目的地は決まってない。

 

 

 

目的とする店はまだ定まらず。

 

 

 

あっちかな？
こっちかな？

 

 

 

ココロ定まらず、
考えがまとまらず、
でも、せっかくの祝日だもの、
何か動かないと一日が終わっちゃう。

とりあえず東進しつつ考える中、
とりあえず奏心に、とココロが定まる。

 

 

 

 

 

奏心にしよう。
そうしんよう。

 

 

 

 

 

そう、結局スタートは遅かったものの、
昼時を前にした時間帯だもの、
上手くすると谷間の時間帯にハマるかも？

なんてな甘い考えでいたけれど、
まぁ、そうそうそうはならない。
むしろ駐車場待ちの列が出来ている。

人生はそう甘くない。
最後尾接続。

 

 

 

【らぁ麺 めん奏心】

（島田市栄町3538）

 

 

 

県外ナンバーも見受けられて、
まぁ、そりゃ、そうよね、祝日だもんね、
それでもちょい待ちで駐車は出来、
それからツライ待ちで行列に並ぶ。

最後尾接続。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じりじりじりじりじり・・・

 

 

 

結局、梅雨ってあったんだろか？

雨が降ったには降ったけど、
実感としては薄かった気がして、
短期間で夏に突入って感じだわ。

 

 

 

じりじりじりじりじり・・・

 

 

 

太陽の容赦ない日射攻撃にヤラれちゃう。
列はなかなか進まない。
スマホをイヂる集中力も欠く。
暑い時期の外待ちはなかなかエグい。

日陰エリアに入るとベンチがあって、
ひと息つく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足を組んで靴裏を他人に向けないよう注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冷たいものを欲していたけど、
残念ながらヒヤニボは売り切れで、
でも、違う限定は出ている。

冷たくない限定は出ている。

推し麺かぁ〜

生姜を使ったラーメンって、
体を温めたい冬場には見かけたりするけど、
この暑い時期にどうなの？とは思うも、
あえてそれにしてみようかな。

 

 

 

考えをまとめると、
そのタイミングで入店を促されて券売機前。

左下にあるのがそれらしいので、
慌てず騒がず落ち着いてのポチリ。

 

 

 

オヂサマの真ん前に座るも、
手先に視線を下げて調理に集中してるので、
食べに来たよ！
お久しぶりぶり！ってなアピールでもって、
調理の集中力を欠かせるのはナンセンスで、
常連客のように振る舞うのはナンセンスで、
周囲の他客の目にビビり何してる？ッスで、
静かに静かに静かに調理を待つのであるぞ。

 

 

 

 

 

【金谷ん Ginger Black】￥1,200

 

 

 

ほぉほぉほぉ！

 

 

黒いスープのラーメンですよ！

ですよですよですよ、
あ〜いとぅいまてぇ〜んだけど、
それより何より別皿に注目！
チャーシューなど通常トッピングとは別に、
こんもり盛られたおろし生姜に注目！

 

 

 

こんなに要る？

 

 

ちょこっとスープに落とすでなく、
これでもか！って別容器に置かれている。

 

 

「全部ドバッ！と入れちゃって❤」

 

 

提供時にようやく顔を上げて認識され、
その生姜の量の扱いに圧倒されている僕に、
一気に全量を投入するように促すオヂサマ。

 

 

 

そうなの？
　そうなの？
 そうなの？

 

 

 

一気に入れちゃうのが正解なのなの？

 

 

 

よし、分かった！

入れるけど、
全部一気に入れるけど、
まずはまずはまずはスープをひと口。

コク深き醤油感ある風味が広がると、
ビシッ！と効いた黒コショウの刺激が来る。
黒コショウを効かせるだけでは刺激が浮き、
物足りなさを覚えそうだけど、
丸鶏に鰹出汁のベースがしっかりで、
更にはたまり醤油で力強き輪郭を描くゆえ、
黒コショウもしっかりと働ける。
良き良き良き。

そこんとこを確認出来たので、
御指南通りにおろし生姜をドバッ！とな。

 

 

 

スープをひと口。

 

おほッ！

キタね！
　キタね！
 キタね！

 

生姜の風味たっぷりぷり、
ビリビリ痺れるほどの刺激でもって、
一気にパンチアップ！

生姜が入っても負けないスープは力強く、
こりゃ、タマランチン！

いや、こりゃスゴイ！

自家製の低加水細麺を合わせていて、
硬めの茹で上がりでもって、
ポキパツの歯応えを持たせていて、
しっかりと馴染ませたスープに負けず、
そこから滲み出てくる甘みと共に楽しめる。
こりゃ、なかなか良き。

 

 

 

箸を重ねていくと、
あれだけ多くあった生姜にも慣れ、
いや、むしろそれが普通であるかの如く、
馴染んじゃってくる。

刻み玉ねぎに熱が入って徐々に甘みが増し、
それを絡めて食感の変化も楽しい。
こりゃ、なかなか良き良き。

 

 

 

外待ちで火照った体は徐々に血行高まり、
火照りも増して汗がじわってくるけれど、
熱くなり過ぎることなく、
むしろ清涼感が増してくる感じで、
不思議と涼しい感覚になってくる。
うん、不思議だ。

結構血行が良くなるけれど、
清涼感が増してくるのだ。
冬向けの限定かと思いきや、
夏向けの限定でも不思議と違和感がない。
こりゃ、なかなか良き良き良き。

炙りの入る豚バラチャーシュー、
低温調理の豚肩ロース、
メンマ、味玉もスープに投入で、
熱を加えて楽しんたりするけど、
スープ、麺、生姜の世界観の脇役であり、
箸休めの域を出ない感じかな。

とにかくそれらが作る世界観が楽しいのだ。

 

 

 

手が空いたタイミングで声を掛けてくれ、
オヂサマと少し会話を重ねるんだけど、
それを不思議そうに見る他客をよそ目に、
箸を重ねて食べ進めていき、
モチのロンで完食だし、
そのスープは残したくなく、
モチモチのロンロンで完スペフィニッシュ。

 

 

「ごちそうさまでした。」

 

 

外待ちが居るので長居せず、
そそくさと立ち上がっての退店。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外に出ても清涼感は続き、
先述した通り冬向け限定かと思いきや、
夏向けでもある限定であるんだと実感。

 

 

爽快感イイのよぉ〜

 

 

冷たい限定もイイんだけど、
この生姜の【金谷ん Ginger Black】

提供があるならば試してみてみて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提供がないならばしょうがないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・生姜だけに💦

（；゜３゜）～ ♪