決して派手な店ではなく、
そこにひっそりとあるんだけど、
なんだか無性に寄りたくなるんだな。
素朴で癒されるっていうのかしら?
そこんとこは不思議な魅力がある。
浜松城公園の北側、
姫街道から見えるとこではあるけど、
赤いテント地の庇に、
赤い暖簾で目立ちそうではあるけど、
さほどそんな感じでなく、
気にしていないと見過ごすかもしれない。
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【亀山屋】
建物横にある駐車場に停め、
暖簾をくぐるとテーブルのみの店内。
メニューは壁に短冊が貼られていて、
そのお値段がまた安い。
ラーメンなんて¥350、
一番高くてオムライス¥550だもの。
なんだか悪いような気がして、
麺類だけでなく、
ゴハンものもイっちゃおっかな。
てか、お腹的に問題なくイケそうだし。
( ̄▽ ̄;)
【ラーメン】¥350
スープがなみなみですよ。
こぼれそうなくらい、
スープなみなみな一杯が¥350
2020年7月現在、
スガキヤのラーメン¥330とほぼ一緒で、
個人店でのこの金額は安いよなぁ〜
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
なると、青ネギ、海苔を置き、
懐かしき表情に感じる。
スープをひと口。
醤油が中心の角のない優しい味わいで、
ほっこりとはするんだけど、
出汁感は弱めなので、
どこかにそれを求めてしまったりもする。
合わせる細麺はそれを馴染ませ、
一体感による相乗効果はある気がする。
チャーシューは肩ロースを使用していて、
噛み応えがあり、
醤油がしっかりと染みていて、
これはイイ感じ。
後客2組それぞれが、
「チャーシューメン」を頼んでいたので、
それが証明されたよな印象を受ける。
メンマはポキポキ。
なるとはスープとの比較もあって、
魚の旨みがよく感じ取れる。
やっぱり補強したくなるな、と、
卓上の醤油をひと差し、
白コショウをちょい足ししてみると、
うん、このくらいがイイな。
醤油ひと差しによって、
バランス的にまとまる気がするんだわ。
【チャーハン】¥400
ラーメンだけじゃ物足りない気がしたので、
今回初めて頼んでみたチャーハン。
他で目にするものと違って、
色目的にはそそる感じではなく、
後載せグリーンピース、
フチ添えの紅生姜が浮いているような印象。
具材は豚肉、玉ねぎが入っているけど、
卵は使われてはおらずの珍しさ。
ひと口。
あ!
へぇ〜
これはこれは!
醤油の香ばしき香りがイイわぁ〜
醤油が広がってくるのよ。
これはイイな。
油べったりのコテコテしたものではなく、
最小限でそれを感じさせない使い方なので、
米粒がくっつき気味ではある感じで、
チャーハンというよりも、
焼き飯という表現の方が当たってるかも。
紅生姜が付いてくるんだけど、
口の中をさっぱりさせる効果は薄く、
どちらかといえば、
紅生姜が味的に優勢となってしまうので、
これは合わないような気がする。
スープが付いてくるけど、
これはほぼ色の付いたお湯って感じの無味。
ラーメンのスープの方がイイな。
あぁ、
でもこのチャーハンはイイな。
旨チャー探検隊に食べてもらいたいわ。
今回はニンニクが気になるので止めたけど、
餃子とも食べ合わせしてみたいわ。
うん、派手な店ではないけど、
たまに寄りたくなるってのは、
惹かれるものがあるんだよね。
また寄ろっと。
(*´꒳`*)