そこに行けば満足いくものが食べられる。
それは間違いのないところで、
麺はもちろんながら、
浜松市中央卸売市場での直接買い付けで、
店主のお目に叶ったものしか提供せず、
ハズレのない海鮮系が食べられたりする。
今回は提供があるんだろうか?
ま、おそらくあるんだろうな。
そのドアを開けてみることにしましょう。
【汁なし担々麺っぽい専門店 ラボラトリー】
店頭店内には新作の塩の案内、
それの限定麺などの案内があり、
今回はそちらで攻めてみようかと。
んでもって、
海鮮系は・・・
うわ、大漁だなッ!
ちょいと多過ぎて選択がムズイぞ!
ん〜ん
暫し悩んで注文し、
暫しの調理待ち。
【海老のラボタン塩】¥900
ほぉほぉほぉ
具材はひき肉が除かれる以外醤油同様で、
水菜、刻み玉ねぎ、青ネギ、
カシューナッツが載せられていて、
そこに茹でエビが載せられてるだけかな?
エビ自体は好きなので問題はナシだけどね。
とりあえず、
そのエビをひと摘まみでひと口。
どほッ!
プリッ!とした弾力はあるんだけど、
その前にパリッ!とした歯応えがあり、
それが一気に弾け、
エビの香りが飛び込んでくる。
ほんの僅かにエンミが感じられ、
それにより甘みが引き立っている。
あぁ、エビ好きだわぁ〜
よし、次はラボタン塩だわ。
麺を持ち上げてみると、
いつもの真っ黒な醤油とは違い、
透明感のある塩ダレがあり、
これを早速絡めちゃおう!と、
トップをざざっと散らしてから、
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
器底から麺にタレが、
具材がしっかり絡むように、
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
麺は麺屋棣鄂の平打ち麺で、
そこに縮れが入れられていて、
全ての具材が満遍なく散って、
しっかり馴染んだら食べちゃうちゃう。
羅臼昆布、椎茸、鰹など数種類の乾物、
藻塩など数種類の塩による塩ダレを使い、
旨みが凝縮された・・・云々、
なるほどなるほどなるほど、
確かなあっさりとしていながらも旨みあり、
麺にもしっかりと馴染んでいるんだけど、
ちょいと油が気になるなぁ〜
唇をヌメッと滑らせ、
せっかくの旨みをコーティングしちゃって、
ちょいとボヤけ気味には感じるなぁ〜
エビを挟みつつ食べてみると、
あ、これは旨みが加わる事でイイ!
エビはイイぞ!
形状が麺に絡ませやすかったり、
タレに忍ばせてみたりも面白いかもだなぁ〜
【天然生雲丹】¥500
無添加!と謳う生ウニで、
そのまま摘まんでみると、
あああああ、
うみゅい!
とろんと舌にトロけるよに甘みが広がるぅ〜
あ、そうそう、
形が崩れないようミョウバンを使うらしく、
僅かな苦みやエグさがあったりするけど、
これは無添加らしいのでそれを感じない。
甘いんだわぁ〜
ティータダさんから贅沢な食べ方を聞いて、
そりゃ、さすがにもったいないでしょう?
そう思ってはいたものの、
頭で考えてブレーキを掛けるでなく、
固定概念に囚われるだけでなく、
試さない手はないし、
試すことでの経験値も増すだろうと、
ま、ま、ま、
とりあえずやってみましょう!
ちょこっと摘まみ入れて、
うにうにうにと箸とレンゲで突き、
麺に絡ませて口に。
うみゅい!
こりゃ、イイぞ!
塩ラボがベースとなり、
それによりウニが引き立てられ、
ウニラボタンになっちゃうなっちゃう❤
こりゃ、イイぞ!
悪いわけがない!
ウニラボ、イイぞ!
もったいないからって、
後で食べようと残していたウニを追加投入。
うみゅい!
ウニラボ、イイぞ!
笑顔になっての食べ進みで、
勢いのままに完食だわ。
エビはエビで旨かったけど、
ウニはウニでの変化も楽しく旨かったぞん。
贅沢丼は贅沢丼でラインナップされてるも、
この日は迷うほどに大漁で、
全部に手を出したいほどの大漁日で、
食べ手側としては嬉しい悲鳴なんだけど、
裏を返せば、
魚料理を提供する店が少なくなり、
卸売市場からのハケ先が失われつつあり、
リアルな悲鳴が上がってないかと危惧。
とりあえず食べ手は食べたかにゃ!だし、
そもそも食べたい。
【天然縞鯵丼】¥880
鯵の王様!!
超高級魚!!
そんな謳い文句が書かれていて、
アジは好きな魚だけど、
シマアジをシマアジとして、
ちゃんと認識して食べてたかなぁ〜?
違いがあるんだろか?
てなことを思いつつ、
まずは出汁醤油を使わずにそのままひと口。
あ、へぇ〜、そうなんだ。
アジのイメージで食べてみたけど、
脂がノっていてトロけるよな感じで、
どちらかと言えばブリに近いように感じる。
淡白なブリといったところ。
へぇ〜、そうなんだ。
出汁醤油を軽く掛け回し、
山葵を添えて味わいつつのバクつき。
完食。
基本の汁なし系はもちろんのことながら、
海鮮系が充実しているのは魅力で、
毎回何を食べようかと悩んでしまう。
次は何があるんだろ?
限定麺も突発的にあったりで、
実験室はまだまだ楽しませてくれ、
面倒なことになったわ。
(о´∀`о)