雨で肌寒い。

気温は高くはなっているんだけど、
雨が降ってやや肌寒くある。

 

 

 

 

 

温かいものを食べたいな。

なんてなことを考えていると、
ふいに浮かんだのは担々麺。

担々麺イイね。

 

 

 

以前からチェックしていた店はあって、
エリア的にも狙えそうだったので、
こういう機会を活かさなきゃ！なんだわ。

てなことで向かったのは、
大唐薬膳スープの店と同じ道沿いにあるも、
通ったことあったっけ？

そこより東に位置する店。

 

 

 

【中華菜房 喜々（きき）】

（掛川市弥生町158）

ちょっとオサレな雰囲気で、
ラーメン店ではない中華料理店の雰囲気。

 

 

 

入ってみると、
靴は脱いで入るスタイルで下駄箱もある。

カウンター、テーブルなどがあって、
厨房は見えないクローズド型。
なかなか落ち着いた造作で、
ジャズが流されていたりでやはりオサレ。
僕的にはちと照れる。

 

 

 

メニューはこちら。

前菜、メイン、麺類などが並んでいて、
それぞれ気にはなるものの、
おひとり様だと量もお値段も張りそうで、
お手頃なものを欲しちゃう。

そんなココロを見透かすように、
本日のランチがあって、
もちろんお目当ての麺も。

 

 

 

 

 

て

 

塩ラーメンは嫌いじゃないし、
むしら好きではあるんだけど、
本日はそのモードじゃないのよねぇ〜

チェックしていたのはタンタンなので、
それを食べたいんだけど、
そのセットは今回は見当たらないし、
単品で頼むにしても、
もうちょい食べたい僕としては、
ゴハンを欲しくともそれは見当たらないし、

 

 

 

むむむむむ

 

(@_@)

 

 

 

ゴハン無しは残念だけど諦めて、
口は出来上がっちゃってるので、
タンタン単品のみにしようかと注文すると、
スタッフから問い掛けられる。

 

 

「単品ですか？」

「ん？ セットがあるんですか？」

「本日のランチは塩ですが、
　変えることが出来ますよ。」

「あ、じゃあそれで！」

 

 

臨機応変な対応なのか、
どちらにしてもありがたき対応で、
前菜、ゴハン、デザート付きにしてくれた。

ラッキー注文。

 

 

 

 

 

【喜々担々麺セット】￥1,450

 

 

 

ほぉ！

 

 

タンタンとゴハン、前菜までが一緒に提供。

角皿に載る前菜がまたオサレな感じよね。
セットにしてもらって良かったわ。

 

 

 

【喜々担々麺】

ベージュのスープには刻み白ネギを浮かべ、
ひき肉を中央に追いていて、
タンタンらしき表情をしてるよね。

が、炒められたニラともやしも載っていて、
日式担々麺とは違和感を感じるアイテムに、
少々戸惑いはしちゃう。

ま、“喜々”担々麺だと、そう理解するけど。

 

 

 

 

兎にも角にも、
まずはスープをひと口。

 

ぬぉ？

 

さらりと粘度は低く、
芝麻醤、ゴマの香りが来るかと思いきや、

 

ドンッ！

 

山椒の香りが来る。
咽せはしなかったけど、
そのくらい強烈な香りが鼻を突き刺す。

ゴマは使われているんだろうか？
使われていたとしても、
その香りを感じることが出来ず、
それほどまでに山椒が強く香る。

こういう担々麺は初めてだなぁ〜
不思議な感覚だわなぁ〜

ま、“喜々”担々麺だと、そう理解するけど。

 

 

合わせるは加水高めの縮れ細麺。

ぷりっとした弾力、
もちっとした歯応えがあって、
啜ると飛び込んでくる山椒。
強いなぁ〜
ここでも効いていて主張してくるなぁ〜

担々麺を謳っているけど、
他ではあまり見かけないタイプなので、
なかなか面白くはあるんだけど、
山椒麺の方が合ってるよに思うな。
そのくらい全体を支配している感じがする。

ニラ、もやしは炒められていて、
シャキシャキとした食感が心地イイ。

茹でとは違う食感で、
弾むような楽しさがある。

ひき肉による変化は大人しめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てなことで食べ進むんだけど、
徐々に舌に痺れが蓄積し、
口の中がサワサワと賑やかになってくる。

強過ぎると味が行方不明になりがちなれど、
これはそこまでは達しないレベルで、
“担々麺”と思うと頭がバグってしまうけど、
ま、“喜々”担々麺だと、そう理解しよう。

 

 

 

 

 

遅くなったけど、
ここで前菜を食べておく。

後菜というか、
中菜として。
ひき肉とたけのこの炒め物？
ブロッコリーにマヨネーズソース和え？
揚げ出し豆腐？

そんな感じで箸休め的に食べちゃった。

 

 

 

 

 

ゴハンは少しは合間に食べたけど、
やっぱりスープ注ぎが合ってるかな、と、
具材を拾い集めたりしてスープを注ぎ、
雑炊風にして楽しむ。

たけのこも入れちゃえ！

そんな感じでもってフィニッシュです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デザートお持ちします？」

 

 

スタッフが声掛けしてくれたけど、
すっかりそれを忘れていたっけ。

杏仁豆腐？
てなことを思っていたけど、
これはプリンみたいね。

粘りのあるもっちりとしたプリンで、
ビター感を抑えたカラメルかな？

自然と絡めずともカラメルで、
楽しんでの完食フィニッシュ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芝麻醤が効いた日式の担々麺でなく、
それを欲してのハツホーではあったけど、
これはあくまで喜々の担々麺と理解し、
これはこれで楽しめたのは良かった。

山椒を前に出した喜々担々麺。
面白くはあったし、
またの機会がもしもあれば、
他の中華メニューも試してみたいところ。

うん、なかなか面白くはあったわ。