暫くお休みが続いていたけど、
いよいよ再開したらしい。
店主が厨房に立っての再開らしい。
と
SNSでの賑わいを見かけたんだけど、
その日は本店モードだったし、
混むであろうから後日にしようと避けた。
そろそろどうだろう?
2週間経ったので、
ちょっとは落ち着いたかしらん?
ダメ元での訪問。
おー!
昼時とも重なって外待ち多数で、
駐車場も混雑してるわ!
でも、1台分だけ空いててのラッキー駐車。
この記事を流し読み
【麺屋 さすけ mugiho】
あら、ご無沙汰!
セミリタイアなおっさんと目線で挨拶し、
外待ちの列に着きます。
お腹ペコリンでの待ちなので、
アイムラビニな世界にそそられるも、
意外に早く回転しているようで、
待ちくたびれることないのはウレシス。
スタッフが入店を促すでなく、
前客が入店していったので、
はてさて?
僕はどのタイミングで入ればイイのやら?
案内があるとギガントウレシスなのにな。
中の様子が伺えないので、
恐る恐るドアを開けてみると、
そこに中待ちが見えたので、
静かにドアを戻して再度の外待ち。
そろそろイイかな?
再度覗き込んで、
ヨシ!と入って右側のタッチ式券売機へ。
さてさてさて、
画面には「朝ラー」「昼ラー」の文字。
ピッ!と触れると、
昼ラーのラインナップ。
セアニボを食べたかったけど、
昼の提供は無いようなので、
限定もあるようだけど、
レギュラーにすべきかな?って、
“塩”の文字にココロ迷うものの、
左上の法則しかり、
醤油推しの印象もあって、
今回はそちらにしてみようかな。
ピッ!
QRコード対応券売機なので、
支払いはそちらで。
チリン!PayPay!
もうしばらくの中待ち後、
着席を促されての着席。
厨房には店主の他にスタッフ2名が居て、
全体的な指導を受けつつ、
補助的な動きをしていて、
明るい雰囲気はあるんだけど、
イイ意味の緊張感が感じられる。
「あれ?
塩じゃなくてイイの?」
静かに潜んでいたんだけど、
店主は既に見つけていたようで、
割と塩好きの僕をイヂってくる。
ま、今回は醤油にしたんですのよ。
オホホホホ
【醤油らぁ麺】¥1,000
本店にも“醤油”を名乗る一杯はあるけど、
ネーミングもそうだけど、
それとは変えてきている。
違った表情をしている。
グレーにフチを回した落ち着いた丼で、
醤油の発色はそれに影響されて抑え気味、
自家製麺を泳がせていて、
トッピングにはチャーシュー2種、
これは豚と鶏ももだな、
メンマ、刻み玉ねぎ、
中央にこんもりと白髪ネギ、
仕上げに紅たで、芽ネギを添える。
ちょうど目の前で盛り付けがされていて、
集中しての丁寧な仕事ぶりが見えたけど、
どの店でもそうだけど、
盛り付けでの見た目は大事だと思うわ。
第一印象でワクワクしたいもんね。
ま、ま、ま、
それはそれとて、
その味に興味が移る。
どんな感じなんだろ?
オイルの層ってんじゃなくて、
コッテリとした感があったので、
軽くちゃぷちゃぷしてのスープをひと口。
あーーー、そうなのね。
軽い酸味あるハッキリとした醤油感があり、
さらっと粘度は低いんだけどコク深く、
でもクドさはなく、
鶏の奥深さだけでなく、
なんやかんやの旨みが層を成していて、
ある意味、
重ねられた不思議な旨みがあり、
相乗効果を生み出している感じ。
普通の醤油スープっぽいんだけど、
何だろ?
旨いや。
合わせるは自家製麺。
低加水細麺だよ。
たおやかさが感じられ、
ぷりっとした弾力、
ぱつっとした歯切れのイイもので、
スープをしっかりと含ませていて、
その旨みとの一体感を生み出している。
旨いや。
チャーシューは豚肩ロースのようで、
柔らかくも弾力があり、
個性の強い燻製香は感じず、
肉そのものの旨みが滲み出てきて楽しめる。
ちょっと意外だったのが鶏もも。
鶏スープであっても、
魚介スープであっても、
トッピングには豚チャーシューが一般的で、
てか、
ラーメンには盲目的に、
もれなく豚チャーみたいな使われ方が多く、
最近では鶏胸が増えてはきたけど、
鶏ももって少ないよねぇ〜
僕的には鶏ももは好きだけど、
見かける機会って少ないよに思う。
で
その鶏もも。
表面のその色目と焦げ目がそそり、
口にしてみると、
あぁッ!
何だろ?
好きッ!
皮にしっかり甘みを持たせていて、
それがグイグイと来る。来やがる。
甘ダレに十分過ぎるくらい浸けてあったか、
その染み込み具合は深く、
肉自体には強過ぎずで、ってとこで、
その香ばしさと肉の弾力が相まって、
こりゃ、イケる。
僕的にはツマミとして食べたいくらい。
皮が旨いなぁ〜
こりゃ、イイなぁ〜
ワクワクしてきたぞ。
白髪ネギ、紅たで、芽ネギなどを絡ませ、
麺を楽しんでいると、
「あれ?
スープ減ってるじゃん!」
どちらかと言えば、
醤油より塩を選択することが多いだけに、
今回は醤油にしたので店主は面白いらしい。
「イヂらないの💦」
「へへっ」
イタズラ好きなガキンチョのような笑顔。
なんだかなぁ〜
( ̄▽ ̄;)
卓上には調味料があって、
コッテリ感に変化を付けたく、
柚子唐辛子をちょこっと振り入れ、
残る麺を啜ったりで完食。
スープは最後まで味わいたく、
丼をゆっくり傾けての飲み干し、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
「タカ☆さん!」
目の前にタッパーが置かれたので、
覗いてみると乾燥された食材が入っている。
どんこ、エノキ、椎茸などの他、
トマトまであるぞ。
店主の説明によると、
食材をじっくりと水分を抜いて乾燥させ、
旨みを凝縮し、
水に戻してスープに使うんだとか。
ほーほーほー
( ̄O ̄;)
「金勘定よりこっちの方がイイ。」
楽しそうに説明する姿は、
まさにガキンチョのようで、
上張時代に戻ったかのような笑顔が溢れ、
調理する姿もそうだけどイキイキとして、
厨房に立つことを楽しんでるのが伝わる。
そうよねぇ〜
見るからにそう思うもん。
機械的作業の調理でなく、
想いを込めた調理という感じがして、
味にもそれが出ているようにも感じ、
惹かれるものもあってのスープ飲み干し、
完スペだもの。
「ごちそうさまでした。」
声掛けしての退店なんだけど、
暫くしてもイイ余韻が残り、
それは次を欲する条件としては十分。
醤油が良かっただけに、
次は塩を食べてみたい興味が湧いちゃう。
いや、その前にセアニボも食べたいな。
ま、ともあれともあれ、
ちょいと注目したくなってきたぞん。
( ̄▽ ̄)b グッジョブ