「マークさんに言われて来たでしょ?」
「え? いや、そんなことないよ。」
前客に次いで入店すると、
調理の手が空いた店主から攻撃を受ける。
バシッ!
うげッ!
いやいやいや、
確かにそれはないわけではないけど、
何度か食べたことありますやん!
なかなか来る機会が無かったり、
来たら来たで混雑してて入れずで、
断念スルーするぅ〜こともあるけど、
好きな一杯ではあるし、
それがまだ残ってるんですもの、
売り切れになってないんですもの、
そりゃあ、イクにキマッテル!!!!
券売機を前にして、
狙いを定めてイクよ!
ポチリだよ!
全員集合!
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【麺屋 花枇(はなび)】
だって藤枝ですもの、
ちょっくら遠いんですもの。
朝ラーの時間帯はなかなか厳しく、
気力が潤っている時しか狙えないけど、
気力が潤っていたのよ、この日は。
朝ラーの時間帯で到着すると、
そもそも一ヶ月程度の提供との情報で、
最終12月10日までに間に合っての訪問は、
まだ限定提供はされていて、
まだ限定は残っているみたいなので、
そりゃあ、イクでしょ?
内心ほくそ笑みながらの着席ですよ。
そりゃあ、ほくそ笑むでしょ?
【かき塩ラーメン】¥1,400
牡蠣ですよ、牡蠣。
秋刀魚シーズンが終わると、
これまた風物詩的に現れる牡蠣ですよ。
秋刀魚ほどではないけど、
限定で見かけることが増えた感じはあるね。
こちらは以前から提供があって、
それは口にしていたけど、
しばらく食べていなかったので、
表情は変わったな。
先述した通りそうそう食べる機会は薄く、
そうとう食べたかった一杯ではあります。
トレイには白き丼の他に別皿があり、
そちらは後に使うとして、
まずはラーメンを。
茶色がかった黄色のスープが張られ、
そこには麺が泳がされていて、
以前食べたもの同様、
牡蠣ペーストもあるんだけど、
牡蠣そのものも載っている。
あら!
暫く食べてなかったので、
いつ変わったのか分からないけど、
仕様が変わったようで、
使用することになったのね、牡蠣を。
なるほどなるほどなるほど。
それはそれとて、
まずはスープをイってみましょう。
ひと口。
アツアツな熱攻撃からの入りで、
甘き鶏の香りがあって、
それは厚みのある芳醇な香りで、
塩味はあっさりしつつもしっかり効いてて、
でもエンミ高くなくの程良さ。
鶏の香りを活かした使い方で、
そこから口の中へと膨らむ膨らむ膨らむ、
鼻へと抜けるほどに膨らむ膨らむ膨らむ。
鶏塩スープがイイのよぉ〜
ベースの鶏がイイのよぉ〜
花枇の丸鶏スープ、
特に塩が好きなのよねぇ〜
合わせるは低加水細麺。
スープをしっかりと馴染ませていて、
しこぱつとメリハリのある食感で、
スープに負けないというよりは、
スープを活かした一体感ある主張で、
これだけで十分に楽しめちゃう。
この鶏塩で十分に楽しめちゃうちゃう。
まだ先は長いんだけどね。
牡蠣ペーストを溶かし入れちゃうよ。
むにゅむにゅむにゅ
お!
牡蠣だね。
パッと香りが広がって、
牡蠣ワールドの始まりなんだけど、
牡蠣だけでなく、
ベースたる鶏も活きていての下支えなので、
共にしっかりと押し広げてくる感じ。
イイね。
イイね。
イイね。
ここで牡蠣を食べちゃうよ。
コンフィされたものだそうだけど、
表面は炙りで焦がしを入れてあるのかな?
香ばしき香りにぷりっとした弾力、
歯を入れるとパッと広がる牡蠣風味で、
更に更にの牡蠣ワールド!
こりゃあ、イイ感じですわな。
三つ葉はスープでしんなりし始め、
これを麺に絡めると香りが合う。
三つ葉って不思議よね。
一気に「和」の世界観へと持っていく感じ。
ポイント高き香草なんだわ。
さ
別皿に目をやる。
味変の役割が考えられるアイテムだろうね。
レモン、バターは多分分かるんだけど、
小松菜は?
スープに入れずに提供されたってことは、
変化を重ねるスープに干渉されないように、
単独で働く役目を担っているものか?
うん、多分そうだな、
きっとおそらくmaybe。
ひと摘まみを口にすると、
そのほろ苦さで一旦リセット出来る。
新たな気持ちで次へとイクのだ。
まずはバター。
全量だとバター味に成りかねないかな?
ちょいと危惧したので、
半量だけを溶かし入れてみる。
円やかでミルキーな香りが広がるんだけど、
バター勝ちすることなく、
牡蠣鶏スープを活かした効き方だったので、
すぐに残りを入れての全量投下。
バタースープになることなく、
牡蠣鶏を殺さない効き方がイイぞぉ〜
小松菜。
次いでレモンをイってみよう。
これもまた殺しにかかるアイテムなので、
軽く搾り入れて様子を見る。
あ!
これもまた殺さない効き方なので、
思い切って全力で搾り入れてみると、
うん、爽やかな酸味は効くんだけど、
牡蠣鶏バターは殺されずだもんで、
これら味変は上手く作用してるなぁ〜
感心感心感心。
小松菜。
そんなこんなでもって、
ほくそ笑みながらの食べ進みでもって、
エンミ強くないスープを放っておけなく、
ゆっくりゆっくりと丼を傾けて、
ほくそ笑みを見られないように傾けて、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
君は完スペさ。
Do you really want to hurt me?
2023年の牡蠣は終了だけど、
2024年もまた狙えるかしらん?
春のあさりバターも好きだし、
限定はちょいちょい出されてるし、
デフォの丸鶏、煮干もイイし、
特に塩がイイし、
てか、
それしか食べてないけど塩がイイので、
次は何を食べようか?
次は何を食べられるかな?
どちらにしても、
誰かに言われたから来たんでしょ?って、
店主に思われないようにしましょ!っと。
\(//∇//)\