ちょいと足を延ばしたい。
せっかくのGW、
県跨ぎがはばかられるご時世なので、
県内でちょいと足を延ばしたい。
目的地まではNO麺のつもりだったけど、
ちょいとお腹が空いてきていて、
開店時間まで考えたら保たない気がする。
少し腹に入れたい。
あ、そうね。
朝ラーの時間帯だけは“かけ”があるらしく、
なかなかその時間帯を狙うことはないので、
せっかくだから狙ってみたいなと思い始め、
てか、食べたい。
向かったのは9時頃なんだけど、
駐車場はいっぱいで停めれず、
第2駐車場の存在を知ったので、
そのまま東方面へ進んでいくと、
静清信用金庫の前辺りに看板を発見。
そこ。
てなことで徒歩1分程度で店に到着。
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【麺屋 花枇(はなび)】
店前の駐車場のいっぱいは変わらず、
ドアの外で待つ方々も居たりして、
ま、とにかく大人しく待つより他はなく。
しばらくして入店案内があっての券売機前。
限定も出てたりはするものの、
狙いは“かけ”なのでポチッとな。
あ、でも丸鶏 or 煮干と選べ、
味も選べるってことで、
ん〜ん、
まだ丸鶏の気分ではなかったし、
煮干でエンジンを掛けようかなと、
煮干、塩でお願いしてみます。
【かけそば(煮干 塩)】¥650
潔しッ!
極論かもだけど、
スープと麺だけで食べさせるものって、
いや、食べさせる力があるのなら、
トッピングは要らないと思っていて、
実際ネギですら邪魔と感じる時がある。
さて、この一杯はどうなんだろ?
白き丼に広がるスープは琥珀色をしていて、
折り畳まれた麺のみを収めている。
刻み玉ねぎ、青ネギは別皿に配し、
完全かけ状態でまずは味わうべし!だわね。
立ち上がる香りを感じつつ、
まずはスープをひと口。
うん、淡い。
薄いのではなく淡い。
煮干はガツン!な派手さはなく、
僅かにビター、
旨みをじんわりと感じる大人しいもので、
塩も大人しく抑え気味なので、
ひと口めは薄いと感じるかもしれない。
ただ、開かれた味蕾が次を欲するので、
ふた口み口と重ねていくと、
旨みがより感じられてくるようになる。
静かなスタート。
合わせるは低加水細麺。
ナカダ食品のもので、
ここんとこあちこちで見かけたりするね。
口にするとぱつんと歯切れ良く、
スープとの相性的には、
こちらも大人しく感じるも、
徐々に馴染みを増していくと、
ひと口ひと口ごとにその印象は覆っていく。
や、旨いな。
大人しい印象だったものが、
徐々に旨みが舌に蓄積していって、
徐々に惹かれ度が増していく。
煮干の旨みに惹かれていく。
これ、旨いなぁ〜
そのまま食べ進めたい気分ではあるけど、
別皿の食材を残したいのではなく、
やはり入れちゃうよねぇ〜
熱が入っていって甘みが増した頃、と、
麺と絡ませていくも、
うん、淡麗煮干に対しては玉ねぎ強く、
青ネギも舌触りで主張してて、
やはりそれらに意識が向いちゃって、
スープ、麺との世界観への気が散っちゃう。
卓上から煮干オイルを投入してみるも、
上手く修正することは出来ず、
うん、やっぱ薬味は要らないかな。
ま、ま、ま、
とはいえスープを残す気にはならず、
ゆっくりと丼を傾けての飲み干し、
完全スープペロリの完スペです。
いや、旨かった。
トッピング無しの【かけそば】は、
朝ラーの時間帯(7〜10:15)のみ提供で、
なかなかハードルは高しではあるけど、
シンプルにスープと麺だけ、
自信が無ければ提供は出来ないと思うけど、
旨みを直に感じられる潔さはアリ。
決して派手ではなく、
薄い!と感じるやもだけど、
食べ歩きをするような方々にとっては、
醤油でなく塩だとより分かりやすく、
その旨み蓄積の感じ方はタマラナイと思う。
これは味わうべし!な一杯でした。
旨かった☆
( ̄▽ ̄)b グッジョブ