「どこがオススメです?」
掛川さすけ店主が合図してくれた先、
中待ち席には「厨」店主マイクの姿。
お久しぶりね、って感じで、
食べ終えて席を離れて合流すると、
少しだけ会話を交わせた。
厨グループはいくつかあるんだけど、
最近行けてないこともあって、
今行くべきはどこだろう?と思ったので、
「どこがオススメです?」
訊いてみると、
おー!
そこはまだ行ったことがないミホー店。
きっかけを作ってもらったので、
それは是が非でも行かねばねばねば。
ってなことで、
2023年4月リニューアルオープンのこちら。
この記事を流し読み
【麺や厨 ~豚骨ノ章~】
東名・静岡インターの取付道路、
「中野新田」交差点を折れて600mほど、
左側に見えてきました。
週末の駐車場は混んでいて、
なんとか空いてるスペースへ滑り込み駐車。
店名で分かる通り、
豚骨の店ってのは分かっていたけど、
調べちゃうと調べ過ぎちゃうきらいもあり、
あえて先入観に左右されないようにしたく、
下調べはしてこなかったので、
店頭のメニューでそれを知る。
博多ラーメンの店なのね。
なるほどなるほどなるほど。
店内へと歩を進めると、
右に厨房とカウンター8席、
テーブルは3脚ほどかな?あって、
券売機は左奥に見える。
ん〜と、
左上の法則でいくと全盛りのようなので、
普通トッピングの一杯にしてみよう。
っと、
PayPayが使えるようだけど、
非対応の券売機なので、
スタッフにそれを告げての支払い。
チリン!PayPay!
麺の硬さを訊かれたんだけど、
その案内は店の奥にあったので見えず、
まぁ、バリカタなら間違いないかなと、
それを告げて案内された席へと着きます。
男女スタッフは外国籍の方々かな?
日本人スタッフだからといって、
テキパキとした動きではなく、
接客スタイルが気になる店もあるけど、
こちらは多少のカタコト感はあるも、
テキパキとした動きでイイ感じだわ。
セルフで水を用意しての調理待ち。
【厨の博多豚骨ラーメン】¥850
うわッ!
悪い色をしてるなぁ〜
白濁っていうよりは、
灰濁ってな感じのグレーのスープで、
白き丼を背景にしても映える色ではないな。
トッピングにはチャーシュー、キクラゲ、
ネギ、海苔などを配しているけど、
それらによって色合いが補正されるでなく、
やや暗めの大人しい表情で映え感は薄い。
ま、でも映える=美味しいわけじゃなし、
どんなもんかは自分の舌に訊け!
てなことでスープをひと口。
お!
お!
おッ!
純国産黒豚骨の呼び戻しスープだそうで、
どろどろ粘度濃厚ではないんだけど、
さらっとしつつの円やかさがあって、
ほんのりとした甘みからの豚の旨み、
んでもって鼻へと抜けていく臭み・・・
イイねぇ〜
工場生産ではなく、
店舗炊きしているスープのようで、
この感じはイイな。
低加水極細ストレート麺を合わせていて、
麺の硬さはバリカタでお願いしたんだけど、
普通くらいかな?
思ったよりも柔らか。
しなやかさはあって、
スープをしっかりと持ち上げてきて、
そこんとこはイイんだけど、
スープがしっかりしてるので、
僕的には硬めの歯応えがある方が、
多分多分多分バランス良さげに思える。
好みの問題かもだけど。
青ネギの青き香りが合うね。
麺にたっぷり目に絡めるのがイイわ。
キクラゲはコリコリ。
細切りなので麺とも絡みやすく、
食感の変化が楽しい。
チャーシューは豚ロースになるのかな?
柔らかくも噛み締め感あるもので、
スープに負けない存在感を楽しめる。
ん?
ソーキ?
メニューを見直すとトロ軟骨丼などもあり、
うん、トロ軟骨って言うのね。
柔らかく煮込まれて、
少しコリッと感があって面白いな。
味変してみようかな。
卓上にはコショウ、マー油、タレ、
博多豚骨っていったらの紅生姜などもあり、
悩むとこではあるんだけど、
辛子高菜も用意されているようなので、
スタッフに声掛けしてこれを投入。
ん?
ん?
ん?
クミン?
純粋に辛い高菜を欲したんだけど、
他にもスパイスが入っているそうで、
アジアンチックな辛子高菜ってとこで、
僕的には違和感を感じちゃうな。
替玉は現金対応もしてくれるので、
食べたい気持ちはあったんだけど、
お腹的容量に余裕無くの断念。退店。
店主に推してもらっての訪問だったけど、
推してもらって良かったわ。
工場生産のスープではなく、
博多感を感じられるスープでもって、
また食べてみたいラーメンだったわ。
次こそバリカタで。
( ̄▽ ̄) ふ