開店待ちでベンチに座ってると、
セリフ棒読みのように声を出す店主。
どうやら忘れ物をしたそうで、
券売機が使えないという緊急事態。
スタッフを取りに行かせるのを見る限り、
4月1日なれど嘘ではないみたい。
中に入るよう促されての入店。
店主は開店準備を進めていて、
手書きPOPも慌てつつ仕上げてく。
「天然出汁の旨み全開の・・・」ってホント?
エイプリルフールじゃないでしょうね?
(´⊙ω⊙`)
券売機の調整も済ませ、
ちょっと遅れての暖簾掛け。
【豚そば 一番星】です。
【白醤油そば】¥800
「一人でこそこそやっていた清湯」だそうで、
「とうとう世に放つ」一杯なんだとか。
表情はらしき雰囲気を出しています。
豚白湯をウリにする店の挑戦、
新たなる一杯の最初の一杯をいただきます。
清湯スープに三つ葉茎、ネギが浮かべられ、
チャーシュー、メンマ、味玉、海苔、
白髪ネギ、三つ葉、糸唐辛子を置きます。
ややラフさはあるものの、
最初にしてはイイ感じじゃないかしら?
まずはスープをひと口。
あ!
あ!
あ!
ネーミングに間違いなく、
まさに“白醤油”そばです。
白醤油が前面に全面に強く存在していて、
ほんのりとした甘みよりも、
白醤油タレが濃い目に出ちゃってて、
エンミでややしょっぱめに感じるほど。
ま、ま、ま、頑張り過ぎちゃったかしら?
で、三つ葉の茎がイイ効果を出していて、
香りが白醤油にあっている。
これは好きだわ。
温度変化に伴って、
甘みや薄っすら魚介が顔を出しては来て、
鶏、豚によるベースに弱さはないけど、
熱いうちは白醤油のスタンドプレーって感じ。
合わせるは全粒粉使用の細麺。
パツンとした歯切れ良く、
スープをしっかりと馴染ませていてイイ感じ。
チャーシューは炙りの入った巻きバラ。
厚みを持たせていて、
柔らかいながらも歯応えがあり、
脂の甘みを楽しめる仕上がり。
味玉は半熟の黄身がとろりで、
甘みとコクがある。
ま、まだ調整は必要ではあるけど、
こそこそやってたにしては、
想像以上の仕上がり具合で、
これはちょっと期待したい一杯ではあるな。
豚そばメインの豚骨白湯だけでなく、
選択肢のひとつとして清湯が仲間入りしたら、
年配の人向けにもイケるんじゃないかしら?
とりあえずは限定でリリースする予定らしく、
機会があれば進化の過程を楽しみたいところ。
どうなるものか?
危ぶむなかれ。
イクぞッ!
ダーーーッ!
( ̄Д ̄)ノ