ぬぉ？
まぁ、当然ながらではあるけど、
食事が出来る所はありそうだけど、
通常目にするエリアではないし、
大々的に公表されているわけではないし、
その情報を見かけるまでは知らなかった。
orieさん、ありがとう。
足を延ばして国道一号、
静清バイパスを走っていき、
「千代田上土IC」の先が目的地。
正確に言うと、
その中にホントの目的地があるはずで、
そこんとこの詳細はよく分からない。
【静岡市中央卸売市場】
ナビに従って着いた正門は閉まっていて、
その先も同様で、
土曜日ってこと、
昼に近い時間帯ってことによるものか、
北門に行くような案内表示がされている。
開場されている日だから、
営業はしているはずだけど、
ちと不安はよぎる。
ここまで来たからには寄りたいな。
守衛所があって、
不審車に守衛がいぶかしげに出てきたので、
声を掛けてみる。
「食堂に行きたいんですけど・・・」
「あぁ！」
いぶかしげな顔はほぐれ、
好意的な表情となり、
場内の案内図を示して場所を教えてくれる。
う〜ん、ありがたい。
浜松では名前や連絡先を書いたんだけど、
こちらでは名前を訊かれるだけでOK。
ありがたく、
でも慎重に初めての場所へ向かう。
さてさてさて
初めてのエリアであるし、
どこぞに看板や案内があるわけでなく、
教えてもらった場所に確信が持てない。
困ったちゃんだぞ。
でも多分このビルだろうし、
その前に停めるように言われたもんね。
ここの3階って言ってたよな。
ビルに進入し、
教えてもらったエレベーターに乗り込み、
昇って降りた先にそれらしきもの無し。
ありゃりゃんこりゃりゃん？
恐る恐る進んでキョロキョロすると、
お！
あった！
周りにも食堂らしきものはあるようだけど、
この日この時間帯での営業はここだけ。
お目当ての店に到着だぜぃ！
【みっちゃん食堂】
なんと！
なんと！
なんと！
創業60周年とな？？？
なんともなんともオドロキなんだわ。
メニューはいくつか並んでいるんだけど、
情報で見たワンタン麺は無いみたい。
ま、ま、ま、
それはそれとてノーマルラーメンはあるし、
あー、
チャーハンもあるけど、
半ラーメンになっちゃうんだ。
逆にラーメン&半チャーハンが欲しいけど、
まぁ、無いならしょんないね。
ハツホーにビビリーで入店すると、
横幅ある厨房に横幅カウンター12席ほど、
奥行きは少なくて通路幅はあまり取れず、
客が座ってしまうと、
カニ歩きで移動しないといけないほどで、
ま、昼時を前にしても、
市場としては遅い時間帯なので、
僅かな客しかおらずで心配するほどでなく、
それはそれで僕的にはありがたし。
キョロキョロするも店内にメニューは無く、
店外で見たものを注文してみる。
ヨロシクどうぞ。
【みっちゃんラーメン】￥500
ほぉ〜
良さげな雰囲気を何か感じるぞ。
確信的なものではなく、
根拠があるわけでなく、
なんとなくその表情からの直感。
その濃い醤油色ぶんぶんのスープ、
細かく刻まれ浮かぶ青ネギだけで、
もうそんな予感。
アタリかしら？
ハズレかしら？
泳がされた麺は透けて見え、
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
海苔を配している。
さてさてさて
どんな感じなんだろ？？？
よく見ると表層は意外に油多めなので、
ちゃぷちゃぷしてスープをひと口。
うん、ほらね。
唇に軽くヌメリを与えると、
甘みから酸味ある醤油感、
動物系の出汁が膨れ広がってくる。
厨房にはガラを炊く鍋が見え、
しっかりと炊いているのが分かる。
イイなぁ〜
合わせるは低加水極細麺。
スープを馴染ませていて、
するするするっと上がってきて、
しこしことした歯応え。
青ネギがこれに絡んできて、
その青き香りを含ませてくる。
ちょこっと変化を付けたく、
白コショウを加えてもイケる。
チャーシューは柔らかくも弾力があり、
ぷりっとしていて、
噛み締め感からの旨みが滲み出てくる。
レア感あるものが多くなってきた昨今、
こういうチャーシューってイイなぁ〜
メンマはポキポキ。
てなことでの食べ進みで、
チャーハンも食べるべきだったか？
やっぱ半チャンがあると嬉しかったな。
などと考えつつの完食。
お代はありがたくの￥500現金払い。
車に戻って周囲エリアを見てみると、
どちらもシャッターが閉まっていたりで、
閑散としている。
賑やかな時間帯にも来てみたいとこだな。
1m以上ある鉄骨梁を見ながら戻り、
守衛に手を上げての退場。
うんうんうん、
ラーメンを通じて色々な体験が出来て、
新たな場所も知ることが出来て良かったわ。
経験が増して知識も増えて面白いな。
(*ﾟ▽ﾟ*)