「この前はありがとうございました。」
開店ポールでもって、
ポカポカした陽気ゆえの外待ちも心地良く、
スマホぽちぽちと時間を潰していると、
奥さんがキラキラとした目で、
まじまじと目を見て話し掛けてきて、
マヂマヂ焦る人見知り全開の僕。
人見知り全開ス💦
アルコールの助けが欲しいス💦
限定に興味が湧いたことと、
過日豊橋ナイトで紹介されたこともあり、
顔を出してみようかなと思ったのだけど、
顔を覚えていられたとは思ってはおらず、
ちょいとドギマギマギマギマギー審司。
でっかくなっちゃった!
先日訪問したんだけど、
臨休だったんだよな。
あとでSNS情報に気づいたわ。
リベンジ的要因もあってのサイホー。
【麦の寅 GACHI SOBA DOJO】
そんなこんなで外待ちをしていると、
営業開始前に入店を促されての券売機前。
さてさてさて、
今回は限定の味噌に興味があったので、
迷うことなくポチッとな。
まだ早いくらい時間は余っているので、
そのまま中待合室にてスマホぽちぽち継続。
さ、開店時間となりましてぇ〜の着席で、
セルフで水を用意したりしての調理待ち。
いざいざいざ。
【寒鰤と濃厚生姜味噌拉麺 漬けブリのミニご飯付き】¥1,500
ゴハンものとセットになっての一杯で、
そちらも気になるものの、
まずはラーメンからイクべさ。
【寒鰤と濃厚生姜味噌拉麺】
白き丼に淡き色の茶濁味噌スープ、
ゆえに自家製麺は一部しか見えておらず、
トッピング類は片側寄せにされているけど、
麺線を魅せるまでは至らずで、
やむなしやむなしではあるかなぁ〜
スライスチャーシュー、ラディッシュ、
ブロッコリーはデフォルトらしくも、
そこに白髪ネギ、針生姜、しめじ、
そして寒ブリの身まで盛られていて、
限定でもデフォトッピングを盛るでなく、
限定に合わせたトッピング構成は、
ちゃんと世界観を作り上げて良き良き。
チャーシュー、メンマなど、
レギュラー同様のトッピング使い回しだと、
ちょいと気分が盛り上がらないのよね。
限定に合わせたトッピングは期待が上がる。
上がってきましたよ。
味はどうなんだい?
期待に応えてくれるのかい?
と
まずはスープをひと口。
あ、ああ、そう!
味噌イイなぁ〜
味噌は味噌なんだけど、
エンミでぐいぐい押してくるでなく、
味わいでくくくと押してくるタイプで、
生姜はガツンでなく香らせる効かせ方、
それだけでなくピリッとした辛みがあって、
色々な顔を見せてくる感じで、
単純ではない複雑さが感じられて面白い。
この味噌好きだわ。
合わせるは自家製多加水平打ち麺。
滑らかな肌は柔らかく、
もっちりとした歯応えがあって、
そりゃ、それでイイんだろうし、
目指すものであろうかとは思うんだけど、
何だろう?
全断面柔らかもっちりという感じで、
麺自体にメリハリないというか、
噛み応える喜びがないというか、
なんというか一本調子というか、
訴えてくる響きが弱い気はするなぁ〜
じゃあ、あの店はどうかというと、
そこは扱い方が上手いっていうか、
上手く言葉で具現化出来ないんだけど、
上手いのよ、なんとなくそう思うのよ。
知らんけど。
(。-∀-)
まぁ、味噌との相性は悪くないけど、
まだノビシロを期待出来るんじゃないかと、
そんなことを思ったりのたり。
針生姜を絡めてみると、
これは味変効果として高めで、
香り、辛みが刺激的に作用してくるので、
この使い方は絶妙だわな。
但し、他を差し置いて抜きん出ちゃうので、
主張が強過ぎるきらいはあるかな。
ブリはソテーされたもので、
とにかく脂が抜きん出た旨みを発揮する。
脂旨いぞ。
しめじは味噌と合うのかな?
合うんだろな。
スライスチャーシュー、ラディッシュ、
ブロッコリーも食べる。
これらが必要なものかは分からないけど、
一緒に盛られたものなので食べる。
【漬けブリのミニご飯】
ゴハンもの付きです。
漬けにより醤油は必要なく、
そのまま食べられるし、
ゴハンとも食べられる。
そのままは甘みある醤油ダレで、
漬け自体は浅いような気もするけど、
それよりも醤油のエンミ感が弱く感じる。
ブリの脂がコク深く旨く、
それはそれで旨いのは間違いないんだけど、
脂が強過ぎるきらいもあって、
舌をコーティングするような感じでもって、
醤油感が弱く感じちゃう。
しかもゴハンと一緒に食べるのであれば、
ややしょっぱめでも脂は負けない気はして、
それを山葵じゃ補強出来ないので、
うん、卓上に醤油があったら掛けたい気分。
残るスープを掛けて、
雑炊風にする手もあるかもだけど、
それじゃ勿体ない気もするし、
そのまま頬張っての完食。完スぺ。
ちょいと思うことはあったけど、
味噌スープは好きであったので、
またの機会に食べてみたくは思うんだな。
またの機会に足を運びたく思わせてくれ、
その気になれば・・・かな。
「ありがとうございました。」
「またお待ちしております。」
接客スタイルは気持ちのイイもので、
そこはイイところだよなぁ〜
良き良き。