「今月で終わりだよ〜」

「さよ〜なら〜」

 

 

席に着くや否や、
常連らしき客に声を掛ける店主。

 

へ？
そうなの？
初訪問なんですけどぉ〜

 

噂では90近いという店主、
確かに見るからに高齢なんだけど、
シャキシャキと威勢よく動き回り、
声を発している。

 

 

 

 

・・・マスク無しで。

(@_@)

 

 

 

 

2020年末で閉店との情報があり、
いつかは行ってみたくあったけど、
このご時世ってこともあり断念。

ではあったんだけど、
年が明けても営業してるよな情報も見かけ、
どうなってるんだい？
継続してるんだかん？
なんてことを思ってたりもした。

この日は不要不急でない用件があり、
せっかくの機会なので、
昼はアレ食べたいなと向かうと、
駐車場にも入れないほどの混雑で、
どう考えても断念せざるを得ず、
出来上がった口を収める術はなく、
どうしたものか？と思案思案検索検索で、

 

お！

 

そういえば未訪のままで、
たまたまではあるけど、
目にしたからには狙いたくあるな。
多分やっているんだろうな。

やってる・・・よな？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず向かったのは『豊橋魚市場』

さすがに昼時の時間帯だと静か。

その前にあるのが目的の店であるんだけど、
店頭テーブルはちゃいにーず集団で賑わい、
近づくのに躊躇する。

 

 

 

【中国料理 陽華楼飯店 魚市場前センター店】

本店の他に豊橋ビル店との列記もあるけど、
どちらも閉じているらしい。

 

 

「回鍋肉とラーメンしかないよ。」

 

 

13時閉店らしく、
その時間が近づいてきているので、
スタッフからせわしなき案内がある。

 

 

て、まだメニューも見てないんですけどぉ〜

 

 

空いてる席に腰を落ち着けると、
冒頭の閉店情報。

来て良かったなと思う反面、
ちょいと衝撃な発言を聞いたので戸惑う。

 

メニューはこちら。

 

あ、なるほど！

 

回鍋肉のランチがあるのね。
周りを見渡してみると、
らしきものをパクつく客が多く見える。

うん、ま、でも、僕は麺を食べたくあるな。

 

スタッフに提供可能か確認しての注文で、
暫くの調理待ち。

 

 

 

 

あれは僕の分かな？
中華鍋がぐるんぐるんと回されている。

 

 

 

 

 

【天津麺】￥800

 

ほぉほぉほぉ

 

それらしき玉子焼きが中央に広げられ、
その上から餡が掛けられているけど、
強いトロミではなくて緩い感じだわね。

白ネギ浮かぶスープとの境は分からない。

まずはスープ・・・というか、
餡混じりのスープをひと口運ぶと、
ほんのり甘く、
さらっとしてはいるんだけど、
コク深い感じがある。

不思議な味。

合わせるは縮れの入った細麺で、
やや柔めでぷりもちな歯応えがあり、
不思議なスープを馴染ませ上がってくる。

やっぱ甘みは気になるな。

 

 

玉子焼きを突いてみる。

千切って確認してみたんだけど、
芙蓉蟹たるカニ身は見当たらず、
他にも具材らしきものは見当たらず、
単なる玉子焼きかしらん？

ふわっとしたものではなく、
表面がカリッとして焼き過ぎ感があり、
うん、やっぱ単なる玉子焼きかしらん？

麺と絡めて食べ進めてみるんだけど、
特にコレ！って印象に残るものはなく、
酢が一緒に提供されたのでこれと、
白コショウをちょこっと使い、
容器ベトベトだけどちょこっと使い、
味変を試みるも惹きまでには結びつかず。

開け放たれていたガラス戸は閉められ、
やっと背中の寒さからは解放されるも、
ココロまではそうはいかない感じで終了。

 

 

 

 

うん、年末の情報がガセだったのか否か、
まだ営業を続けていた【陽華楼飯店】

4月末ってのもホントか否かではあるけど、
ま、ま、ま、
気になる方は早めの訪問がイイやも。

 

 

とりあえず気になっていた店に訪問が出来、
僕的にはもやもやを残さずには済んだ。

 

 

ま、違うもやもやはあったけど、
それはそれでお勉強っちゃうこんで、
問題はナシ。

(・∀・)