「あ、あけましておめでとうございます。」
「あ、本年もヨロシクお願いします。」
毎回毎回毎回突然始まるミニコント。
今回はスムース駐車でスムース入店出来る、
僕的には絶好のラッキー訪問で、
それでも色々とね、外観を撮ったりね、
そんなことをしていたので、
早い段階で狙いをつけられていたんだろね、
引き戸が開けられまして、
にゅっと店主アベちゃんが顔を出し、
恒例のミニコント「あけおめ」
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【ラーメン ABE's】
岡本太郎風の文字が好き❤︎
右にある券売機を眺めつつ、
下にある黒板にも目をやる。
食べるべきものはキマッテル!!!!
その限定ボタンもあるんだけど、
PayPayで支払いたい。
対応する券売機ではないので、
決めたものをスタッフに口頭で伝え、
QRコードを読み込んで支払うっていう、
半デジタル半アナログな支払い方法。
チリン!PayPay!
セルフで水を用意しての調理待ち。
【クレソンそば】¥1,300
キンキンに冷えてやがるぅ〜
ケロンパに冷えてやがるぅ〜
楕円の白き器はキンキンに冷やされてます。
このクレソンそばもそうだけど、
この後に続くであろうヒヤチュウも、
これから熱くなる時期には最適快適さ。
てかてかてかさ、
クレソン多くね?
初夏の風物詩「クレソンそば」は好きで、
いつリリースするのさ?
待ち遠しかったりするほどの一杯で、
逆にこれしか食べに来てなかったりで、
そりゃ、ミニコントのようなやり取りで、
皮肉めいた挨拶になるっちゅうもんよ。
そりゃ、そうだ。
とにかくクレソン野菜盛りにしか見えない、
とても冷やしラーメン的なものに見えない。
横から見ると余計にそう思えちゃう。
その上にはじゃこオイルが掛けられ、
ブラックペッパーが掛けられ、
ピンクペッパーがちらほら見えるんだけど、
逆にさ、じゃこが小っちゃくね?
クレソンはもりもりたくさんなんだけど、
じゃこが小っちゃくね?
去年の写真を引っ張り出して比べてみると、
そのサイズ感の違いは明らか。
アベちゃん、小っちゃいですよ。
ちょいとテンションダウンの要因ですわ。
ま、ま、ま、
それはそれとて、
まずはスープをひ・・・ではなく、
クレソンをひと口。
シャクシャク!
パキッ!
ポキッ!
おほッ!
瑞々しいぞ!
相変わらず瑞々しいぞ!
野生のクレソンとは違う、
サラダクレソンだと思うけど瑞々しくて、
茎は結構太く硬そうに見えるけど、
意外や意外に硬くはなくて、
パキッポキッと歯切れ良く、
小気味良き食感が心地イイ。
んでもって、ほろ苦さ。
山葵の仲間らしいんだけど、
辛みよりはほろ苦さの方が前に来る感じで、
そこんとこがお子ちゃまというよりは、
オトナ向けの嗜好かな?といったところ。
あ
以前から思っているんだけど、
甘味、塩味、酸味、苦味、うま味って、
基本的な味「五味」と呼ばれるらしく、
ラーメンもそれらが感じられたりするけど、
苦みを前に出したものって見当たらず、
なんかそういうのってないかな?
作れないかな?
煮干とかマー油とかでなく、
菜の花、春菊、ふきのとうなどなど、
特に春って多く見られる気がするんだけど、
苦みフィーチャーのものって作れないかな?
リクエストした店もあったけど、
未だ実現してないんだよなぁ〜
ムズイのかしらん?
出来ないのかしらん?
(๑╹ω╹๑ )
そんなことを思う今日頃のクレソンそば。
スープ、というかタレを口にしてみると、
甘酸っぱいというか、
甘み控えめで酸味が結構強いもので、
甘酸っぱ酸っぱい醤油ダレって感じ。
これに合わせるは自家製中太平打ち麺。
滑らかな肌をしていてしなやか、
タレをしっかりと馴染ませ、
もちっとした歯応えで食べさせる。
でもこれだけじゃなく、
いわしの削り節も入り込んできて、
旨みを増していく。
スライス玉ねぎもイイよね。
シャリシャリと食感に変化を与えるよ。
クレソンを絡めよう。
たっぷりあるよ、クレソン。
たっぷり合わせにゃ、損損。
甘酸っぱ酸っぱい醤油ダレを馴染ます麺、
そこにクレソンですよ。
ほろ苦さにパキッポキッ食感で、
それはもう、楽しめるったら楽しめる。
食べなきゃ損損クレソンソン!ですよ。
ピンクペッパーは時折絡んでくるんだけど、
意図しないタイミングでの登場で、
弾ける香りがイイんだわ。
よくこれを合わせようと思ったもんだ。
とかなんとかで、
パキッポキッ!
野菜を食べた感満載で、
ミニコントをやったにも関わらず、
食べてる最中は話しかけない店主の配慮、
落ち着いて集中して、
大口で頬張っちゃっての完食ですッ!
あぁ、やっぱクレソンそばはイイよなぁ〜
短い期間での提供ゆえに、
もう今シーズンは食べれないだろうなぁ〜
次は来シーズンになっちゃうだろうなぁ〜
またも「あけおめ」コントやるのかなぁ〜
否、次はヒヤチュウもあるし、
他も食べたい・・・とは思ってるし、
僕自身のことだけど、
次はいつになるのかしらん?
その答えはもちろん・・・
トランキーロ!ってとこで、さ、帰ろ。
「ごちそうさまでした。」
「本年も色々お世話になりました。」
「良いお年をお迎えください。」
スタッフであったり、
お兄ちゃんがクールな視線を保つ中、
店主アベちゃんとのミニコント、
「あけおめ」はここまでがセット。
次はヒヤチュウなのか?
またクレソンなのか?
その答えはキツネ様のみぞ知るんDEATH!