2021年6月にオープンの新店。
今までも作り手であったけど、
あの味なんだろうか?
新たなる味なんだろうか?
どんな感じになるのか気になるので、
とりあえず食べてみなくちゃね。
初訪のタイミングを失していたんだけど、
なんとか機会を作れそうなので、
とりあえず食べてみなくちゃね。
と、国道1号をひた走っていき、
以前“原の関所”と呼んでいた場所が目的地。
店頭の駐車場に空きは無かったので、
以前と同様か?と建物脇をすり抜けると、
やっぱ同様だったわ。
うん、ありがたし。
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【麺 たくみ】
店主の名前をそのまま冠した店名で、
意気込みが感じられる。
暖簾をくぐりてn・・・あ、無いのか、
暖簾は無いようなので、
そのままドアを開けると、
店内レイアウトも以前同様なれど、
壁紙などは新しくなっているので、
リフレッシュさは感じられる。
券売機はすぐ左手に。
諸々並んではおりますが、
初訪であるので基本の一杯、
左上の一杯をイっちゃいましょう。
ポチリ。
席を案内されての食券渡しで、
いざいざいざ!の調理待ち。
【手打ちラーメン】¥750
青き龍が描かれた丼に、
麺を隠すように広げられたチャーシュー、
メンマ、ネギが配されていて、
ん〜ん?
海苔が載っていないだけで、
他は「豚平」と同じように見える。
ま、作り手は同じなので、
そこんとこはやむを得ないかもだけど、
どうなんだろ?
まずはスープを、とひと口啜ると、
うん、柔らかでほんのりと甘く、
醤油由来と思われる仄かな酸味があって、
スープというよりも蕎麦つゆという感じ。
文字で書くとこんな感じなんだけど、
派手に醤油でぐいぐいと主張するでなく、
滋味深くあって、
ちょいと豚の香りもしたりして、
どこかほっこりするよな感覚を受ける。
うん、老若男女に愛されそうな味なんだな。
合わせるは多加水太麺。
つるっとした肌を持っていて、
唇をくすぐるような啜りから入り、
ぷりっとした弾力、
むにむにとした歯応えがあり、
うどんのような感覚がある。
スープの馴染みは良く、
その啜りからの展開は心地イイ。
青ネギはざくざくとした歯触りで
青き香りを発してくる。
つるっとした麺とは異質な食感ではあるも、
それも心地良かったりする。
チャーシューはぷりっとした弾力で、
しっかりと味が染みていて、
噛むごとに旨みが滲み出てきて、
脂の甘みと共に楽しめる。
このチャーシューは増すと、
より楽しめそうだわ。
メンマはぽりぽり。
このままでもイケそうだけど、
ちょいと味変してみたくなり、
卓上の一味唐辛子、黒コショウを振り入れ。
ほら、合うわ!
ピリッとした辛みと香りが引き締め、
全体的に惹きを増すのよ。
うん、増すの。
あれぇ〜?
以前食べたものとはほぼ同じだとは思うも、
独立によってより旨くなったよな気がする。
うん、てか、また食べたく思えたもん。
また食べたいのだ。
店主に会釈しての退店で、
しはらくはその余韻に浸った。
派手ではないけど、
滋味深き味に惹かれたなぁ〜
うん、また食べたいのだ。
また寄ってみよう。
開店おめでとうございます。
( ̄▽ ̄)b