ラーメンが好きです。【美味しいか否か。また食べたいか否か。】を基準で記事を書いています☆

ただのラーメン好きブログ

浜松市西区

荒野【ワンタンメン(大盛)】@浜松市西区大山町

投稿日:

 

「壁谷スペシャル?」

店主は顔を見るなりニヤリと訊いてくる。

「はい、壁谷スペシャルで。」
ニヤリと僕はそれを返す。

 

 

【荒野】

荒野の外観

昼時遅めの到着は、
いつもの如しで賑やか。

おかけでゴハンものは売り切れで、
ハラミ丼は当然の如しで欠品。

食べる気マンマンだったのに残念無念。

券売機を睨んでの一択ポチリ。

たまたま空いている席は、
厨房に居る店主に近い奥側。

この席の割合が自然と多いのは嬉しい。

案の定、店主は目ざとく見つけ、
「壁谷スペシャル?」と訊いてくる。

蒲郡「きくや飯店」が使ってたという、
たまり醤油を探し出したのは店主なれど、
そこへ辿り着くべく尽力した壁谷さん。
タレを強めた仕様がちょいと賑やかで、
この日狙ってみたかったのよね。

「はい、壁谷スペシャルで。」

待ってました!とばかり、
モチのロンで頼んだんだけど、
「さいとうラーメンって知ってる?」
「懐かしいらぁ〜?」
「そっちにする?」
「どうする?」

テンション高めで畳み掛けてくる。

「やっぱ、きくや仕様?」

ひと通り儀式が終わったようで、
冷静さを取り戻したようだ。

「はい、きくや仕様で。」

 

 

荒野にもよく来るという、
高丘のガル店主の話をしたり、
ビブグルマンの話をしたりしながら、
その一杯が出てくるのを待ちます。

 

 

「KBYスペシャルで〜す!」

店主、まだテンション高いぞん。( ̄O ̄;)

 

 

 

 

【ワンタンメン(大盛)】¥900

ワンタンメン(大盛)

ハラヘリヘリハラなれど、
ゴハンものの提供は終了してたので、
大盛一択勝負。

んでもって、
きくや飯店仕様に近づくべく尽力した、
岡崎の壁谷さんのワガママスペシャルです。

通常よりもタレ増ししてるようで、
そのスープの色はいつもより黒々と、
深い深い色をしている。

トッピングとしては、
ワンタンメンなのでもちろんワンタン、
チャーシュー、メンマ、青ネギが入る。

 

ではではではスープをひと口。

どぅわぁッ!

こりゃあ、深いぞ!

醤油ダレの量はマシマシで濃いし、
そもそも見た目からしてしょっぱそう。

 

・・・ではあるんだけど、
そんなことないのが不思議。

コク深くて風味は強まってググッと、
グググググッと主張はしてくるんだけど、
しょっぱくはないのよ。

13時。
ちょい遅めの時間帯ということもあってか、
ベースにも力強さが出ているのか、
そのタレに負けちゃう薄っぺらさがない。
このバランス感が上手く調和していて、
一体感良く押し迫ってくる。

イイじゃん!イイじゃん!

 

合わせるは丸断面の低加水細麺。

既にそのスープが馴染んでいて、
ていうか、
黒く染まり始めている。
その力強さに負けないように、
硬めな茹で上がりで、
グッと抗うような力強さを感じる。

ふにゃ麺だと、
明らかにスープ勝ちになりそうだけど、
そこのバランス感も考慮されている様子。
多分。
きっと。

これに青ネギが絡む。
時折青く辛いものがあり、
これはイイ感じに合ってたなぁ〜

 

そしてそしてそして嬉しいのは、
チャーシューが全てバラチャー。

そうなのよ、
きくや飯店のは全部バラで、
しかも大きさ、形もこんな感じ。
厚さだけはそれよりは厚くて贅沢な仕様。
側は醤油にしっかりと染まって黒々、
中の脂身との対比が際立つ。

スープの熱を加えてから口にすると、
肉の旨み、脂の甘み、
そしてビター感が交錯する。

ワンタンのしっかり染まった皮は小さめで、
ちゅるとした舌触り。

大きめでくすぐるタイプも好きだけど。

濃い目バージョンではあったけど、
全体のバランスだったり、
麺との相性だったり、
これはなかなかにイイ感じだったわ。

 

 

このバージョンがデフォならイイのにな。
な。な。な。

( ̄▽ ̄)b

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