朝早くに行動した磐田から、
さ、どこへ行こうかと思案思案。
多くの選択肢はあるんだけど、
ある程度遠い距離感を攻めたく、
朝から攻める機会の少ない店をイクべし！
ってなことで県を跨いでの豊橋市へ。
【麦の空 GACHI SOBA DOJO】
8時に到着したものの、
9時からの日曜営業だったか、
まだ「CLOSE」表示のままで、
戸は閉まったままで、
駐車場待機する車が何台か。
番号札を1人1枚取るような案内があり、
そろりそろりと引き戸を開けると、
そこには札が置かれているので、
それを1枚取って権利を獲得。
おおよその入店目安時間があるので、
まだかな？
まだかな？
茉奈佳奈？なんてことは少なく、
無用な待ちは避けられるのは良き良き。
以前から試行錯誤して辿り着いた方法で、
とにかく時間が分かるのはありがたいわ。
あ、でもどうなんだろ？
①番号札を取る。
②中待ち室にて食券を購入。
③番号が呼ばれるまで待つ。は分かるけど、
食券は①の後の今買うのか？
③番号が呼ばれる直前で買うのか？
読み方としては両方が考えられる。
券売機は準備万端起動している。
はてさてさてふむぅ〜？
さてふむぅ〜？
なんてなことで正解はどうなんだろ？
周りを見たりでキョドっていると、
挙動不審者センサーが起動したか？
奥から店主がやってきた。
ヤバい！
ぶち怒られるか？？？
な〜んてことはなく、
顔を見るなりの笑顔に安渡&安渡。
訊いてみると、
一旦は外で待機し、
呼び出し時間に食券を買うのが正解だとか。
なるほどなるほどなるほど。
ローストビーフの限定が出てるけど、
杯数が限られていることもあって、
その際に買うのね。
そうよね。
「タカ☆さん、今日は塩？」
え？
限定狙いとは思っていないみたいで、
店主が訊いてくる。
う〜む
バレテーラ😅
限定は限定で魅力的ではあるけど、
しょっちゅう来てるわけではないので、
基本レギュラーを食べたい僕ではあって、
ココロを見透かされちゃってるみたい。
「ん〜、冷香麺も復活で悩んでます。」
「今日から復活だでね。
本家の格の違いを見せてやりますよ。」
「うわぁー💦」
「あははは。」
ココロは決まりましたわ。
塩も気にはなっていたものの、
リニューアル冷香麺、
ニューレイコですよ。
ニューレイコにしちゃいますよ。
厨房に入った女将さんにも挨拶し、
一旦退店して車内待機。
開店時間後も車内待機。
目安が示されているのはありがたいね。
まだまだゆっくりしていると、
某選考委員のリンさんは食べ終えたようで、
声掛けしてくれて暫しの歓談。
やはり限定狙いだったようで、
訊いてみると深夜からの待機だとか。
マヂか！
番号札配布以前に、
店主が来る以前に、
そうとう早くの行動だったようで、
そりゃあ、あたしにゃ無理だわ。
すぐに諦めるよ、マヂで。
そんなこんなでの待ちで、
そろそろかな？と店へ向かうと、
既に中待ち席はいっぱいで、
スリムな体を滑り込ませての券売機前。
限定も出てはおりますが、
狙うべきはニューレイコ。
頭に“本家”が付いて、
他とは違う先駆けの一杯であるとの自負、
そしてパクリとは違うのだよ、パクリとは。
なんてな誇りをも感じたりたり。
ピッピッピッ
チリン！PayPay！
暫し待って番号を呼ばれてカウンターへと。
セルフで水を用意しての着席で、
もう暫しの調理待ち。
【本家冷香麺】￥1,350
キレイだわねぇ〜
そりゃ、キレイだわねぇ〜
とにかく自家製麺が主役たる一杯で、
丁寧に優しく揃えてからの、
ぐいん！
太き平打ち麺をぐいん！
捻り流すようにぐいん！と流す。
麺線を魅せるように流したら、
その上に温泉玉子、ラディッシュ、
ドライトマト、とろろ、刻みチャーシュー、
イワシ削り節、ブロッコリー、
スライス玉ねぎ、バラ海苔を置く。
麺に重なる玉子、とろろなんてのは、
他の具材との緩衝材的役割で、
グラデーションの役割として使われ、
んでね、
それらは色重なりしないように、
あえて違い違いに置いている感じで、
否、きっとそうで、
中心部には赤をアイキャッチとして働かせ、
それを店名の入る黒き丼で引き締める。
それぞれの色が引き立ち成り立つこの表情、
キレイだよなぁ〜
イイよなぁ〜
映えるだけのラーメンって多いけど、
それは見た目でそそってはくるかもだけど、
それだけでない機能美にさえ思えちゃう。
知らんけど。
「始めに麺だけを食べてみてください。」
いきなりマーゼマーゼ ψ(｀∇´)ψ でなく、
まずは麺だけを食べてみるようにと、
女将さんからの説明があるも、
分かってますよ。
あたしゃ、分かってるますよ。
言われずともそうやって食べちゃいますよ。
その美しき麺線を崩したくはないけど、
それを崩さなければ食べられないので、
麺を一本だけ取って口へと運びます。
はい、正解！
冷たい水を食べているような感覚なく、
キンキンに冷やしているではなく、
ちょっぴりひんやりする程度の温度帯で、
麺に絡むスープ・・・ではなく、
そのままだとエンミ強きタレであるものの、
ファーストインパクトを決定づけるひと口。
旨みもしっかり感じられる温度帯なので、
これだけで、
これだけで、
この1本だけでイケちゃうのよ。
イケちゃうくらいなのよ。
でね、
その麺がヤラしいの。
箸で持ち上げると、
しなやかな柔らかさを感じさせ、
その麺肌は柔らかく、
つきたての餅のように柔らかい肌で、
唇、舌を優しく愛撫してくると、
吸い付くような粘りがあって、
でもノビているのではないので、
もったりとした噛み締め感があって、
タレがしっかりと働いているので、
それだけで一体感ある世界観を作り出し、
ヤラしいんだわぁ〜
エロティックなんだわぁ〜
否、どエロだな。
あああああ
Googleやら食べログやらの投稿でさ、
未体験の麺を口にすると、
ふにゃっと柔らかくて噛み応えなく、
ノビた麺だと表現する方々がいたりするも、
食べ歩いていないのがモロ分かりで、
この麺はノビてませんよ、
こういう狙いの麺ですよ、
イタイ奴だなって思ったりたり。
なかなか面白い方々がいるものです。
で
くぱぁッ！って温泉玉子を割って、
具材を全体的に広げ散らしたら、
イクよ。
丼底のタレと麺と具材を混ぜ合わせるよ。
マーゼマーゼ
ψ(｀∇´)ψ
マーゼマーゼ
ψ(｀∇´)ψ
マーゼマーゼ
ψ(｀∇´)ψ
はい、こんな感じですよ。
とろろなどは麺に絡み、
滑らかさは増して、
具材が食感的変化をもたらし、
そのひと口ひと口が違った表情を見せ、
強かったエンミは程良く満遍なく平均化し、
ヤバ〜い！
エロティックぅ〜！
どエロ〜❤
ドライトマトはミニトマト半分ながら、
強烈な甘さと酸味に凝縮されていて、
はッ！
麺と一緒に食べると、
爽やかさと衝撃を与えてくる。
小さいながらにインパクト大なのだ。
もうね、こうなるとね、
周りの声は聞こえないよ。
ずずッ！
ずずッ！
ずずッ！
世界観に浸っちゃうにキマッテル！！！！
ほら、言わんこっちゃない！
味わって食べたんだけど、
夢中になっちゃって途中の記憶が薄らぎ、
余計なことを考えさせない惹きがあって、
とにかく旨い！旨い！旨い！
お楽しみはまだまだ続くのよ。
追い飯があるの。
とびこ、しらす、ブロッコリーが載る麦飯。
これをそのまま投入し、
またまたイクよ。
マーゼマーゼ
ψ(｀∇´)ψ
マーゼマーゼ
ψ(｀∇´)ψ
マーゼマーゼ
ψ(｀∇´)ψ
ハイ、ここッ！
マーゼ！
もうね、食べるしか選択肢は無いの。
これがまたヤバいの。
そうなの。
余計なことを考えさせない惹きがあって、
とにかく旨い！旨い！旨い！
程良き量があっという間に消え、
もうそれだね、
追い飯まで食べてのフルコース料理だね。
マンのゾクで完食だね。
間違いないね。
本家は本家だね。
麺創房LEOのように許可を得て、
リスペクトをもって出す冷香麺もあれば、
無断でパクって出す店もあるそうで、
まぁ、日常茶飯事よくあることだろうけど、
やはりルーツたるは大事だし、
単にコピーするでなく、
そこに想いが入っているか否か？
味にも反映されるような気がするの。
追随を許さないほどにリニューアルし、
更に距離を広げた感のあるシン・冷香麺、
【本家冷香麺】
これは参りました。
あまり褒めたくはないけど、
褒めざるを得ない一杯でしたわ。
親指を突き立てると、
ニヤリとする店主の笑顔を確認しての退店。
「ごちそうさまでした。」
せっかく豊橋まで来たので、
久しぶりに来たので、
他も回りたくは思っていたけど、
まだお腹の容量に余裕は感じられるも、
この余韻に浸っていたかったし、
上書きするのがもったいないので帰ります。
この一杯で帰ります。
これは食べておくべき一杯。
また食べたくなる一杯なのです。
(￣∇￣)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ