る旨みだわぁ〜

 

 

合わせるは太麺。
丸い断面の太麺。

こちらも指定はしてないけれど、
硬めの茹で上がりで噛み締め感高し。
スープをしっかりと拾い上げ、
むにむにと噛み締めて一体感を感じる。

海苔は1枚。
貴重な1枚。

スープでひたひたにすると、
麺に巻いて食べるんだけど、
磯の香りがバツグンに広がる。

1枚しかないのが惜しいけど、
それを味わって楽しんじゃう。

 

 

チャーシューは柔らかくも噛み応えあり、
しっとりとした肉質を楽しめる。
酸化臭は無くて良き良き。

ホウレン草は茎にシャキシャキ感はあるも、
葉はクタクタの柔らかめ。

 

 

 

 

 

中盤ある程度でパンチを欲してくるので、
卓上のタレとニンニクを加えちゃう。

補強されてイイぞ。
箸が進んじゃうぞ。

更には台湾唐辛子をちょこっと入れる。
ほんのちょこっとなんだけど、
ピリ辛さが全体を引き締めるので、
更に更に食欲が増して箸が加速する。

 

 

 

 

 

店主ご厚意による提供だったので、
急いで注文したものの、
大盛にしてもらうべきだったと、
ちょっぴり後悔&後悔。

ま、でも食べられて良かったし、
食べさせてもらえて良かったので、
マンのゾクでもっての完食です。
モチのロンで完食フィニッシュ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ〜
食べられなかったら悶々だっただろうから、
兎にも角にも食べられて良かったし、
それはココロを満たすのに十分だったので、
可及的速やかに状態ではあったものの、
工場生産のそれにせずに良かった。
とにかく食べられて良かった。

 

 

旨かったス★