「何でノーゲスになると来るよ?」
「は? 知らんがな!」
【磐田 麺屋 さすけ】
店頭で写真を撮っていると、
店長KATZが表に出てきて吠える。
たまたま、
たまたま、
たまたま谷間に入ってしまったようで、
それをしきりにアピールしてくるんだけど、
知・ら・ん・が・なッ!!
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
「あれ? セアニボ無いの?」
「今日は鯛味噌だよッ!」
「は? セアニボ食えって言ったじゃん!」
「もう終わったよ。また来週くら・・・」
「知らんがな!」
しょんない、じゃあそれにしてみようかな。
「え? 限定ってどのボタンよ?」
「もう売り切れましたよ。」
「じゃ、他はどれが美味しいよ? 白めし?」
「いや、板のりが旨いんですよ。」
( ̄(工) ̄) むぅ
ノーゲスだったこともあり、
いつも以上にバトルを展開したけど、
そろそろ飽きてきたので止めとこう。
中華そばは先日食べたし、
ブタニボあたりかな。
和え玉も。
ん?
担々和え玉?
それは食べたことなかったな。
食べてみることにしよう。
ポチリ&ポチリ。
【ブタニボ】¥950
迫力すら感じる一杯で、
てか、
見た目は家系のそれと同様で、
チャーシュー、ホウレン草、海苔が配され、
他に刻み玉ねぎ、
そして肝とも言うべき煮干バター。
今回はキューブ状にはなっておらず、
だら〜んと広がっている。
まずはスープをひと口。
お゛
粘度がアップしたねぇ〜
豚骨濃度がアップして、
粘度高くまったり度が上がり、
舌にしっかりとまとわりつく。
でも重く感じずのギリを狙った感じで、
タレも過不足なくの程良く決まっている。
これはイイね。
麺を引き出してみるよ。
現れたるは自家製麺で、
加水高めの平打ち縮れ麺。
スープをしっかりとまとわせ、
唇を舌をくすぐり入ってくると、
ぶりっとした弾力、
ぐっと押し返すような歯応えがある。
刻み玉ねぎを絡めると、
瑞々しきシャキシャキ食感が心地イイ。
うん、イイねぇ〜
海苔を絡めると、
磯の香りが合う。
うん、イイねぇ~
さ
煮干バターを放出するぞ。
チャーシュー上のそれを箸先でもって、
うりゃうりゃうりゃ
スープと混ぜ合わせてのひと口。
うん?
ふた口。
うん?
煮干がウリの店であるし、
それを謳う一杯ではあるんだけど、
ちょいと抑えめに感じるなぁ〜
苦々しさだったり、
旨みだったりがちょいと弱いよな気がする。
それ故か、
隠れ気味であるバターが前に出てきてる。
変化が弱いなぁ〜
これなら味変効果での変化させるでなく、
豚骨に煮干を直接効かせた方が良さげだし、
むしろこの濃度なら「ブタブタ」でも。
ちょっとモヤモヤして、
卓上の煮干しオイルを使ってみようかな?
手を伸ばすと、
にんにくの醤油漬けを勧められたので、
それを入れてみると、
ガツン!と香りと醤油で引き締まる。
たっぷり入れても面白いかも。
ま、でも入れずで済むならそれでもよし。
和え玉を出してもらおうと声を掛ける。
【担々和え玉】¥300
ノーマル和え玉は食べたことあるけど、
担々バージョンは初。
ひき肉や刻み玉ねぎなどが載せられていて、
顔を近づけると、
ゴマの香りが立ち上がってくる。
ほぉほぉほぉ
トップを散らし、
全体を混ぜ合わせるんだけど、
中心部がほぐれずに回ってしまうので、
箸でほぐしながらのマーゼマーゼ。
ψ(`∇´)ψ
出来るだけ均一に混ぜたらばいただく。
「どうです?」
「・・・」
「あれ? お気に召さない?」
「・・・」
「え? マヂか?」
「・・・」
「ホント、どうです?」
「詳しくはWEBで。」
「ちょっと、止めましょうって。」
「・・・」
「あ、これ、マヂなやつだ。」
「・・・」
寒さが厳しくなってきて、
和え玉で辛さを希望するお客さんが居て、
ラー油足しからのからの発想らしく、
担々バージョンを作ったそうなんだけど、
肉味噌以外に芝麻醤も使われていて、
本格的な構成ではあるんだけど、
その芝麻醤が重い。
ただでさえ汁無しでパサつき気味なのに、
粘度のある芝麻醤が絡むので、
より重くなって食べにくくなっている。
ノーマル和え玉の方が圧倒的に旨く、
それ単体でも食べたいくらいなんだけど、
こちらはそうは思えず、
替玉の進化系と考えると、
担々だとブタニボスープに合わなくない?
スープを注いでみるも、
やはり合うような気はしなかった。
エンミも増しちゃったしね。
どうせ“たんたん”であるなら、
むしろカツタンの方が良さそうに思えるも、
あ、その表記は色々問題がありそうだから、
「KATZタン」ってことでどうでしょう?
(; ̄ェ ̄)
ま、完スペはしたものの、
色々と思うことがあり、
訊かれたことには答えたけど、
次はどうなっているかしらん?