タンタンの店が出来たとかで、
でも専用店舗ではなく、
夜営業の店を間借りしての昼営業だとか。
よく行ってる人が推してきたので、
気にはなっていての初訪問。
・・・ではあったけど臨休で断念。
再挑戦。
遠州鉄道第一通り駅から東に向かう道沿い、
進むと見えてきます。
夜の店は「ル・フラン」
ブラックボードに店名が記されています。
「っぽい」ってのがくすぐるわ。
日曜定休ではあるけど、
日曜営業や臨休があったりするので、
ちなみにこの日は日曜日。
(※8/12日曜日も営業だそうです。)
閉ざされたドアの向こうに、
新しい何かが待ってるかもだけど、
初入店には勇気がいるわ。
店内は当然ながら夜仕様の造りで、
カウンター5席、
ボックス席2つを設けていて、
厨房はカウンター右奥。
店主とおそらくは奥さんの2人体制で、
この時点ではノーゲスト。
カウンター席だと真横から見られてるようで、
ガン見されてるようで、
小心者の僕は場に慣れてないこともあり、
ドキドキと落ち着かない。
メニューはこちら。
基本のラボタンは決定で、
辛さ、痺れはどちらもイケるけど、
とりあえず加減が分からないので、
辛さ3、痺れ3でイっちゃいます。
【ラボタン(辛さ3、痺れ3)】¥750
店主の説明と共に提供されたるは、
麺がほぼ隠れてしまうほど、
トッピングで満たされた白い器。
ひき肉、青ネギ、カシューナッツ、
そして水菜をたっぷりと。
辛さ痺れは後でも調整してくれるとのこと。
全体をよく混ぜるよう説明があったので、
それに従い箸とレンゲでマーゼマーゼ。
底から現われ出でたる平打ち縮れ麺は、
ソースで染めたがごとくに真っ黒黒で、
白い部分とのコントラストがハッキリ。
更にトッピングごとマーゼマーゼ。
五香(ウーシャン)ラー油、
ホアジャオ(花椒)、タレなど、
しっかり絡めたらいただきます。
平打ち縮れ麺は柔めでもっちりとしていて、
辛さ3は悶絶レベルでなく程良い辛さ、
痺れ3は舌先ピリピリと刺激で、
僅かながらにスーッと爽快感もある。
これは日本の芝麻醬の入ったものとは違って、
香辛料などを多用する中国式といった感じで、
若干醤油をちょい足ししたい気もするけど、
味や香りなどが舌へ蓄積するにつれて、
物足りなさは無くなってきて、
全体を通すと丁度イイ感じがしてくる。
粗めなひき肉の弾力感だったり、
水菜のシャキ!ザク!と食感的変化だったり、
カシューナッツのカリッ!と歯応えだったり、
複合的なものが箸を進めさせる。
ラー油たっぷりで、
ベトベト油っぽい店もあったりするけど、
こちらは気にならなく食べれちゃった。
卓上には黒酢があったので、
これは次回試してみたいな。
あ、あと鶏がらスープ&ライスセットで、
雑炊風ってのも気になる。
うん、再訪必至だな。