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らぁ麺 もち月【わんたん塩らぁ麺】@静岡市清水区

投稿日:2023年12月22日 更新日:

 

神奈川の超有名店、というか、
日本一とも称される超有名店であったり、
静岡市にあるあの兄弟 ’sの店であったり、
記憶が確かならばこの地の店であったり、
いくつかの経験を経て、
いよいよ新たなる店が出来たので、
そりゃあ、期待値高まっちゃうよね?

って感じなんだけど、
なかなか足が延ばせずにようやっとの訪問。

 

 

 

2023年10月2日オープンの新店。

 

 

 

【らぁ麺 もち月】

(静岡市清水区押切1434)

らぁ麺 もち月の外観2

らぁ麺 もち月の外観1

北街道沿い、
以前もラーメン店があった場所で、
ある意味、おかえりなさいって感じかしら?

 

 

週末のこの日、
30分前の到着だったんだけど、
既に店頭には列が出来ていて、
それを目にしつつ、
店頭と建物横に名前が入る駐車場があり、
まだ余裕があるそちらへとスムース駐車。

FOXサインでもしておこう。

らぁ麺 もち月の駐車場

列の最後尾に着くは6組、7番手の位置。

おりょ?
小さな車でどこまでも行く方がポールで、
訊くと1時間ほど前の到着だとか。

なかなか早いですなぁ〜

らぁ麺 もち月の外観3

らぁ麺 もち月の営業時間

 

 

暫し歓談をしつつの開店待ちで、
直前にシャッターが開かれ、
暖簾が掛けられての開店。

らぁ麺 もち月の外観4

 

 

店内は左に厨房があって、
カウンターは6席、
通路を挟んで小上がり3脚があって、
僕はカウンターには着けず、
靴を脱いでの小上がり席へ。

厨房周りは黒で落ち着いた感はあるも、
BGM代わりのテレビがあったりで、
ミスマッチ感はあるかな。

 

 

 

 

メニューはこちら。

らぁ麺 もち月のメニュー

醤油が前にあるんだけど、
修業先のことが頭をかすめるので、
塩をイってみようかな、と注文。

相席となった若人は礼儀正しく、
気持ち良く調理待ち。
見習いたいものだわ。

らぁ麺 もち月の内観

 

 

 

 

 

【わんたん塩らぁ麺】¥1,350

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」

 

 

 

藍グラデの丼に透明感あるスープ、
そこに収まる細麺、
チャーシュー2種、穂先メンマ、ワンタン、
仕上げに白ネギ、三つ葉、柚子皮を置く。

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」

 

 

三つ葉上に柚子皮を盛るなんて、
慎重で丁寧な仕事ぶりが伺えるけど、
麺線次第で魅せ方が変わる気もするな。
ちょいとごちゃついた感がある。

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」トッピング

 

 

それはそれとて、
まずはスープをひと口。

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」スープ

アツアツな熱攻撃からの入りで、
層を作るほど油に頼った感じではないので、
ヌメることなくクドさは感じない。

鶏が主体ではあると思うんだけど、
それだけでない力強さもあって、
豚なども入ってるのかしらん?
そんな動物系に魚介の旨みを重ねてあって、
塩をキリッと効かせた旨みあるスープ。

ふた口み口と重ねたくなるってもんです。

 

 

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」麺

合わせるは低加水細麺。

掛川さすけ製麺所のものだそうで、
肌は滑らかでしなやか、
スープの旨みをしっかり馴染ませ、
麺の甘みをも加えて食べさせる。

浮かんだ焦がしネギは僅かな量なので、
目立ち過ぎずの香ばしさを加え、
イイ感じに働いているな。

白ネギを絡めるとジャキジャキと、
食感に変化を加えてくるものの、
スープと麺の作る世界観が気持ちイイので、
若干邪魔をするような気がしないでもなく、
何か違うものはないだろうか?とは思う。

 

 

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」チャーシュー

チャーシューは巻きバラなんだけど、
厚みがあって脂もそれなりの存在感で、
あっさり塩味だと結構目立つ。
舌をコーティングするかのようで、
脂に持っていかれちゃうなぁ〜

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」チャーシュー

チャーシューでラーメン自体の印象って、
結構変わっちゃうと思うし、
他店ではよくあったりするんだけど、
酸化したものだったりするとよりそうだし、
こちらは酸化はしてはいないけど、
脂が気になっちゃうなぁ〜

穂先メンマはシャクシャク。

 

 

 

で、ワンタン。

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」ワンタン

皮は大きめで、
餡は大きい見た目ではないんだけど、
口にしてみると、
ぷっくりとした餡でもって、
肉肉しさを感じるほどの存在感で、
憎々しさも感じるほどに主張してて、
ちゅるんな皮が喉越しまで余韻に関わり、
これ、ワンタンだけで良くね?とすら思う。

チャーシューは世界観を若干崩すのに対し、
ワンタンはスープとの相性もイイので、
チャー抜きワンタンメンでも良さげで、
アリ寄りのアリって感じだなぁ〜
そんな気がするなぁ〜

 

 

どこかに潜んでいた柚子皮が現れ、
爽やかな香りでブレイク。
この僅かな量がアクセントでイイんだろな。

 

 

 

 

 

そんなこんなでの食べ進みで、
温度低下によってやや丸みが出てきて、
膨よかさが増したような気がする。
こんな変化もイイよなぁ〜

押し付けがましい味ではなく、
すっと馴染むようで、
エンミの蓄積なく、
まだまだ飲んでいたくなり、
ゆっくりと丼を傾けての飲み干し、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。

らぁ麺 もち月「わんたん塩らぁ麺」完スぺ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遠いところからありがとうございます。」

 

 

店主は厨房で調理していたんだけど、
怪しげな横顔に気づいたようで、
後客へ提供がてら声を掛けてくれた。
お久しぶりなのに覚えていてくれたのねん。

 

 

「あ、おめでとうございます。」

 

 

突然の声掛けだったので、
上手い返しが思い浮かばずで、
普通のお祝いの言葉となってしまったけど、
でも、それが一番イイ言葉かなぁ〜

それと併せ、
この素直な感想の記事を贈ります。

 

 

 

 

 

望月さん、開店おめでとうございます。
もっとワクワクさせてくださいませませ。

 

( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

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