2019年9月2日閉店。
まだもうちょい先だな、と、
受け入れたくない気持ちもあって、
気にしないようにはしていたけど、
時は過ぎゆくもの。
いよいよその時が間近に迫ってきた。
土日はもちろんのこと、
平日においても整理券確保の為に、
早い時間帯から並ぶ人が居たりして、
その都度都度配布が前倒しになっていき、
争奪戦となった模様。
閉店直前の日曜日には、
限定のみを提供するイベント日となり、
150食は更なる争奪戦となりそな予感。
整理券は前日土曜日18時から一人5枚まで、
当日6時から同様に配布予定と告知があり、
でも土曜営業に支障をきたさぬよう、
15時以降の待機との注意も。
そりゃ、
確実さを求めるなら土曜15時でしょ!
と、
ふらふらと時間調整をしての土曜15時。
早々に長き列が出来るほどで、
程無くマナちゃんが人数、枚数を確認する。
その時点で97枚。
当日券は残らずに、
前日で150枚が捌けちゃうんじゃないか?
(´⊙ω⊙`) ジャマイカ?
うん、ま、とはいえ、配布は18時。
まだまだ先は長い。
空を見上げてみたり、
ブロック塀の苔のむすまでの時を考えたり、
てか、
高原の山肌のように見えるなと思ったり、
まだ2時間先かぁ〜と息を吐いてみたり、
ラジバンダリ。
って、
何やら店頭でざわざわわ。
集まった人の多さで予定変更の前倒し、
16:12整理券の配布開始。
ありがたや!ありがたや!で、
なんとか24番を(σ゚∀゚)σ ゲッツ!!
あ、でも早い時間なんだよなぁ〜
9:30〜10:00の時間帯なのよね。
ま、ま、ま、
確実に食べられるんだから良しとしとこ。
まだまだ列に着く方は居て、
いや、こりゃ、
ホントに前日で売り切れちゃうよなぁ〜
もう興味はそこにしかなくなり、
それを確認したくなってきた。
てか、
僕だけでなく他の方々も同様で、
その時を待つ。
結果、17:10、159枚を配布して終了。
ま、そりゃ、撮影をしたくなるわな、うん。
で
いよいよそのイベント当日。
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【ガチ麺道場】
東海三県自家製麺活性化プロジェクト
[新章]2019ニノ題"香露"
〈天麩羅香露きし中華〉鉄火巻き付
既にその提供が開始されていて、
9:30前には到着して声掛けを待ち、
いよいよの入店。
デポジットの返金があっての券売機前は、
限定のみの日なのでモチのロンでの一択。
ポチリ。
【天麩羅香露きし中華】¥1,500
う〜ん、
僕にとってはガチ麺道場としての最後で、
感慨深い一杯となりそうだなぁ〜
提供されたのは、
スープに浸かる麺、天ぷら、温泉玉子で、
そして食べ終わりには手巻寿司を予定。
まずは麺側から。
昆布、のどぐろ煮干、カマス煮干、赤鶏節、
たまり醤油などを使う透明感あるスープに、
うるめ、イワシ、サバ、アゴなど、
節を使った香油だそうで、
油玉キラキラでキレイ。
少し口にしてみると、
それぞれの旨みが組み合い融合することで、
ガツンと突き抜けることなく、
たまりも強いわけでなく、
補助するように一体化。
エンミ穏やかなる和出汁といった感で、
冷やし過ぎない程良い冷たさで、
じんわりと染み入ってくるかのよう。
あぁぁああ、タマラナイ。
ε-(´∀`; )
合わせるは全粒粉入りの平打ち麺。
きぬあかり、ハルキラリ、
そしてもち大麦も使われているそうで、
丁寧に揃えられた麺線がキレイ。美しい。
それを魅せる為に、
トッピングは隅に配されていて、
揚げナス、チャーシュー、トマト、おくら、
そして隠れ気味だけどらっきょうも。
麺を啜るとスープは流れずにまとってきて、
艶やかで滑らかに、
柔らかいけれど柔らか過ぎず、
しなやかに唇から舌の上を踊り、
その香りを膨らませ、
喉をくすぐるように通り過ぎる。
この喉越し感は気持ち良く、
味わうのはもちろんながら、
その喉ちゅるちゅるに夢中になるほど。
こりゃ、タマラナイ。
ε-(´∀`; )
いや、てか、ヤバイぞ!
ちょっと琴線に来るものがあるぞ!
一旦、トッピングに回避。
チャーシューは肩ロースで、
ロースト低温調理されたしっとりしたもの。
おくらは縦半分にされて食べやすい。
揚げナスはこってりした中に甘き旨みあり、
これはイイな。
らっきょうはちょっと意外な存在感で、
甘酸っぱさが逆に面白い。
てか、笑える。
トマトは湯剥きされたもので、
オイル漬けなんだとか。
オイルのクドさはなく、
それよりもコクある円やかな酸味があり、
それは想像以上のアクセントで口に広がる。
・・・そう、よくあるのが、
味も素っ気もなくて、
ただの色合わせかよ!って感じで、
アクセントにもならないのってあるからね。
あれってガッカリするんだよなぁ〜
トマトを使うんだったらさ、
甘みだったり酸味だったり、
コクあるものを使って欲しいよなぁ〜
あ・・・すみません!
どっかの輩に説教されちゃいそうだから、
以下自粛で。(@ ̄ρ ̄@) zzz
ま、ま、ま、
とにかくこのトマトは良かった。うん。
別皿に目を向ける天ぷら2品は、
三河赤鶏ささみこうじ漬、味付メンマ。
いやいやいや、
最後の最後で出してくるかなぁ〜
以前、提供されていた天ぷらじゃ〜ん!
鶏はまだ温かく、
パサつかずのしっとりさがイイね。
てか、
琴線ゆるゆるだぞ!
こんにゃろめ!
で、で、で、これはどうしろと?
追加トッピングとされる、
温泉玉子、香味干し海苔、いわし削節。
このまま食べるべきか?
それとも乗せるべきか?
海苔と節は混ぜた方が良さげだよなぁ〜
ん〜ん、
混ぜちゃおう!
麺を付けちゃおう!
温玉の黄身は硬めなので、
しっかりは混ぜ切れないものの、
うん、これはなかなかに面白いぞ。
ちょいと味的には濃いめにはなるんだけど、
味変アイテムとしては面白く、
麺上に乗せ加える意図だったかもだけど、
このつけ、絡みの方が良かったと思う。
さ、さ、さ、
なんだかんだで麺は完食。
ん〜ん、
食べちゃったぁぁああ〜
と、寂しくはなるんだけど、
まだアディショナルタイムが残されている。
〆が残されている。
そのタイミングでの声掛け案内があり、
「手巻きお願いします。」とコール。
「女将さんとどっちを指名する?」
「え〜?指名料高そうだもんなぁ〜」
イヂワルな質問をいなしてみると、
嬉しそうに笑顔を見せる店主。
あぁぁああ、
こんなやり取りも楽しかったなぁ〜
作り置きではなく、
その場で巻いて直接手渡された手巻寿司。
海苔はパリッとした磯の香りを漂わせ、
シャリはべちゃべちゃせず、
イヤミなくほんのり甘酸っぱく、
空気を含むようにしっとりふぅわり、
マグロは醤油が隠れるような脇役となり、
その風味を活かすような漬け、
それぞれが抜きん出ることなく結びつき、
一体感のある手巻寿司。
いやぁ〜、スゲーな、これ。
怒涛の如く続いた旨みのスターマイン、
その最後を大きなしだれ柳が締め括った感。
いやぁ〜、
僕にとってガチ麺道場での最後の一杯かぁ〜
分かっちゃいるけど、
これはまた食べたい一杯ではあったなぁ〜
名残惜しくはあるけど、
大満足の一杯で締められたのは良かったな。
うんうんうん。
そして翌日、
2019年9月2日(月)、
この日がホントに最後の一日。
競争率が日々高まってはいたんだけど、
7時20分頃で予定杯数90杯の整理券を完売。
スゲーなぁ〜
食べられた人が裏山だわぁ〜
(リンさん、ありがと。)
2015年2月1日豊川に復活開店し、
2019年9月2日、
約4年半をもってガチ麺道場閉店。
なんだかさ、
あっという間に駆け抜けていったよね。
寂しい想いはあれど、
店主には次なる構想があるようで、
そちらに向かって動くようであります。
まだまだ突き進むに違いないはずで、
次なる報が届くのを待ちたいと思います。
上野さん、
そして女将さん、
とりあえずとりあえずお疲れ様でした。
(まっちゃん、写真ありがとう。)
グッジョブ( ̄▽ ̄)b