喰らいたいじゃないですか!
味わって食べるのもイイけど、
一心不乱に食べる、
無我夢中に喰らうのもイイじゃないですか!
そんな気分高まって、
となると、
まさかに行きたくなるじゃないですか!
【ラーメン山 まさか】
昼時を前にしての到着で、
アンのジョーですな、
6台ある駐車場はいっぱいで、
ま、でもちょっと待てば空くよな気がして、
待ってみるとその通りでもって、
アンのジョーでのラッキー駐車。
店頭の案内を見ると、
既に冬の限定麺の提供が始まっている。
急いでPOPを製作したのか、
「Fyukara」になっちゃってるけど、
ヒュカラではなく、
【Fuyukara】フユカラですぞ。
店内は逆L型のカウンター8席、
2席×2脚のテーブルがあって、
駐車場の割に中は余裕がある。
右にある券売機を眺めると、
すぐさま麺量300gでイイか訊かれるので、
大丈夫と答えつつ、
フユカラをポチリ。
セルフで水や箸などを用意しての着席で、
辛さは2辛でお願いしての調理待ち。
提供直前に「ニンニク入れますか?」
声が掛かるので、
「お願いします。」と答えます。
【Fuyukara(2辛)】¥1,100
赤き赤き赤き妖しき赤が誘うのよ。
そそってくれるじゃないか!
おどろおどろしい赤いスープ広がる中、
もやし、キャベツから成る山が盛り上がり、
頭頂部には背脂、糸唐辛子、
山に寄り添うように分厚いチャーシュー、
山裾に刻みニンニクを置いている。
そそってくれるじゃないか!
スープは20時間以上炊き上げているそうで、
濃厚たるこってり豚骨白湯。
とろっと舌を包み込むように粘度濃厚で、
仄かに甘みから突き刺すような辛み、
そして味噌の風味が感じられる。
基本のノーマル「ラーメン山」だと、
これから加わる背脂で重めに感じるも、
辛みでシャープに引き締まるので、
さほどそうは感じないのがこの一杯の良さ。
辛みイイのよ。
旨さとのバランスもイイのよ。
2辛くらいが僕的にはちょうどイイ。
ここに合わせるは加水低めの極太平打ち麺。
この麺が悪いんだ。
暴力的な麺なんだ。
ごわごわと荒ぶり、
もちっとした歯応えがあって、
スープとしっかり一体化していて、
その旨みを伝えてくる。
もやしなどが絡んできて、
シャキザクと食感に変化をもたらし、
と同時に食欲をも刺激し、
辛みも同様に。
刻みニンニクは全体に均一に混ぜるでなく、
ランダムに絡んでくるようにしたので、
そちらもまた香りが食欲を刺激してきて、
自然と大口で頬張りたい気持ちとなり、
野生の血が騒ぎだす感じがする。
チャーシューを挟むよ。
分厚いチャーシューで、
脂身もまた厚いので、
クドさを感じさせるものかと思いきや、
柔らかさはあるけどトロけるものでなく、
甘みが感じられて良かった。
赤身部分は柔らかくも噛み締め感があり、
醤油の染みもしっかりとしていて、
うん、チャーシューも良かった。
脂は気になってこずの食べ進みで、
あれ?
麺量300gもあったの?
お腹が空いていたこともあるし、
辛みによる刺激もあったせいか、
ストレス無く食べれちゃって、
その呆気なさに気持ち的盛り上がり前で、
若干物足りない感じでもっての完食。
ありゃありゃりゃ
すんなり食べれちゃったな。
やっぱ冬の限定麺「Fuyukara」はイイな。
ノーマルよりも刺激的で、
カプサイシンにより新陳代謝も活発化し、
体が温まるんだな。
またお世話になると思います。
( ̄∇ ̄)b