「あ!あけましておめでとうございます。」
「本年もヨロシクお願いします。」
カウンター席に着くと目の前には店主。
もう初夏だというのに、
新年の挨拶を真顔で交わす。
隣客が「は?」みたいな顔をしてたけど、
そんなことは気にしない。
アベちゃんとのいつもの挨拶で、
恒例行事みたいなものだから、
そんなことは気にしない気にしない。
ワカチコワカチコ。
【ラーメン ABE's(アベズ)】
もうそろそろだよな。
って、気にしていたのよ。
5月頃に出される限定が食べたいの。
そうなの。
それに気づいた時は大抵提供期間終盤で、
食べられるか?否か?って、
危ういことが多く、
実際食べ損ねたりもするので、
SNSをチェックし始めていたんだけど、
お友達から提供開始の案内。
店主のSNSでもそう上げられていた。
行ける時に早めに行って食べたい!
執念にも似た気持ちの高まり。
その日になると、
気持ちが萎えてしまって行動が遅く、
後悔することもあるので、
高まりキープで早めに行動だ!
LET'S ら GO!
ヾ(๑╹◡╹)ノ"
道中は長く、
あちこちで渋滞があったりで、
ココロ折れそうになるも、
頑張るよ、
僕頑張るよ。って、
ココロ折れずに頑張っての到着。
遅れたことが良かったか、
ちょうど入れ替わりだったか、
駐車場は1台のみが空いたラッキー駐車。
ツイている。
10分ほどの外待ちを経て、
促されての入店で券売機前。
色々ありますが、
狙うのは本日の限定にある。
ちゃんと書かれている。
ポチッとな。
スタッフに食券を渡し、
カウンター席へ促されての冒頭のやり取り。
食べたかったのですぞ。
【クレソンそば】¥1,200
たっぷりだぞぉッ!
クレソンがたっぷりだぞぉッ!
ちょこっと添え物の扱いでなく、
これが主役となる一杯ですぞ。
たっぷりクレソンにじゃこオイル、
ワンポイント的に働く赤きピンクペッパー、
その下にはいわし削り節、スライス玉ねぎ、
そして麺が潜んでいる。
タレを口にしてみる。
甘みは控えめに、
酸味は結構強めの甘酸っぱい醤油ダレで、
爽やかな印象がある。
早く合わせて食べてみたくなるけど、
その前にクレソンを摘まんでみる。
ポキッとした食感で、
瑞々しさの中からほろ苦な風味が広がる。
清涼感のあるほろ苦さってとこなの。
麺を引き出してみると、
現れるは自家製という中太平打ち麺。
もちっとした食感で、
甘酸っぱいタレが絡んでいる。
クレソンも絡めちゃう。
ほろ苦さと食感が刺激となり、
大口で頬張りたくなる。
削り節なども絡んでくるとその旨み
スライス玉ねぎのシャリシャリ食感など、
そのひと口ひと口に変化が生まれ、
なかなかイイのですよ。
イイの。
ホールのピンクペッパーはたまに現れ、
その爽やかな香りがアクセントとなる。
にしてもクレソン多いな。
結構量があるので、
上手く配分を考えながら麺を食べないと、
クレソンクレソンの連続攻撃になっちゃう。
麺との配分は大事よ、大事。
そんなこんなで食べ進め、
モチのロンで完食。
タレが後を引くので、
ちょいちょいと口にしては余韻を楽しみ、
またちょいちょいと口にして楽しみ、
程々にしての終了。
クレソンはおそらくは5月限定、
6月からは和風冷やし中華をやるだろうし、
そちらもまた楽しみに狙ってみたいし、
そろそろ通常レギュラーも食べたいし、
その前にもうちょい足を運ばにゃ!だし、
ま、でも恒例のひと言、
「よいお年を。」
そんな言葉を発しつつ席を立つと、
店主アベちゃんがカウンター越しに告知。
「間借りでうちの青木がやります。
水木夜にやります。」
「え?来いと?」
スタッフの青木クンが水曜木曜の夜、
間借り営業をやるんだと。
調べてみると、
5月15日(水)を初回とし、
毎週水曜日と木曜日、
18:00〜20:00の夜営業をするらしい。
どんな一杯が食べられるのか?
今後の飛躍なる一杯が食べられるのか?
オリジナルたる一杯が食べられるのか?
応援したい気持ちはあるものの、
静岡市での夜営業はキビーな。
食してみたい気持ちと格闘しなきゃ!
どちらにしても頑張って☆