レギュラー麺を食べようかと、
そう思っていつも向かうんだけど、
限定が出されていると、
ついついそちらに気が向いちゃって、
レギュラーじゃないものを頼んじゃう。

 

 

今回こそレギュラーにするつもりで向かう。

 

 

 

【ラボラトリー】

（浜松市中区板屋町102-1）

 

 

 

 

店頭案内を見て迷い、
入店してからも迷い、
どうすべし？と迷い、
レギュラーはいつでも食べられる、と、
自分に言い訳をして限定麺を注文。

 

 

海鮮丼もイっちゃえ！と注文。

いつも通りの流れじゃん！
一緒じゃん！

 

 

(〃ω〃)

 

 

 

 

 

 

 

【由比産 焼き桜海老のラボタン塩（辛さ2、痺れ1）】￥1,100

とにかく桜エビがたっぷりぷりっぷり。

焼き桜エビなので、
生のものと比べると若干茶色みがかり、
香ばしき香りが立ち上がってきますぞ。

水菜、青ネギなど定番アイテムの他、
赤タデ、乾燥あおさなども入ってますぞ。

 

 

 

 

 

まずはスーｐ・・・桜エビを食べたいよね。

焼きが入っているので香ばしく、
カリッと食感も生と比べると高まっていて、
でも焼き過ぎずではあるので、
中は生っぽさも残しての甘さもある。

 

 

麺の下にはタレなどが入っているので、
しっかりと混ぜ合わせるんだけど、
その前にトップの具材、唐辛子など、
先に先に先にざざっと散らし混ぜ、
そこから全部を混ぜ合わせる。

このひと手間が早く混ぜ合わせるコツ。
と、僕は思っている今日この頃、
皆さま、いかにして混ぜてますか？

麺屋棣鄂の平打ち麺は縮れさせていて、
具材がだいたい散ったなら食べ時。

艶のある肌、
ぷりっとした弾力の麺に旨さが絡み、
ガツン！とした味付けではなく、
淡く薄く物足りなさは否めないものの、
桜エビの香り、旨み、
エンミが加わるとちょうどイイ感じになり、
もちっとした食感に、
桜エビのさくっとした食感も加わり、
味わいと食感を楽しめる。

辛さ、痺れは抑えめの2、1にしたけど、
このくらいが素材の良さを殺さず、
繊細な味を壊さずにイイ程良さかな。

 

 

 

普通は同時提供なんだけど、
お願いして後提供のゴハンもの。

 

 

 

【贅沢丼】￥1,580

提供あるなら食べておきたいラボの海鮮丼。

組み合わせ可能で2種、3種と選べるけど、
真鯛、桜エビ、しめ鯖、スルメイカと、
この日は豊漁なラインナップで、
あれやこれやと迷っちゃって決めれず。

そういう時は全種載せた贅沢丼にすべし。
そういうことで4種丼です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が

 

店主が何やら気になることを言う。

桜エビだ。
由比の桜エビらしいんだけど、
一匹だけ違うエビが紛れているんだと。

あぁ、確かに一番上にそれが置かれている。
白いエビだ。
他と比べても明らかに違っての白。

 

 

 

白エビ？

 

 

 

詳しくはないけど、
白エビっていったら富山県が有名で、
てか、富山県のそれしか知らないし、
調べでみると、
「富山湾の宝石」とも呼ばれるそうで、
やっぱ白エビっていったら富山県でしょう。
それがなぜ由比の桜エビの中に紛れてる？

いや、これは実は桜エビなんだけど、
遺伝子異常による色素欠損のアルビノか？

思い当たることを店主と話をするも、
店主自身も分からず、
魚屋さんに問い合わせても分からず、
でもアルビノの桜エビだとしても、
大きさも違うし、
実際に白い桜エビはたまにいるらしいし、
白エビっていったら富山県らしいし・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モヤモヤしてるんだけど、
まぁ、それはそれとて、
目の前に提供されたんだから食べちゃお！

 

 

 

えい！

パクッ！

 

 

 

あぁ、へぇ、ほぉ、なるほどぉ〜
甘いね。

桜エビは殻も旨みのひとつだと思うけど、
これは殻は硬くて食感強く、
殻の旨みってなものは感じず、
それよりもその中身が甘く、
甘みが強くて桜エビのそれとは違う感じ。

 

 

 

 

 

何だったんだろう？

 

まぁ、もうお腹の中に入っちゃったので、
証拠は無くなったので知らんけど。

桜エビはシャリッと殻の旨みをも感じ、
甘みはもちろんエンミも含んでる感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、そうそう、
ラボラトリーで提供される海鮮は、
出汁醤油の提供もあるんだけど、
まずはまずはまずはそのまま食べてみ？

他で提供される海鮮、刺身とは違うから。

臭みはないし、
そのものの旨みを感じられるから。
騙されたものと思って一度は食べてみ？
てか、ラボラトリーで一度は食べてみ？

 

 

スルメイカは刻み包丁が入れられていて、
柔らかくも少しコリッとした食感で、
噛むほどに甘みが感じられる。
甘いなぁ〜

 

 

鯛は鯛。

香りがイイなぁ〜

 

 

しめ鯖の酢は強くなく、
ほんのりと効かせてあって、
そこから滲み出る脂の旨みがイイんだな。

この効かせ加減は絶妙よ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラボラトリーで提供される海鮮は、
まずはまずはまずはそのまま食べてみ？

海鮮を出す料理店のプロの調理師が、
その仕事ぶりを確認しに来るらしいから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、でもなんだかんだ言っても海鮮丼。
出汁醤油を掛けるのさぁ〜
山葵も使っちゃうのさぁ〜
ゴハンと共に頬張っちゃうのさぁ〜

そりゃあね、そうだよね、完食だよね。
完食にキマッテル！！！！

 

 

 

チリン！PayPay！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、店主から連絡をもらう。

白いエビは白エビらしい。
富山で多く水揚げされるけど、
駿河湾でも生息確認があるそうで、
レアな一尾を食べさせてもらったみたいで、
つまりは、
今回の贅沢丼は5種丼だったってみたい。

 

 

 

満足度であったり、
知識であったり、
経験であったり、
色々と得ることが多い店なんだわ。

 

(￣∇￣)b