喰らいたくなる日曜日。
系統だのインスパイアだのなんだのって、
まぁ、色々ありますが、
僕的な一括り“ジロー”の中では結構好きで、
現時点では惹かれる一杯に間違いない。
ま、但し、
ニンニクは入れたいとこなんだけど、
後に残っちゃうのが難で、
ちゃいと控えちゃうのも間違いない。
たまには入れない方向で攻めてみようか。
うん、そう、そういうのもやってみよう。
相も変わらずの人気店で、
駐車場は6台あるんだけど、
駐車場待ちをしている車が1台。
軽く1周してきたらイケるかな?と、
1周してきたら2台になってて、
ま、無駄な抵抗は止めて、
3台目を受け入れての駐車場待ち。
ようやく停められての外待ち先頭。
「春soba」は5月9日までだそうよ。
【ラーメン山 まさか】
すぐに入店案内があり、
同時に麺量300gで良いかの確認があり、
券売機を前に考えてた構成でポチリポチリ。
その横にはセルフコーナーがあり、
水はもちろん、
箸、レンゲ、爪楊枝、ティッシュを取り、
促された席に腰を落ち着ける。
このシステム、メンド。
事前に麺量の申告をしてあったので、
時間短縮に効果的なシステムであり、
そこんとこは評価したいところ。
提供直前にニンニクの有無を訊かれるので、
今回は「無しで。」と答える。
【ラーメン山】¥850
どどーん!と迫力ある表情ではなく、
緩やかな低い山がでろーん。
淡い茶色のスープが白き丼フチまで迫り、
もやし、キャベツの低い山、
その頭頂部に背脂をでろでろでろ、
チャーシューを寄り添わせている。
大したことないじゃないか、と、
登頂は容易いように感じる。
スープを啜ってみると、
粘性はあるもドロッドロではなく、
円やかで甘みある豚骨白湯が舌を包み込む。
醤油はカラメでなく、
さほど強く効いてるものではないので、
迫力は感じない。
ぐぐぐっ、と、
丼底からひっくり返すように、
もやしなどを下に、
麺は上への天地返し。
現れたるは自家製の極太平打ち縮れ麺。
加水低めのもので、
ごわっとした噛み応え強めなんだけど、
もちっとした柔らかさもある麺で、
スープのまとい良く上がってくる。
抗うような麺は、
こういうジローには合うよなぁ〜
食べるというよりも、
“喰らう”という感じで、
野生の本能を刺激するかのようなんだわ。
うん、旨みを抱えての抗う麺。
イイな。
ここに野菜が絡んできて、
食感の変化がまた“喰らう”に拍車を掛ける。
うんうんうん、イイな。
ま、でも醤油強い“カラメ”にした方が、
もっと迫力は増すだろうなぁ〜
チャーシューは肩ロースを使ったもので、
歯応えがある硬さで、
肉を喰らう噛み応えを残している。
醤油がしっかりと染みていて、
肉の旨みと共に滲み出てくる。
ややパサつきはあるけどね。
今回はニンニクを入れなかったのは、
気になるオイルがあったので、
それを試してみたかったから。
【生姜あぶら】¥50
うん、間違いなく生姜あぶらなんだけど、
イメージしていたのは、
粗みじんの生姜を脂でじっくりじっくりと、
低温で揚げたような一体感のあるもので、
「生姜+脂」の生姜オイルなんだけど、
これは「生姜」「背脂」だよね?
まさかの分離型!
別に背脂を好んで食べたいわけでなく、
それならむしろ「生姜」だけで良かったわ。
これ以上背脂は要らないわ。
ま、入れるけど、
やっぱりなんか腑に落ちない。
うん、生姜自体は爽やかな香りの辛さで、
これはこれで悪くはないけど、
ニンニクほどの惹きはないわね。
それよりも背脂マシが堪えてくる。
あ、「辛あぶら」も券売機にはあるけど、
卓上にはコショウだけしかなく、
一味唐辛子が欲しいな。
一味唐辛子が欲しいな。
一味唐辛子が欲しいな。
単純に辛みで味変したいのだわ。
ま、ま、ま、
それでも好きなジローであって、
喰らえたのは良かったんだけど、
やっぱニンニクだったり、
唐辛子の辛みがあると万全だわなぁ〜
口臭が気になるので、
なかなか機会を作れないけど、
また喰らいたくなる今日この頃、
皆様ごめんあそばせ。
(艸д+。) サョォナラァッ